もうただただ懐かしい。1982年発表のアルバム。82年は僕にとって特別な年だった。
僕は高校一年生で赤いギンガムチェックのシャツにリーバイスの501を合わせて緑のコンバースのローカットを履いていた。
ステディな彼女が初めてできて、大滝詠一の『A Long Vacation』と山下達郎の『For You』を二人で口ずさんだ。
携帯なんかない時代に交換ノートをつけて、自転車でどこまでも走り続けた。16の夏。
あれから20年以上を経ても僕の中の核をなす部分は変わっていないような気がする。
この佐藤博のアルバムもそんな懐かしさとともにある。
いささか時代の雰囲気を感じさせるが決して古くはない。
それは佐藤博が当時の最新のテクノロジーに貪欲に挑んだ結果である。
もちろん楽曲のもつ力も大きい。そして彼の独特のタッチのピアノも。
山下達郎が『For You』に収録されている「ふたり」のピアノをどうしても佐藤博に弾いて欲しくて
ロスまで口説きに行ったという逸話も残っている。
そのお返しなのか達郎が2曲でカッティング・ギターを弾いている。
今も休みの日になると年甲斐もなくコンバースを履いている。
僕の中では「あのころ」とともにあるエヴァー・グリーンだ。
僕は高校一年生で赤いギンガムチェックのシャツにリーバイスの501を合わせて緑のコンバースのローカットを履いていた。
ステディな彼女が初めてできて、大滝詠一の『A Long Vacation』と山下達郎の『For You』を二人で口ずさんだ。
携帯なんかない時代に交換ノートをつけて、自転車でどこまでも走り続けた。16の夏。
あれから20年以上を経ても僕の中の核をなす部分は変わっていないような気がする。
この佐藤博のアルバムもそんな懐かしさとともにある。
いささか時代の雰囲気を感じさせるが決して古くはない。
それは佐藤博が当時の最新のテクノロジーに貪欲に挑んだ結果である。
もちろん楽曲のもつ力も大きい。そして彼の独特のタッチのピアノも。
山下達郎が『For You』に収録されている「ふたり」のピアノをどうしても佐藤博に弾いて欲しくて
ロスまで口説きに行ったという逸話も残っている。
そのお返しなのか達郎が2曲でカッティング・ギターを弾いている。
今も休みの日になると年甲斐もなくコンバースを履いている。
僕の中では「あのころ」とともにあるエヴァー・グリーンだ。