黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

仏女(ぶつじょ)~仏教に夢中になる女性たち~

2009-09-30 22:35:33 | 仏教・神道・寺社一般
ついさっきのNHKニュースの中での特集で、最近は仏教に興味を持つ女性が増えてきて、
仏像・寺社巡り・座禅・写経・写仏などをする女性を仏女=ぶつじょと称するらしいです。

これをブームとするならば全国ツアー中だった南都・興福寺の阿修羅像が火付け役らしい。
この僕も仏教に興味を持ち始めたひとつがこの阿修羅像だったりするわけで、部屋の中にも
興福寺で購入した阿修羅像ポスターがありますよ。たしかに男前さんですよ。美少年ですよ。


この9月末で阿修羅の全国ツアーも終わり、久しぶりに興福寺にお帰りになるらしい。凱旋帰郷だね。
それで10月17日からしばらくの間は常設の国宝館ではなくて仮金堂にて御目見えらしいです。
17日は西国札所の南円堂も年に一度の特別開扉でこの日はとんでもない日になりそうです。

さて話を元に戻して、仏女。たしかにここ最近は神社仏閣に若い女の子の姿が目立つようになってきた
実感がありますね。お庭がすばらしい観光寺院は以前からそうでしたが、渋い仏像がメインのお寺なんかでも
ひとりで来てる子とかいます。熱心に見てはりますよ。仏像ガールですね。

癒しを目的に寺院に訪れる女性が多いということですが、そういう方にこそ観音霊場巡礼をお勧めします。
西国三十三所だけじゃなく各地に観音霊場巡りはありますし。満願成就の達成感はすばらしいものがあります。
え~と、これ以上は取り留めのない話になるんで、今日はここいらで。

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西国第二十三番 勝尾寺参詣

2009-09-24 18:41:27 | 西国三十三所巡礼
茨木の総持寺参拝のあとに帰宅する予定でしたが、車のナビでみると勝尾寺がその距離約12kmで
30分以内で到着できそうなので急遽、勝尾寺も参詣することにしました。茨木~箕面市内を走り
山道に入ると標高400mの山腹にあるお寺です。とは言っても侘しい山寺ではありません。
初めてこの勝尾寺を訪れた人はパークのような雰囲気に良くも悪くも他の寺院とは異なる印象を持つでしょうね。

ともすれば新興宗教の総本山かと勘違いしそうな境内は秋には紅葉の名所としても多くの人が
訪れます。僕が前回参拝したのも平成18年11月の深秋。この時の記事(←ここクリック)とあわせて
お読みください。

やはり紅葉の季節にはまだまだ遠いので少し景観としては物足りないですね。


でも連休中のためか、この山中のお寺は人多かったです。麓の市営無料駐車場は長い入場列できていました。
境内のいたるところにダルマ。




納経所で書き手のおばさんと少しお話をしました。このおばさんは「南無観世音菩薩」とお唱えしながら
ご朱印を押印してくれます。


今秋にもう一度行ってみようかな。今年の紅葉は色づきが大変いいそうですよ。
さて、この連休中で4ヶ寺を一気に参拝しましたが、ご開帳の期間も残り少なくなってきて、ちゃんと今後の
巡礼予定をたてないといけないと思い、日程をやりくりしていたら今年は12月中旬まで土曜日はほぼ毎週
2ヶ寺参詣の予定になってしまいました。ちょっと今までのんびりしてたかな。年内の2巡目満願に向けて
ラストスパートかけます。

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西国第二十二番 総持寺 ご本尊開帳参詣

2009-09-23 12:06:18 | 西国三十三所巡礼
大阪茨木市の市街地にある総持寺に参詣しました。前回は平成19年6月に参拝しています。
その時の記事(←こちらクリック)とあわせてお読みください。

自宅から高速道路を使わず車を走らせること2時間で到着です。内陣拝観開始の午前9時には
すでに数十人の参拝者がいました。市街地にある入山料無料のお寺なので近所の人達が気軽に
立ち寄っていく憩いの場でもあるようです。

ご本尊は通常秘仏ですが、毎年4月中旬にご開帳されています。僕は始めてのご本尊拝観です。
創建の由来から亀に乗られた千手観世音菩薩は像高75.4cmの木造で、戦国時代に
織田信長によって総持寺が焼かれた際に、このご本尊も下半身が焼けたために黒く炭化したままで
安置されています。痛々しい下半身とは対照的に表情は柔和な観音さまです。脇侍として
雨宝童子と善女龍王が左右にありますが、こちらは憤怒の表情でしたね。

境内の池には相変わらず亀がたくさんいます。


亀のいる池のそばに庭園もあります。


きれいに剪定手入れされた松の木越しに本堂。


総持寺は西国札所会の事務局もされているためか、納経所での応対もとてもよくしていただけます。
ご住職は先達研修会の司会進行役などもされていますが、気さくな方ですね。



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西国第十三番 石山寺 ご本尊開帳参詣

2009-09-22 17:52:17 | 西国三十三所巡礼
前日に引き続き、大津へ行く前に石山寺に参詣しました。前回は2年前の平成19年の6月に参詣しています。
その日の記事(←こちら)とともにお読みいただければと思います。

連休2日目ということもあって、境内はけっこうな参拝者で賑わっていました。天気もいいですしね。

国宝の本堂・天然記念物の珪灰石




石山寺のご本尊である如意輪観音は勅封の秘仏になっていて通常は33年に一度のご開帳です。
今回は特別開帳になります。外陣からは胴体は見えますが、ご尊顔は隠れて拝顔できないので、
内陣拝観料(500円)を納めて内陣へ。まず「おおっ!」とその大きさに驚きます。
丈六像(仏典にあるお釈迦さまの身長と同じ)の半跏像で像高は3m超ということなので大きいわけです。

内陣拝観では非常に間近で拝観できます。その距離1mほどでしょうか。平安後期の作とされる
木造の仏像ですが、秘仏なので保存状態が大変よくて金箔や衣の文様も多く残っています。
特徴的なのは珪灰石の岩盤の上に安置されているということ。そもそも石山寺の名前の由来も石ですからね。
本堂も多宝塔も珪灰石の上。

この日は次に予定があるので小一時間ほどで境内をあとにしましたが、枕草子など平安時代の文学にも
登場する石山寺は見所の多い古刹です。またゆっくりとお参りしたいですね。



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西国第二十四番 中山寺 ご本尊開帳参詣

2009-09-21 13:40:45 | 西国三十三所巡礼
19日は大阪に行く前にJR中山寺で途中下車して、ご本尊が開帳中の中山寺を参詣しました。
阪急中山寺駅からはすぐですが、JRの駅からは車の往来の多い国道を車を気にしながら徒歩で15分ほどです。

中山寺は安産のお寺として全国的に有名ですが、創建は聖徳太子によるとされて聖徳太子霊場でもあります。
最近では実家が近くにある相武沙季と長瀬智也が初詣したお寺としても有名になっちゃいましたが。

狭苦しい参道を曲がって行くと徳川家光寄進の山門がどっしりと待ち構えています。門脇に壁がなくて
門だけで門前の道が狭いので視覚的には圧倒されますね。


極彩色の本堂は豊臣秀頼の寄進。巡礼と安産祈願とお礼参りで参拝客は絶えません。


ご本尊の十一面観音菩薩(重文)は毎月18日にもご開帳されていますが、今回は1ヶ月にわたる
ご開帳です。外陣(向拝)からの拝観となりますが、そんなに遠くはありません。
太い眉がユニークな面持ちになっているご本尊です。

今回から「梵字札」「ご詠歌護符」「本尊御影」「ご朱印」をUPしましょう。


この連休中は20日に大津の石山寺、22日に茨木の総持寺と立て続けにお参りします。

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