英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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思い出の英文

2009年05月28日 | 英語勉強法
教材研究の一環として、私自身が高校3年の時に購入した母校早稲田大学政治経済学部の赤本を開いてみました。

“All day and everyday ~”で始まる1989年の大問1は、情報の取捨選択をテーマにしたもので、情報に圧倒される今日の社会を見据えていたような英文。

当時、実力不足で浪人した時、「早稲田政経の過去問英文を徹底的に音読しよう」と決意。この英文も、諳んじることができるまでに音読しました。

約20年ぶりに読む英文は、脳細胞に自然に取り込まれていく感覚でした。若い頃に覚えたものは、何年経っても忘れないものですね。。
何故か、この英文とは縁が深く、早稲田政経3年時に選択した英語の授業で使われた教材が、この英文がそっくりそのまま序章に収められているものでした。初回の授業終了後、担当教授に駆け寄り「この英文は数年前に本学部の入試問題に出題されたものですよね?」と尋ねると、「お~、よく気付いたね。実はあの問題、私が作成したんですよ」とその教授は言われました。思わぬ“再会”に感動を覚えたものです。

TOEICまであと3日。私の英語力の原点の一つでもあるこの英文を、当日まで音読したいと思います。


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2 コメント

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Unknown (k2)
2009-06-07 14:06:17
はじめまして。TEX加藤さんのブログから訪問しました。

>「早稲田政経の過去問英文を徹底的に音読しよう」と決意。この英文も、諳んじることができるまでに音読しました。

かっこ良すぎます!私も飽くなき精神でオバマの就任演説を暗唱していますが、とても励まされる記事でした!
10年たっても覚えていたいです。そのために脳細胞にたたきこむことにします(笑)

そして問題作成者を見抜いてしまったところがさらに心を動かされました!何事もアマとプロとでは同じ題材を使っても、その結果生じることがかけ離れていますね。
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Unknown (fukken)
2009-06-07 20:01:52
♪k2さん♪
こちらこそ、はじめまして!
若い頃に集中して取り組んだり覚えたりしたことは、忘れてしまうことはありませんよね。その当時やっていたことが必然のためであり、苦痛に感じていなかったからだと思います。

私は今37歳ですが、20年後に、今やっていることが“若い頃のこと”と言えるように、楽しみながら努力を続けていきたいと思います。
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