ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

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J1第31節 ジュビロ磐田対FC東京対(磐田・ヤマハスタジアム)4-1

2006-11-18 22:36:13 | サッカー
去年ぐらいからの東京の特徴として顕著なのは早い時間帯に先制されるということ。
序盤のまだ落ち着かないうちに点を取られてばたつく。もたもたして追加点を奪われて前半終了。
後半にやおらエンジンがかかって慌ててまくる。
そういう意味では今日も典型的な東京の試合だった。

それにしてもジュビロは強かった。数年前のあのジュビロが戻ってきたような感じだった。
緩急自在。中盤でしっかりとパスを繋ぎ、東京のDFとGKの間、MFとDFの間といったところを突いてくる。
東京のコンビネーションのギャップを抜け目なく狙ってきたところなどは、スカウティングの賜物だろう。
前線で流動的に動いてマークをはずしては東京のDF陣を混乱に落としいれた。
特にサイドでフリーになる局面が多く、そこを起点にたびたびチャンスを作った。

ポゼッションと速攻で前半を2-0で折り返すと後半は徹底したカウンター狙い。
こうなると東京はいけない。ボールを持たされて攻め込むもののゴール前でことごとく跳ね返される。
ジュビロのプランどおりのゲーム運びに東京がまんまとはまった感じ。

東京は結果的には決めるところで決められなかったのがすべてだった。
戸田がとにかく拙い。少なくとも決定機を4回は逃していたと思う。
1対1でしっかり決められてこそのストライカーだが、あれではなあ・・・。

そして、増嶋、伊野波のCBコンビはもう一度しっかり作り直す必要がある。
ジャーンと茂庭に伍する安定感を確立しなければ来年以降の東京も危うい。
年代別の代表に選ばれるポテンシャルを持った二人であればできるはずだ。

ジュビロのうまさに完敗だったが、4失点をしっかり反省して欲しい。
まずはしっかりとした守備から。中盤は汗かきを厭わない。
前線はしっかりと押さえてシュートを。
しっかり走って来年への布石を打っておきたい。


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