英語道(トラスト英語学院のブログ)

長野県伊那市の英語塾「トラスト英語学院」の塾長ブログです(^^)/
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海外は意外に近かった

2020年09月25日 | 指導現場にて
高3生たちは指定校推薦の学内選抜が本格化し、今シーズンの大学受験もいよいよ佳境に入っていく感じがします。生徒たちの話を聞いていると、日本の大学を受けずに海外留学を目指している友達もいるとか。今では当然の選択肢の一つとして海外留学は考えられますが、30年前の私の高3時代には、まずもって考えることができませんでした。

高3の夏、親友のクラスメイトがいきなり「高校を一年間休学して、カナダに留学する」と言ってきた時は、「ぶっちゃけ日本の大学入試から逃げるのか?」という偏狭な考えすら持っていました。一年後、彼が帰国した時、浪人していた私は他の友人と一緒に成田までお迎えに行きました。初めて足を踏み入れる成田空港。もちろん、パスポートなんか持っていません。空港内に入るための身分証明書は代ゼミの学生証。「なんでこんな遠いところまで、高い金払ってわざわざ来なきゃいけないんだ?」とさえ思いました。

大学入学後も、バイト先の慰安旅行でハワイに行く計画が出た時も、海外へ行くことが想像できない非現実感が勝ってしまい、結局、そのバイトも辞めました。英語を勉強していたのに、典型的な xenophobia(外国嫌い)だったのです。

しかし、大学2年の夏休み前、早稲田ではよくあることでしたが、300人以上を収容する大教室の机に大量のチラシが置かれていて、その一部に目が止まりました。格安海外旅行です。そこにはイギリスが載っており、「英語を勉強してきた自分にとって最初の海外旅行はイギリスだ!」と決心し、夏休みに初めての海外旅行に出かけました。以降、大学時代に3回、社会人で5回海外に行き、最終的には一年間留学してアメリカに暮らしたわけですから、人生どうなるか分かりませんね。

タヒチ・ボラボラ島にて(27歳)


ワシントン大学留学 インターンの同僚たちと(30歳)

私の海外渡航歴

1993年9月 イギリス、スコットランド
1993年12月 アメリカ(グアム)
1994年8月 タイ
1996年2月 シンガポール、マレーシア、タイ
1997年11月 マレーシア
1998年9月 アメリカ(サイパン)
1999年2月 タヒチ(ボラボラ島)
1999年11月 マレーシア、シンガポール
2001年9月 アメリカ(シアトル・1年間留学)
2015年6月 アメリカ(シアトル)

今言えることは、海外は意外に近かったということです。アラフィフの私がそう感じるのですから、私よりも若い人たちにとれば、はるかにもっと身近なはずです。留学の形態も多様化していますから、あらゆる選択肢を考えられるといいですね。


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