新 ゆ~ゆ~日記

一生独身を決めた男の自堕落で貧乏くさい日記

八方ヶ岳(やほうがたけ)

2013年05月07日 | 登山
アップするのを忘れていたため、かなり前になりましたが、4月29日(月曜・昭和の日)に菊池と山鹿の境にある八方ヶ岳に登ってきました。
今回はちょっと熊本市内から遠めなので朝8時に友達に向かいに来てもらい出発!
途中で弁当を買い、無事に午前10時ちょっと前に到着。
すると、たくさん駐めれるはずの駐車場が満杯で、路上駐車の車がズラッと右にも左にも。
八方ヶ岳って、こんなに人気あるのか??
なんか前に八代の竜峰山でも見たような光景・・・。
車を駐めれるか心配したけど、どうにか駐車場に1台分のスペースを見つけ、駐車。

午前10時、登山開始!
登山口まではキャンプ場を抜けて行けます。


途中のロッジで入山料100円を払い、いよいよ登り。


そういえば、ロッジのオッサンに車が多い訳を尋ねると、ちょうど今日が山開きだったそうで、神事も行われたらしく、なんと300人ほど参加してたみたいです。どうりで車が多いはずだ。

天然のウォータースライダー。確か昔、TOKIOが鉄腕DASHのロケで来たような?


キャンプ場を抜けると、ちょっとだけ舗装道を歩きます。


舗装道の後、ここから自然道での本格山登りが始まります。


途中まで順調に登っていたけど、なんか力が出ない・・・。
それもそのはず、朝飯食べてないじゃないか!
もう空腹でヤバイくらいキツくなってきたので、頂上で食べようと思ってたサンドイッチを半分食べました。
ちょっとだけ腹が落ち着いて、力も出そうな感じ。
が、しかし、またしてもトラブル!
今度は、にわかに腹の調子がおかしくなってきた・・・。
昨日から腹を下し気味だったけど、それがここに来て再発。
山登りというのは、もちろん力を入れないと登れないので、歩けば歩くほど腹にも必然的に力が入り、それに比例して迫り来る死の宣告。
何度か立ち止まり、腹痛の波が治まるのを待ち、再び歩むものの、もうタイムリミットが眼前に来ていることは避けられない事実。
だがそれは、速やかにどこかで便を放出すれば解決する実にシンプルな問題でもある。

しかし、ここは人里離れた山中。

当然ながら便を速やかに放出する施設も無く、両サイドが急斜面という谷形状であるため、隠れて便を出す場所すら見つからない・・・。
途中、便をグッと堪えて登っているとき、すかしっ屁が思わず出てしまい、かなり臭かったところにタイミング良く老夫婦が下りてきて、すれ違うとき相当あれは臭かったと思う。
すれ違って、しばらくしてさり気なく後ろを振り返ったら、さっきの老夫婦、立ち止まってこっちを見てたので、やっぱり臭かったこと、確認 (`・ω・´)ゞ

そんなこんなで、もう限界。
友達に赤紙を持った死の使者が来ていることを正直に告げ、ちょっとした休憩スペースの奥の急斜面に緊急用のポケットティッシュを握りしめながら一人分け入り、便を放出。
ホッと一息ついていると、どこからともなくジジイの声が。しかも、めっちゃ近い。
終わった・・・。こんなあられもない恥辱にまみれた姿など見られてしまっては、ジジイを闇に葬るか、いっそのこと舌を噛んで死ぬか、二択しかない。
いや、冷静に考えてみて、よほどのことが無い限り、こんな歩道から離れた急斜面に入ってくる人など居ないではないか。
ジッと息を殺し、ジジイの声が遠ざかるのを待つが、一向に遠ざかる気配がない。
仕方なく、何事もなかったように戻ってみると、いかにも話好きそうなジジイが友達と喋ってる。
こちらにも何か話しかけてきそうな感じだったけど、一仕事終え、もう喋るのも億劫になってたので、速やかに登山再開。
憎き便は出せたが、まだ残党がいる感じで予断を許さない。
しかも、急斜面でかなり足に力を入れて踏ん張っていたため、足が上がらない。

なんとか重い足を繰り出し、やっとのことで13時、八方ヶ岳制覇!



300人来てたという前情報通り、登山道や山頂はかなり人が多かったです。


そういえば、下りてくる人が度々ペナントをリュックに付けているのを友達が見つけ、気になったので途中ですれ違ったチビッコに訊いてみると、下でもらったと言う。
すると、そのチビッコのお父さんが、午前9時に山開きの神事の時に配られていたものだと補足情報。
なるほど、うちらは1時間遅かったのか・・・。
別にそんなに欲しくはないけど、貰える物は貰っておきたかったというのが正直な感想。

山頂は芝生広場みたいになってて、景色も良く最高でした。
遙か眼下に竜門ダムも見えました。


山頂からの風景



帰りは、来た道を帰らず、カニのハサミ岩というのを通って帰るコースにしましたが、あまりこちらは不人気の様子。
それもそのはず、歩きにくい大きめの石がゴロゴロと転がり、めっちゃ歩きにくい。

おかげでかなり膝が痛くなりました。

途中、なぜか想定外の舗装道に出てしまったけど、16時、無事にスタートのキャンプ場帰還。
駐車場に戻ると、来たときあんなに駐まってた車がゴッソリと無くなってて、友達と二人でビックリしました。
ちなみに今回も温泉無し。

あと、最後にミニチュアモードで撮ったオマケ写真