文字通りプラチナな単語集

HUMMERさんの新刊が出ました。

『TOEIC L&Rテスト 本番そのままプラチナボキャブラリー』。略して『プラボキャ』。

プラチナシリーズの中でも、Ｂ６サイズ（18.2cm×12.8cm）は初めてです。持ち運びに便利でどこでも勉強が出来る単語集です。

TOEIC対策の定番単語集である『金フレ』は単語と例文・コロケーションですが、本著はTOEICの単語集としてはおそらく初めてとなるパートごとの構成で、頻出の単語とともにTOEICの典型的な出題形式にも慣れることができます。

どちらがやり易いかは、学習者の現在の英語レベルや目標、その人の性格にもよりますので何とも言えませんが、私は音読で英語力を培ってきたタイプなので、非常に私好みです。大学受験の参考書だとZ会の『速読英単語』と似たタイプでしょうか。

書名通り本番そのままのパート３・４のスクリプトは、音読の格好の教材となります。私は2012年11月より、パート３・４の各１セットのスクリプトの音読を10回ずつ・計20回の音読を５年３ヶ月以上一日も休まずに音読していますが、本著も毎日繰り返す予定です。

難単語も含まれていますので、すべてのレベルの人にとって有益有効な単語集と言えます。しかし、どんな素晴らしい内容の参考書や問題集が出ても、それをやるかやらないかは本人次第。いつまでも新品同様なきれいな状態のままでは英語力は伸びません。その著者以上に詳しくなるくらい一冊を使い倒せるか。すべてはそこにかかっています。

これから『金フレ』と双璧をなし定番となっていくであろう『プラボキャ』。私は明日の公開テストは所用で受験できませんので、次回受験予定の５月までは、TOEIC対策はこの『プラボキャ』に絞って勉強をしてまいります。