ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

謎の膝痛

2006-11-29 21:57:34 | ジョギング
晴れ。

実は先週から意味不明の膝痛に悩んでいる。
先週の日曜日に8キロ走った。
ちょっと無理をしたかなとは思ったけど、普段と変わりはなかった。
ちょっと膝に張りはあったが月曜、火曜と普通に過ごした。
ところが水曜日の明け方、寝返りも打てないほど膝が痛くなった。
その日は階段の上り下りもままならない始末。
整骨院の先生は、知らないうちに痛めていた箇所が悪化して傷が大きくなったのではないか、とのこと。
結局先週はずっと痛みが残った。

今週に入ってだいぶ回復してきたがまだ痛みは残ったまま。
なんだかついてない。
12月16日の10キロレースに黄色信号が灯っている。

J1第33節 FC東京対浦和レッズ(調布・味の素スタジアム)0-0

2006-11-27 22:39:07 | サッカー
しかし驚いた。いつものようにキックオフの2時間ほど前に自転車でスタジアムへと向かった。
いつもの交差点を渡ろうとしたら赤い集団がスタジアムへと続く歩道をぐるりと取り囲んでいる。
見たこともない光景に思わず「なんじゃこりゃ!?」とつぶやいてしまった。
恐るべし浦和。しかしそれもさもありなんだろう。
この試合に勝てば最終節を待たずして文句なしの優勝。J2落ちという苦難を乗り越えての悲願の初優勝となれば
その瞬間を一目見ようとこれだけ集まるのもうなずける。ましてやあの浦和のサポーターである。
味スタは完全にアウェイの浦和レッズに乗っ取られた格好となった。

我々にしてみればホームでの胴上げは何としても阻止しなければならない。
しかし仮に浦和に勝ったとしてもガンバが負けるか引き分けてしまえばやはり目の前で胴上げされてしまう。
そんなことにでもなれば、引退を表明している三浦文丈の引退挨拶も、
監督選手たちの感謝のセレモニーも優勝騒ぎにかき消されてしまう。
他力本願もあるが、優勝は阻止しなければ、聖地を死守しなければという悲壮感が、ま、多少はあった。

彼我の力の差は歴然としている。安定した守備力と決定力を持ったストライカーを擁して
年間を通して安定した力を発揮した浦和と、失点の多さと決定力不足で勝てる試合をたびたび落としてきた東京。
毎試合5万を超えるサポーターを集める動員力に対して5万のキャパに半分を集めるのがやっとの東京。
ピッチの中も外も圧倒的に向こうのほうが力がある。

そんな相手を真に受けてがっぷり四つに組んでも仕方ないじゃないか。
向こうが優勝をかけて鬼気迫る形相で迫ってきても、我々には失うものは何もないのだし
肩の力を抜いてもっと純粋にサッカーを楽しんだほうがいいじゃないか。
そんな気持ちにさせられたのは、ゴール裏コールリーダーたちの楽しいコールによってだった。
振りつきで歌った「スタジアムへ行こう」でホームスタンドの雰囲気は一挙に和やかなものになった。

所詮は優勝も降格もないけれども、ここまできたら存分に楽しんで、
そんな楽しい雰囲気の中でフミタケを送ってあげよう。
一生懸命サポートはするけど東京らしくこの注目の一番を戦おう。
それで負けて浦和の優勝を見ることになってもそれはそれで仕方がない。来年への糧にしよう。

東京のキーパーは何とこの大一番にリーグ初先発の塩田。
土肥のリーグ戦連続出場記録をストップさせての初先発だが、地道に努力して自らの力で勝ち取った先発の座。
塩田はフミタケのユニフォームを下に着込んでいるのをサポーターに披露してくれた。
NHKが総合テレビで全国中継。解説は両チームで指揮を取った原博実氏。
緊張と弛緩のなかでキックオフ。

序盤からのびのびと攻めていったのは東京。自慢の右サイドを石川が跳ねるようにドリブルしていく。
浦和はいつもの鋭さを欠いている。優勝への大一番でさすがに硬くなっているのか。
何となくサポーターの雰囲気そのままに硬い浦和とのびのびと自分たちの持ち味を発揮する東京。
浦和は東京のサイド攻撃に両サイドが下がり5バック気味。中盤で数的有利を活かして東京に高い位置で再三ボールを拾われる。
攻守の切り替えの速いスリリングな展開となった。
守ってはジャーンがワシントンを抑え、今野が渾身のボール奪取。奪っては石川が、馬場が、梶山が走る。
思わず04年のナビスコ決勝を思い出す。

後半も東京が押し込んだが、浦和もカウンターからチャンスを作る。
山田のシュートに塩田が飛び出してゴールが無人になるが、ボールはぎりぎりそれていく。
小野が入ってから浦和は前ががりになってくる。ワシントンのシュートを塩田が足でかろうじて弾く。
カウンターで応酬する東京。今度はノリオの強烈なシュートを山岸が弾く。
ひりひりとした時間が流れる。
時間の経過に伴って、終盤ガンバが同点と伝えらたのか浦和がセーフティになる。
このまま引き分ければ浦和の優勝である。らしくない守備的な浦和。
優勝のプレッシャーとはこういうことなのか。

果たしてスコアレスのままタイムアップ。瞬間浦和のゴール裏は静まり返った。
このままガンバが引き分けなら優勝は浦和だが、電光掲示板で知らされた万博の結果は3-2でガンバの勝ち。
首の皮一枚で我々は浦和の胴上げを見ずに、ガンバは最終節まで持ち込み、そして京都はJ2に降格が決まった。
スタジアムにいた我々はその時はロスタイムでのゴールとは知らなかったが、
劇的なあまりにも大きなマグノ・アウベスのロスタイム弾だった。

おかげで東京の最終節のセレモニーはつつがなく行われた。
フミタケの引退スピーチには浦和サポーターからも暖かい拍手が送られた。
ありがたいことだ。
フミタケのために意地を見せた選手たちには敬意を表したい。ただあと一歩決定力がなかった。
それは来年への大きな課題だ。

浦和にとってもこれでよかったのではないか。苦しんだ分だけ喜びも爆発するだろう。
ホームで大勢のサポーターとともに優勝を分かち合える方がきっと幸せだ。
ガンバには東京は最低の仕事をしたのであとは自力で頑張れとしか言いようがない。

点が入らなくても楽しめるゲームがある。これがサッカーの魔力かもしれない。

フミタケありがとう

2006-11-25 11:41:47 | サッカー
晴れ。

FC東京の三浦文丈選手が引退を表明した。
報道によると「余力のあるうちに、華のあるうちに愛着のあるチームで引退したかった。他のクラブに移るつもりは全くなかった」と語っていた。
Jリーグ発足時からの選手がまた一人引退する。日本のサッカーは確実に次の時代へと向かいつつある。

フミタケは僕よりも4歳下だがほぼ同年代といっていい。
アマラオが移籍した後、東京の最年長選手として、同世代として僕にとって希望の星だった。

僕らはフミタケがいつも胸のエンブレムをこぶしでぽんぽんと叩くとき、
「気持ちで闘うんだ、気持ちはいつもチームとともにあるだ、みんなで闘おう」というメッセージを受け取った。
そんなフミタケに勇気をもらった。フミタケの頑張る姿を見て俺も頑張らなきゃなと思った。

Jリーグ出場295試合。300試合出場の金字塔を前にしての鮮やかな引き際に敬意を表したい。フミタケらしい幕引きだ。
志半ばで別の人生を歩む選手も多い中で、引退の直前まで現役でトップリーグのピッチに立てるフミタケは幸せだし、
それを全うしたすばらしいプレイヤーだった。
今後は指導者としての道を歩むという。ぜひとも今度は監督としてJリーグの舞台に戻ってくることを願ってやまない。

最後のホーム試合、浦和の優勝云々ではなくフミタケのために明日は勝とう!

フミタケ、長い間お疲れさま。第二の人生も実り多いものとなるよう祈っております。

J1第32節 FC東京対横浜F・マリノス(調布・味の素スタジアム)1-2

2006-11-23 21:35:35 | サッカー
曇り。

優勝も降格も関係のない一戦。
同じ勝ち点で並ぶ両チームだけに勝てば相手よりも上にいけるというのがとりあえずのモチベーションか。
スタジアムの空気もどことなく緊張感に欠けていて静かな幕開けとなった。
開始直後に立て続けて3つのCKを得るなど序盤は東京が優位にゲームを展開した。

それにしても低調なゲームだ。お互いにこの順位にいるのも仕方のないような前半のゲーム内容。
パスの精度、ポジショニングの精度、シュートの精度・・・、どれもが少しずつずれていてそのたびに興がそがれる感じ。
横浜にしても東京にしても各世代の代表に選ばれるような優秀な選手が多いのに、チームとしてのコンビネーションが悪いのだ。
このあたりが優勝争いに絡めないところなのだろう。
特に今年の横浜は組織的で粘り強い守備が影を潜めてしまって怖さを感じない。
ルーカスがPKを決めて東京が1点を先制したものの、双方に得点の匂いがしないまま前半を終える。

後半も五分の戦いとなった。カウンターの応酬で双方とも決定機を逃すなど、焦点は次の一点がどちらにはいるかに絞られてきた。
追加点を取れば東京だろうという気はしたが、今の東京には横浜を相手に1点を守りきる力はない。
だから同点にされる前に追加点を奪わなければ相当に苦しくなるだろうし、おそらくは守りきれないだろうな、という予感が的中した。
土肥のはじいたこぼれ球を途中出場の奥に押し込まれ同点。
残り十数分をどう凌ぐのか、あるいはもう一点取りに行くのかおそらくは意思統一を図る前の失点だった。

試合はロスタイムにCKを那須が頭で合わせたボールが飛び出していた土肥の頭上を越えてゴールに吸い込まれて万事休す。
劇的な勝ち方の後に劇的な逆転負けを喫するところがいかにも東京らしい。

浦和が勝ってガンバが引き分け。川崎は負けて優勝戦線から脱落。
次節ガンバが勝って浦和が負ければ、優勝の行方は最終節での直接対決という劇的な展開に持ち込まれる。
Jを最後まで面白くするかどうかのキャスティング・ボードをまたも東京が握ってしまった。
目の前で優勝は見たくない。
思えば去年も最終節でガンバに加勢した東京。さて今年はどうなるか。
でも、今年の浦和は磐石だからなあ・・・。

Marooned/Larry Lee

2006-11-20 22:33:00 | 音楽
このアルバムはちょっと前に買っていたのだけど、
車の中にずっと置いたままになっていてすっかりレヴューするのが遅くなってしまった。

鈴木英人のヴィヴィッドなイラストのジャケットはかなり目立っていて、
このアルバムが発売された82年頃、レコード屋でよく見かけたのを覚えている。
その当時は他に買うべきレコードがたくさんあって、ジャケットにそそられながらも
ほとんど無名のアーティストのアルバムを買うほどの余裕がなかった。

もともとは本人の髭面の写真というさえないジャケだが、日本盤のみこのジャケットに差し替えられ、
「ロンリー・フリーウェイ」といういかにも売らんかなというタイトルを付けられた。
折りしもAORブームの頃でもあり、その路線で売ろうということだったのだろうと思うけど内容的にはもうちょっといなたい感じがする。
この人自体、カントリー・ロックのクラブ・バンドでドラムを叩いていたそうだし、
Nicky Hopkinsのキーボードやコーラスで参加しているRick Dankoなどバックの顔ぶれを見ても、
ただ心地のよいサウンドを作ろうというコンセプトではなかったような気がする。

はつらつとしていて素直なメロディーラインであることは確かだけど、どことなく垢抜けないところもあったりして
必ずしもジャケットのような爽快な雰囲気とは違うのだ。ジャケットほど派手な雰囲気ではない。
ちょっとした男女の心のすれ違いや繊細な感情のゆれを衒いなく歌っていて好感が持てる作品。

11/19のランニング

2006-11-19 21:56:05 | ジョギング
曇りのち雨。

天気予報で今日は雨と聞いていたが朝起きてみると今にも降りだしそうではあったものの何とか持ちこたえていたので
思い切って降り始める前に走ることにした。
起きて1時間ほどだったので体は重かった。
それでも何とからペースは上がっていったが、今日は本当にきつかった。
思い切って8キロまで伸ばしてみたけど、なかなか楽にならなかった。
1キロ5分というのが目標ラップだけど、まだまだそこまで戻すのには時間がかかりそう。

今日の距離:8キロ
タイム:42分57秒
ラップ:
5:00:36(8)
5:10:92(7)
5:13:68(6)
5:16:52(5)
5:48:43(4)
5:18:02(3)
5:26:15(2)
5:43:16(1)

J1第31節 ジュビロ磐田対FC東京対(磐田・ヤマハスタジアム)4-1

2006-11-18 22:36:13 | サッカー
去年ぐらいからの東京の特徴として顕著なのは早い時間帯に先制されるということ。
序盤のまだ落ち着かないうちに点を取られてばたつく。もたもたして追加点を奪われて前半終了。
後半にやおらエンジンがかかって慌ててまくる。
そういう意味では今日も典型的な東京の試合だった。

それにしてもジュビロは強かった。数年前のあのジュビロが戻ってきたような感じだった。
緩急自在。中盤でしっかりとパスを繋ぎ、東京のDFとGKの間、MFとDFの間といったところを突いてくる。
東京のコンビネーションのギャップを抜け目なく狙ってきたところなどは、スカウティングの賜物だろう。
前線で流動的に動いてマークをはずしては東京のDF陣を混乱に落としいれた。
特にサイドでフリーになる局面が多く、そこを起点にたびたびチャンスを作った。

ポゼッションと速攻で前半を2-0で折り返すと後半は徹底したカウンター狙い。
こうなると東京はいけない。ボールを持たされて攻め込むもののゴール前でことごとく跳ね返される。
ジュビロのプランどおりのゲーム運びに東京がまんまとはまった感じ。

東京は結果的には決めるところで決められなかったのがすべてだった。
戸田がとにかく拙い。少なくとも決定機を4回は逃していたと思う。
1対1でしっかり決められてこそのストライカーだが、あれではなあ・・・。

そして、増嶋、伊野波のCBコンビはもう一度しっかり作り直す必要がある。
ジャーンと茂庭に伍する安定感を確立しなければ来年以降の東京も危うい。
年代別の代表に選ばれるポテンシャルを持った二人であればできるはずだ。

ジュビロのうまさに完敗だったが、4失点をしっかり反省して欲しい。
まずはしっかりとした守備から。中盤は汗かきを厭わない。
前線はしっかりと押さえてシュートを。
しっかり走って来年への布石を打っておきたい。

11/18のランニング

2006-11-18 21:46:26 | ジョギング
晴れ。

子どものサッカーの試合日。
朝のウォーミング・アップで二人でジョギング。
だいぶ寒くなってきて朝早起きは結構辛いが体が温まってくると気持ちがいい。
最後は二人でダッシュして締めくくる。
まだまだ子どもには負けられない!

今日の距離:3キロ
タイム:17分50秒

Jaye P.Morgan

2006-11-16 22:46:23 | 音楽
若き日のDavid Fosterプロデュース作品。
ほとんど彼の最初期のプロデュース作品で最近まで超がつくほどのレア盤だった。
昨年Dreamsvilleがリ・イシューしてくれたが、そんなことでもなければ聴くことはなかっただろうなと思う。

パーソネルは
David Foster,Jay Graydon,Bill Champlin,Kenny Loggins,Lee Ritenour,Ray Parker,Jeff Pocaro,Harvy Mason・・・・
悪かろうはずもない名うての名手たち。

私はJBLの4312で聴いているのだけど、ミッドロウの響きがもうとてつもなく心地よい。
70年代後半のアナログ・レコーディングの技術がもっとも充実していた時期のビートとメロディが美しいバランスで鳴ってくれる。

もともとジャズ・シンガーである彼女のエモーショナルなヴォーカルが
リズムセクションにまろやかに溶け込んでいて、とにかく気持ちがいいので最近のヘビー・ローテーション。
アナログプレイの奇跡のようなアンサンブルにホーンとコーラスがかぶさっていくこの感じはもう今は絶対に出てこないだろうなあ・・・。
フェイクとかグルーヴとか今では死語と化したような言葉が生き生きとしていた頃の音だ。

11/12のランニング

2006-11-14 23:10:45 | ジョギング
晴れ。

朝なかなか起きれずに、平日は走れていない。
休日はともかくできるだけ平日も体を動かしたいところ。
1週間ぶりのランニングでちょっと体が重い。
ゆっくりとジョギング。体が温まるにつれてだんだんとペースが上がり
終了のころはかなりいい感じだった。

12月に昭和記念公園で行われる10キロのレースにエントリーした。
本当に久しぶりのレース。
ここを出発点にして来年はもっと計画的にレースにも出たいと思う。

今日の距離:6キロ
タイム:34分00秒
ラップ:
5:27:55(6)
5:33:34(5)
5:33:48(4)
5:38:31(3)
5:44:58(2)
6:02:76(1)