期待していた八重洲無線のFT-991のWires-X対応が実現しました。ファー
ムウエアのアップデートによりWires-Xの通信ができます。早速近くの公開ノー
ドにアクセスすると問題なく接続、全国規での無線の交信が聞こえてきました(
世界レベルでもあるのですが・・・)Wires-Xの前提知識はほとんどないのです
が、なんとかつながりました。
ですが、気がついた事が一つ(私にとっては大きな事)それは一つのノード
をリピーターのように使う事ができないということです。Wires-Xが使用する
周波数は一つなので、送信と受信は同時にはできません。つまり受信した信号は
インターネットにしか送れない、逆に送信はインターネットからの信号しかでき
ないという事です。
リピーターは受信と送信は異なる周波数(同時に2つの周波数を使う)を使う仕
掛けであることを思えば、当たり前なのですがいままで気がつきませんでした。
この辺のところをよく理解していないと、D-STARのDRモードとの違いも説明
できませんね。今回の体験から両者の決定的な違いを認識したのでした。しばら
くは、公開ノードをお借りして遊んでみようと思います。またなにかの発見があ
るかもしれませんから~
首を長くして待っていたはずの機能ですが、感動なし