このアルバムはちょっと前に買っていたのだけど、
車の中にずっと置いたままになっていてすっかりレヴューするのが遅くなってしまった。
鈴木英人のヴィヴィッドなイラストのジャケットはかなり目立っていて、
このアルバムが発売された82年頃、レコード屋でよく見かけたのを覚えている。
その当時は他に買うべきレコードがたくさんあって、ジャケットにそそられながらも
ほとんど無名のアーティストのアルバムを買うほどの余裕がなかった。
もともとは本人の髭面の写真というさえないジャケだが、日本盤のみこのジャケットに差し替えられ、
「ロンリー・フリーウェイ」といういかにも売らんかなというタイトルを付けられた。
折りしもAORブームの頃でもあり、その路線で売ろうということだったのだろうと思うけど内容的にはもうちょっといなたい感じがする。
この人自体、カントリー・ロックのクラブ・バンドでドラムを叩いていたそうだし、
Nicky Hopkinsのキーボードやコーラスで参加しているRick Dankoなどバックの顔ぶれを見ても、
ただ心地のよいサウンドを作ろうというコンセプトではなかったような気がする。
はつらつとしていて素直なメロディーラインであることは確かだけど、どことなく垢抜けないところもあったりして
必ずしもジャケットのような爽快な雰囲気とは違うのだ。ジャケットほど派手な雰囲気ではない。
ちょっとした男女の心のすれ違いや繊細な感情のゆれを衒いなく歌っていて好感が持てる作品。
車の中にずっと置いたままになっていてすっかりレヴューするのが遅くなってしまった。
鈴木英人のヴィヴィッドなイラストのジャケットはかなり目立っていて、
このアルバムが発売された82年頃、レコード屋でよく見かけたのを覚えている。
その当時は他に買うべきレコードがたくさんあって、ジャケットにそそられながらも
ほとんど無名のアーティストのアルバムを買うほどの余裕がなかった。
もともとは本人の髭面の写真というさえないジャケだが、日本盤のみこのジャケットに差し替えられ、
「ロンリー・フリーウェイ」といういかにも売らんかなというタイトルを付けられた。
折りしもAORブームの頃でもあり、その路線で売ろうということだったのだろうと思うけど内容的にはもうちょっといなたい感じがする。
この人自体、カントリー・ロックのクラブ・バンドでドラムを叩いていたそうだし、
Nicky Hopkinsのキーボードやコーラスで参加しているRick Dankoなどバックの顔ぶれを見ても、
ただ心地のよいサウンドを作ろうというコンセプトではなかったような気がする。
はつらつとしていて素直なメロディーラインであることは確かだけど、どことなく垢抜けないところもあったりして
必ずしもジャケットのような爽快な雰囲気とは違うのだ。ジャケットほど派手な雰囲気ではない。
ちょっとした男女の心のすれ違いや繊細な感情のゆれを衒いなく歌っていて好感が持てる作品。