吉住健一・地域活動レポート

 新宿区議会議員、東京都議会議員としての地域活動を掲載しています。

 3月22日、フランス人から見た日本人

2007年03月24日 | 18.出来事 2009~2000

Photo_29  何かの間違えで、柄にもなく東京四谷ライオンズクラブに所属をしているのですが、今日は年に1回の新宿御苑ライオンズクラブとの合同例会がありました。合同例会は、両クラブで交互に幹事役を務め、例会という会議を行った後に30分ほどのゲストによる講演を聴き、後に懇親会を行うという流れになっています。
 今回は、四谷クラブがホスト役と言うことで実行委員長の紹介で、来日20年のフランス人ジャーナリストによるオタク論を聞かせていただきました。講演者はエチエンヌ・バラールさんという方で流暢な日本語を話す方でした。
 氏が来日したときは、26歳で同世代の日本の若者に着目しようとしたときに、当時マスコミで話題になっていた“オタク”というものに興味を持ち、フランスでOTAKU論なる著作を出版したとのことです。数年前には、日本でも邦訳版が出版されているとのことです。講演の概略は、「日本の文化としてアニメは世界に対して大きなアピールをしてきた。独自に開花した文化の面で世界的にも評価をされている。しかしながら、日本人は第三者の目で見ていると、自らの存在感に気づいていないかのようである。」同席していた人の感想も含めて表現すると以上のような中身でした。
 確かに、「どうせ日本(自分)は・・・」という前提で内にこもってしまうのはいわゆるオタクっぽい雰囲気を醸しだしているということなのかなと思います。とはいえ、根拠のない自信や、自分勝手な理屈で他人に迷惑をかけるのはよくないので適度な自信とバランス感覚を持った行動が取れればいいなと自分自身に問いかける今日この頃です。


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