ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

Reserva Chardonnay Valle De Casablanca

2008-05-04 08:05:42 | 
チリ産のシャルドネ。
チリ・ワインは土の香りのする無骨で重厚なワインが多いような気がするが、
このワインもしっかりとした味わいがする。

ガーリックを効かした濃いパスタにもしっかりとついてくるテイストだ。
油断すると、雰囲気に飲まれてしまいそうなほど個性のあるワインだが、
理性を保って飲むと、きちんとそれに応えてくれる。
頑固親父のような味わいとでも言おうか・・・。

Vat2 Sauvignon Blanc 2007

2008-02-01 21:36:51 | 
ここのところ、忙しくて週末も家でのんびり過ごす時間がない。
明日も午前中のうちに千葉の九十九里まで行かなければならない。
それでも金曜日の夜ぐらいは家でのんびり酒でも飲みたいと思って
帰りに新宿の京王デパートの酒売り場に立ち寄って買い求めたのがこれ。
京王デパートの酒売り場は京王線の改札に程近いので重宝だ。

クールなラベルに惹かれて触手が伸びた。ワインは大抵ラベル買い。
オーストラリアの溌剌とした白だ。
フルーティな香りのわりにはしっかりとしたビターテイストで男性的な味わい。
これで1200円程度というのは納得のプライス。
今週も来週も週末は家にいないのでつかの間の週末気分でゆっくりと味わった。

中屋久兵衛

2008-01-13 11:18:33 | 
今年の正月は喪中だったのでおせち料理も大したことはしなかったし酒もあれこれ準備はしなかった。
知人にいただいた「越乃寒梅」をちびちびとやっていたのだが、三が日を過ぎた頃それもなくなったので去年と同様地酒を買い求めに出かけた。
「国府鶴」で知られる府中は野口酒造の純米酒「中屋久兵衛」。
純米酒なので余計な味付けはないのだが、それだけではなく素朴で素直。どちらかというと朴訥としていて好感が持てる。
地元にこういうお酒をこつこつと作ってくれる酒屋があるのは実に嬉しい。

BEAUJOLAIS NOUVEAU

2007-11-19 05:40:14 | 
週末にボジョレー・ヌーボーを楽しんだ。今年はサントリーが輸入したジョルジョ・デュブッフ社製をチョイス。
華やかなラベルが印象的なデザイン。
テイストの方は新酒らしいフレッシュさはもちろんだが、新人離れしたどっしりと落ち着いた風味もある。
それでいていやみがないのですっと入っていく。素直な性格で相手を選ばないところがいい。

赤芋仕込み。ひむか寿

2007-11-16 05:32:16 | 
赤芋ということでなんとなく甘いのかなと思っていたが、意外にも非常に辛口。
がっぷりと組んで受け止めないと呑まれてしまいそうなほどクールな辛口。
この取っ付きのにくさというか、エッジの立ったシャープな切れ味、
来るなら来てみろと言わんばかりのキャラクターが面白い。
日常飲むにはしんどいかもしれないが、週末あたりにじっくりと腰を落ち着けて飲みたくなる焼酎だ。
宮崎県の最南端串間市の寿海酒造の25度。まだお湯割で飲んでいないが氷よりもお湯の方が飲みやすいような気がする。

天孫降臨

2007-11-10 10:42:34 | 
非常にフルーティで軽い飲み口。
これなら女性でも抵抗なく飲めるのではないか。
雲海酒造が作った芋焼酎。雲海酒造といえばそば焼酎の「雲海」で有名だが、
宮崎県北の高千穂町のメーカーだけに、男っぽくて野趣溢れる南の都城や鹿児島の焼酎などとはずいぶんとテイストが違う。

「天孫降臨」という大仰な名前とは違って優しい。
本格芋焼酎と比べれば物足りなさが残らなくもないが東国原県知事もご推奨というだけに、
飲みやすさでこれからもっとメジャーになっていくかもしれない。
それにしても、昔はこんな芋焼酎はなかった。
芋焼酎なんて田舎者の飲む酒だった。東京に出てきた20年前に町の酒屋にあるのは「霧島」と「白波」ぐらい。
若い女性が競って芋焼酎を飲む文化には隔世の感がある。


Le Raisin Et L'ange(2003)

2007-01-17 06:35:22 | 
家でワインを飲むことは多い。
日常的に飲むワインはもちろん比較的安いワインということになるが
リーズナブルなワインであればビールよりもずっと経済的。
安いといってばかにできないおいしいワインもたくさんあるのだが、
いつも忘れてしまうので書き留めておこうと思う。
高価な名品について書かれてあるサイトはよく見かけるが、
テーブルワインのような日常のワインについて紹介しているページは、そう多くないのではないか。
ラベルの読み方もよく分からない程度の知識しかないが、「2000円以上は高いな」
という感覚で飲んでいるワインについての備忘録にしていこうと思う。

このワインの名前、フランス語が分からないが「外国産の葡萄を使ったワイン」という意味だろうか?
そういうことだからか、独特のアロマと甘みがあった。
テーブルワインだけど、2003年もののほうが一緒においてあった2004年ものよりも安かった。
ラベルがファンタスティックで楽しい。個性のあるワインだ。

一ノ蔵・無鑑査

2007-01-08 21:58:06 | 
正月用に買ったもう一本は宮城の一ノ蔵。この3連休で飲みきった。
かつて日本酒に等級制度があるころに、その等級資格を得るためには鑑査を受ける決まりになっていたのだが、
この酒はあえてその鑑査を受けずに2級酒として安価に提供したというところから無鑑査という名前がつけられている。

非常にすっきりとした辛口の本醸造。
口の中にほんのりとフルーティな香りが漂ってくる。
くせのない飲み口はきっと誰が飲んでもおいしいと感じるのではないだろうか。

この正月は重厚な「國府鶴」と軽快な「一ノ蔵」と対照的な2本を楽しむことができた。

國府鶴

2007-01-02 10:59:16 | 
正月に飲む酒を2本買った。
今年は地元多摩の酒、かつて新撰組の隊士も飲んだという府中の「國府鶴」。

酒度:+3~+5
辛口でずっしりと重く、独特の風味がある。
新撰組が愛したというだけあって、無骨で男っぽい酒だと思う。
お燗でもいける。

この酒を出している野口酒造は大國魂神社の御神酒を納めている老舗。
近くになじみの地酒があって、それで年を越せるというのもいいものだと思う。