自然を体験する旅

エコツーリズム・プロデューサーの壱岐健一郎がお届けする旅に関するスローなブログ

座間味ツーリズム・フォーラム

2007-02-25 23:36:23 | 

本土や本島からの参加者と島民が交流できたとても楽しい時間でした。
フォーラムでは島が抱える課題もはっきり見えましたが、
交流会ではそのヒントやきっかけが少し見えました。
やめておこうかなと思ったのに、ついつい熱く話してしまいました。
いい人たちとの出会いがありました。

BIGINを敬愛する地元の若者バンドザ・マミーズの演奏もよかったですね。
最後はちょっと失礼して外の海岸に出て、30年前の夜と同じ星空を
眺めていました。22歳が52歳になった今。
不思議なものですね・・・つい昨日のような錯覚に泡盛とサンシンの音色が
誘い込んでくれました。
人に見せられないな・・・乙女のようなオヤジの姿!





座間味島ホエールウォッチング

2007-02-24 19:46:15 | 

沖縄には何度も来ていましたが、
30年ぶりに泊港から船に乗り、座間味に来ました。


クジラの個体数調査にはテールの柄と色がポイント。
縞々のもあれば、真っ白や真っ黒も。
1月~4月のシーズンに例年150の個体数
今年はすでに119固体発見済みだとか。
確実に増えてきているようです。
しかし、沖縄本島からの船にはクジラに接近し過ぎる
ルール違反もあるという。
共通ルールを守らなければ、増えたはずのクジラは
いつの日かいなくなってしまうかも・・・・

クジラを待つ間に、座間味島の仲村村長と率直な意見交換。

母島の南端南崎から無人島群を望む

2006-04-14 14:06:17 | 

父島からまた2時間。揺れに揺れてようやく母島に着きました。
人口400人くらいののどかな島。父島が随分都会に思えました。
南崎へのトレッキング中には固有種母島メグロとメジロの
コーラスを聞くこともできました。
モモタマナの大きな葉、タコノキの複雑な根っこ、
マルハチ(ニュージーランドではブラックファーン)。
時には外来種のグリーンアノ-ルも何度も見かけました。
やはりここは日本ではないかも・・・・

<八重山家族旅行最終章>ガイア地球交響曲第5章の舞台へ

2006-03-03 01:30:53 | 

琉球犬コロは大変な暴れん坊でした。車に吠える犬はたくさんいますが
ほんとうに飛び掛る犬ははじめてみました。以前、車にひかれたさーと
昭子さんがあっさり言われるのを聞くと、大変なことなのに、なぜか可笑しく
なってきました。その時は金星さんが自分で大怪我を縫い合わせたとのこと。
なんか・・・すごいなーーー。
あったばかりなのに昔から知ってる悪がきと再会したような、いとおしい
気持ちになりました。
いい犬がいて、いい人がいて、包み込む自然と培われた文化がある。
西表島が残されたものを育みながら生きていって欲しいと思いました。
たいへんなことだけど、所詮人間次第。気持ち次第でなんとかなるなー
なるかなーなればいいなー 



また来ます!今度はお客さんと一緒に。
家族旅行はプロの旅行屋でも大変です。
それでも、またいつか家族でも来たいなーと親父としては思うのでした。完


<八重山家族旅行最終章>ガイア地球交響曲第5章の舞台へ

2006-03-03 00:45:45 | 

龍村監督が撮った名作「地球交響曲第5章」の舞台の一つが西表島でした。
この仕事をしているのに行きたくても行く機会がなかったこの島に、
仕事を休んで家族旅行でようやく来ることができました。
そして会いたかったのが石垣昭子さん。世界的な染色家は、仕事の手を
休めて私たちを映画で見たヒルギ(マングローブ)の干潟に案内して
くださいました。ご主人の石垣金星さんとは以前から面識があり、
マレーシアでカリスマ的なエコツアー会社社長アンソニーウォン氏と
京都の渋い夜を飲み明かした(私はほとんど寝ていましたが・・・)こともあり、
八重山に来る前夜、西新宿で「石垣金星ライブ西表を語る夜」でも
今回の訪問をおねがいしていたいきさつがありました。
自分ながらも、ほんとうにしつこい男だとあきれます。すみません。
そういえば光栄にも同じビルに仕事場がある龍村ご夫妻とも我々夫婦で
茶飲み話の中で西表の素晴らしさ、人のすごさを聞いていたので尚更
感慨深いものでした。

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最初は無造作に置かれているのかと思った織機は、3、4人で適度な空間を保ち、
ちょっとした空間に乳飲み子が寝息をたて、ゆっくりとした打楽器のリズムが
仕事の余韻として流れていました。そして、寒いわけではない風が
心地よく吹きぬけていました。夏はもちろんクーラー要らずだとか。

こんな豪華なホテルが西表にあったのか・・・

2006-03-02 00:58:47 | 

話は聞いていましたが、手付かずの自然が残る西表に、アジアの高級リゾート
を連想させる豪華なホテルがありました。噂だけで判断するのは、我がポリシー
にもとると思い、たまにはリッチに・・・と家族をそそのかし、昼食だけでも
いただきに寄りました。多分、以前の私ならここの支配人さんにお会いして
今後の利用に関して商談していたかもしれません。都心でバリバリ働いて、
南の島で快適なリゾートライフをお洒落に過ごし、リフレッシュしてまた
戦場へ。でも、リボーンを創業して、今のライフスタイルにはまってきてから
もう6年。豊かさって何かな・・・さっぱりした生き方、暮らし方、共生、持続可能
とは・・・なんて、小難しく言うのではないんですが、どうもこのホテルを
使わせてもらうわけにはいかないかな・・・と感じました。今のままでは。



家族はレストランから海を見ていました。



砂浜に出てみるとこんな状態でした。



少し離れると、こんな景色が続いていました。これが本当の姿なのかな?
何故?ホテルの前の砂浜だけがえぐられて、樹木が朽ちていたのでしょうか?
命を蘇らせるため場所で、その代り、他の命が朽ちていくのは悲しいものです。
私だけがリフレッシュできないなーと思ってしまいました。

水牛車

2006-02-27 23:48:28 | 

のどかな風景でした。東京は厚手のコートの襟を立ててるのに、ここでは
水ぬるむ季節でしょうか・・・。空が高いのはニュージーランド北島の
ベイオブアイランズを連想しました。そこにはイルカがいましたが、
ここでは水牛でした。案内係兼運転手のオジイはマイペースで話していました。
別の牛車ではサンシンの演奏をしながら海を渡っていました。



水牛車のコンボイ。壮観でした。

潮が引いて新たな動きが・・・

2006-02-26 22:45:47 | 

水深20cmになってきてラダ‐も底につくようになったので
カヤックから下りて引っ張ることになりました。
仲のいい姉妹?はこのとおり・・・微笑ましい姿です。
これからもこうあって欲しいなーというのが両親のささやかな願いでした。



マングローブ、ここではサキヤマヒルギの若木はスックと立っていました。
マングローブの繁殖力、生命力は逞しいですね。尖がった種が地面に直下し、
そこに育つ以外に、水面に浮き、流されて新たな土地に繁殖するものも
いるようです。新宿区大久保の小学校の先生をしている友人に頼まれて、
外国籍の子ども達の教室用にマングローブの苗を購入して帰りました。


休憩も兼ねて全員、カヤックを下り、じっと静かに待つことになりました。
誰を?何を?
1分、2分、3分・・・すると地面から出てきました。



次から次に・・・でてくる・・・でてくる
同じビルに事務所がある龍村仁監督の「地球交響曲」にもでてきたあのカニが。


西表島カヤックでピナイサーラの滝へ

2006-02-26 14:32:21 | 

薄曇、東京の春の気温の中、小さな港でカヤックを下ろし、入江を横断し、
河口へ。ガイドはシングル、我々家族と京都からのご夫婦3艘6名が後に
続きました。目的地はピナイサーラ(髭)の滝。


ゆっくり1時間くらい漕いだらカヤックを停めて、徒歩で滝を目指しました。
ほんの20分くらい、遠回りをしてサキシマスオウの巨木も見ました。
ボルネオでたくさん見かけた巨大な板根もありました。ここは日本だろうか・・・


これは携帯で撮った写真ですが、太めに写しちゃってお許しあれ・・・
まあ娘達はこのブログを見ないでしょうから安心ですが。


ガイドをしてくれたエルビーカタックの綿森さんは今風のITに強そうな若者。
ちょっとゴロチャンにも似ているが、アウトドア派には見えませんでした。
ところがカヤックに乗ると別人に。さすがでした。昼食には沖縄ソバを作ってくれて
それがなかなかイケテました。



満腹後はこんな様子。午後に備えてご休憩。瞑想してるのかな?
おやじだけが写真がかりで忙しい