ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

Calendar Girl/Julie London

2006-11-07 21:39:02 | 音楽
11月3日が結婚記念日で毎年ジャズのCDを一枚買うことにしている。
ジャズには秋が良く似合う。まあそんな理由からだ。
初めての結婚記念日のときがToots Thielemans。今回は初めてヴォーカルものを買った。

Julie London。
シンガーというよりも女優としてのキャリアの方が有名かもしれない。
歌い手としての彼女はちょっとハスキーでセクシー。その美貌とあいまってセックス・シンボル的な存在だった。
お色気たっぷりのスモーキー・ヴォイスに酔いしれた年配男性も多いのではないかと思う。
1月から12月までの月をテーマにした曲で構成された企画盤で、
大滝詠一の『Niagara Calendar』はその企画といいジャケットの構成といい、アイデアの元はこのアルバムではないかと思われる。

Julie Londonは2000年に鬼籍に入ってしまった。
その妖艶な美しさとウィスパー・ヴォイスで在りし日を偲びながら、秋の夜長を過ごしたい。