ここではないどこかへ -Anywhere But Here-

音楽・本・映画・サッカーなど興味の趣くままに書いていきます。

3/31のランニング

2006-03-31 23:33:03 | ジョギング
晴れ。

旅行中はさすがに思うように時間が取れず今日は5日ぶりのランニングとなった。
宮崎で花粉症が悪化。咳も出てきて呼吸器系のコンディションは最悪。
逆に体は軽く久しぶりとは思えないほど。
まあえてしてこんなものである。
今月は月間走行距離が100キロを越えた。
来月は15キロをコンスタントに走れればいいな、と思う。

今日の距離:3キロ
タイム:15分39秒
3月の走行距離:123キロ
累計走行距離:246キロ

高千穂にて~2日目

2006-03-30 22:42:54 | 
曇り

今日は高千穂峡を見た後に、天岩戸神社を訪れる。
天岩戸の神話は非常に有名であるが、郷里が宮崎でありながら実は一度も訪れたことがなかった。

今回初めて訪れて分かったことなのだが、天岩戸の物語はよく聞く割にどんなところなのか、
観光パンフレットやポスターの類でも見た記憶がなかった。
それは天岩戸それ自体が聖地であり、写真撮影が許されていないからだったのだ。

天岩戸は天照大神が身を隠した洞窟でそれを怪力でこじ開けたのが手力男命(たぢからおのみこと)。
こじ開けた岩が飛んでいったところが長野県の戸隠村なのだとか。

さて、その天照大神をどうやって天岩戸から出すかということを八百万の神々が集って相談したといわれるのが、写真の「天安河原」。
賽の河原のようなところで、石が無数に積まれていて神秘的で霊的な空間である。

日本書紀や古事記に出てくる神話の世界が展開されている宮崎は、「日本のふるさと」といわれている。
宮崎にはそうした古(いにしえ)の地名やゆかりの場所が数多くあって、いろいろと調べてみると面白いのだろうなと思う。

神話の世界がどのくらいまで史実なのかということを考えるのは詮無いことなのかもしれないが、
リアリストの私(笑)としては天岩戸なんてどう見てもこじつけのようななんでもない渓谷なんだけどなあ。

阿蘇に移動し始めた頃から天気が俄かに崩れ始め、春の嵐になってしまった。
結局阿蘇は断念してそのまま熊本市内へと降りた。

高千穂にて

2006-03-30 21:53:45 | 
晴れ

高千穂に来ている。高千穂は天孫降臨の地と言われているが、高千穂という地名が宮崎には2箇所ある。県北熊本との県境の高千穂町と県南鹿児島との県境霧島にある高千穂峰。
神話の世界には疎いが、天孫降臨の高千穂がどちらなのかというのは、日本の古代史とも密接に絡んでいて、
邪馬台国が近畿なのか九州なのかという論争に似て、歴史好きにはたまらない土地だろうと思う。
今来ているのは県北、天岩戸と高千穂峡のある高千穂のほうで実に30年ぶりに訪れた。
ちょうど桜が満開に近く、暖かで穏やかな山あいがゆっくりと暮れていく風情はなかなかのものである。
これから夕食をとって近くの高千穂神社に夜神楽見物に出かける。


3/26のランニング

2006-03-30 21:43:59 | ジョギング
曇り

今日は弟の結婚式だが、式が始まる前の早朝に宿泊先のホテルから青島まで走る。
ジャイアンツの選手がキャンプの時に素振りをやっている青島海岸の遊歩道を走り、周囲一キロあまりの青島を一周する。
途中青島神社で参拝。早朝の神社の境内は玉砂利がきれいに掃き清められていて気持ちがいい。

今日の距離:4キロ
タイム:20分21秒

3/25のランニング

2006-03-30 21:35:40 | ジョギング
晴れ。

久しぶりに宮崎で走る。家から日南海岸の入り口青島の手前にある「こどもの国」までは片道8キロあまり。
1時間半のトレーニングにはもってこいの距離。
さすがに宮崎は東京よりも日差しが強く、この日は初めて半そでで走った。
いつもと違う環境で走るのは本当に気持ちがいい。今日は体の赴くままにペースを上げた。
ところが帰りはこの気温のせいで明らかに脱水気味。そろそろ水分持参で走る季節が来たようだ。
いずれにせよ久々の郷里でのランニングでいい汗をかいた。

今日の距離:17キロ
タイム:84分20秒

Southbound

2006-03-26 10:47:10 | 
晴れ。

一昨日から弟の結婚式のため郷里の宮崎へ帰ってきている。
そんなわけでばたばたとしていてなかなか日記も書けずにいる。
これから結婚式が始まるが、その前のひと時に更新する。

宮崎を離れてから早20年の歳月が流れた。何度となく帰ってきた。
そのたびにいろいろな思いを抱えて帰ってくるわけだが
重い気持ちの時も、晴れの帰郷であっても田舎というのはいつまでも変わらない、
というのが私のように故郷を離れて暮らす者にとってはありがたいことなのだ。

深夜のバーボン

2006-03-23 23:53:35 | Weblog
曇りのち晴れ。

山口瞳さんの本を読んでいると、ウィスキーを飲みたくなる。
トリスといきたいところだけどバーボンをロックで。
今年も花見の時期は国立を歩いてみようなどと、つらつら考えながらバーボンを舐める。

明日は九州へ行く。

J1第4節 川崎フロンターレ対FC東京(川崎・等々力陸上競技場)2-2

2006-03-22 23:42:21 | サッカー
等々力でのアウェイ戦。

清水戦でのふがいない戦いぶりから中2日でどれだけ修正できるかがかなり不安ではあったが、短い時間でよくあれだけ修正できたと思う。
戦術云々というよりも、気持ちが前に出ていた。気迫が伝わってきた。それがきちんと観戦者に伝わってきただけで十分だった。

前節からササ、梶山、阿部がはずれ代わりにリチェーリ、宮沢、馬場が先発した。
正直なところ、まだ何をやりたいのかがはっき分からないような前半だった。
セットプレーでの1点献上はともかく、よく1点で収まったというような前半。
それでも、今日はふがいない姿は見せられないというような気迫が選手を走らせたし、果敢にボール奪取へと駆り立てていた。

宮沢、馬場が中盤でしっかりキープできたので、徳永、ノリオの両サイドバックが前線に顔を出せるようになってきた。
そして、後半馬場に代わって怪我明けの栗澤が投入された。これで流れが変わった。
スペースを見つけては走りこんでボールをもらって、意図的なパスを繰り出す。
ジャーンのヘディング・シュートに結びついたFKを得たのも、川口へのラストパスの供給も栗澤。

やはり逆転というのが最もサッカーとしては盛り上がるし、東京のサッカーはあのがむしゃらさである。
前へ前へと走り、前へ前へとボールを蹴りこんで行くサッカー。
何が東京のファンにウケるのかということをガーロも分かったのではないだろうか。
去年までの速攻の形とはいえ、川口のゴールシーンは東京のゴール裏が最も盛り上がったシーンだった。
やはり、あれである。

あのサッカーとガーロの理想が高い次元で結びついてくると面白いことになると思う。
まだまだ試行錯誤が続くだろうが、選手起用も含めて解決の糸口は提示できたのではないだろうか。

王監督二度目の世界一

2006-03-22 22:59:34 | スポーツ
なんだかんだで昨日は疲れきってしまい、いささか乗り遅れの感もあるけれど。

王貞治。私たちの世代のヒーローである。ON砲というのは当時の野球少年にとっては夢だった。
子どもの頃、草野球をするときに誰が長嶋で誰が王になるのかでよくけんかになったものだ。
右利きの僕は結局最後まで王にはなれなかったけど。
そしてやがて、王選手がハンク・アーロンの755本の本塁打記録を塗り替え、800本を放ち、
868本の世界一の記録を作ってバットを置くまでを観てきた世代としては、
あの王さんが再び世界一に挑む舞台にある種の感慨を覚える。
きっと私たちよりも上の世代の方々にとっても、少なからず同じような思いがあったのではないかと思う。

王さんは日本人ではないという事実。
かつてホームラン記録を塗り替えていた頃に知ったことである。
日本に生まれ日本で育ち日本で野球を覚えて日本でホームラン王に輝いた、その王さんが日の丸を背負うということ。
そんな王さんが日本を世界一に導くということ。そのことに何か深い意義があるような気がする。

いまや国籍や人種などということは、ちっぽけな問題に過ぎない。
野球にしろサッカーにしろ相撲にしろ軽々と国境を越えてしまう時代なのだ。
そんな現代に、大リーグで確固たる地位を築いているイチローが
王監督を世界一の監督にしようと熱くなったというのもまた感慨深い出来事である。

王さんが再び世界一に輝いた日、東京では桜が開花した。