初任給が支給される時期ですね。今朝のニュースでも、初任給で何を買うか、街中での新社会人のインタビューが取り上げられていました。
今年の初任給の平均は約27万7300円だそうです。そこで気になって、私が大学新卒で勤めた八十二銀行の初任給を調べてみました。
私が入行した1996年の大卒初任給は174,000円でした。確か、都銀も地銀も一律同じだった記憶があります。現在は、勤務地制限なしの四大卒で230,000円。しかし、時代の趨勢でしょうか。来年の4月から280,000円に引き上げると、昨年10月に発表されました。
1996年4月 174,000円
2026年4月 280,000円
30年前から実に106,000円のアップ⤴。物価上昇はもちろんですが、少子化で超売り手市場の今だからこその金額ですね。私が就活した大学4年時の1995年度は初めて「就職氷河期」という言葉が使われた超買い手市場でしたから、この金額も当たり前だったんでしょう。
その初任店で、営業担当エリアのお気に入りの場所で撮影した写真。当時、入行3年目の27歳で、結婚して、ちょうど転勤の辞令が出た時に記念で撮ったものです。この頃から初任給は大幅にアップしているご時世ですが、背景に写っている中央アルプス・将棋頭山は現在と全く変わっておりません。変わりゆくもの、変わらないもの。その狭間で人生は紡がれていきます。
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