英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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袋小路の英文法

2013年03月05日 | 指導現場にて
年度末の3月。高校1年生は一通り英文法を学び終えましたが、知識が断片的であり、有機的に結びついていません。つまり、英文を読み、聴き、書き、話すための道具であるはずの英文法が、文法問題を解くためのものだと勘違いしてしまい、単発的な知識にしかなっていないのです。

これは私も経験してきました。結局英文法の本質は何なのか?何のために英文法を学ぶのか?生徒たちの気持ちがよく分かります。そこで、生徒たちには『英文法講義の実況中継』を紹介しています。本著は、私が高校生の頃に発売されて以来、厳しい大学受験参考書のレースを生き延びて来た秀逸の一冊です。
   
私も何度も読み返しました。文法を学ぶ意義が分かり、知識が縦横無尽に結びつくのを実感できますので、大人が英語をやり直すときにも、入口の一冊として最高です。

英文法といえば、大学入試を意識し始めた時、青春出版社の『試験に出る英文法』もやりました。『試験に出る英単語』『試験に出る英熟語』と併せて、『試験に出る』シリーズ三部作と呼ばれていました。3冊をやり終えた頃、早稲田が手に届くところまで来ていました。
参考書や問題集は恋愛といっしょで、第一印象やフィーリングが大事です。いくつか手にとってみて、ビビッと電気が流れたら、その一冊と心中するくらいやりこむことをお勧めします。

私の場合、“運命の一冊”に出会う前に、余りにも多くの参考書に浮気しすぎて、大学入試が終わった時はトラック一台分のほぼ未使用の参考書や問題集がたまっていて、リサイクル業者の方に引き取ってもらう時、呆れられました。大袈裟ではなく、本当です・・・(汗)。


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