黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

SL列車2日目乗車 大井川鐡道

2016-05-28 23:51:31 | 鉄道旅
大井川鐡道のある金谷は大きな街ではないので旅館はあってもホテルはなさげでJR一駅上りの島田駅前で
宿泊。ホテルの窓から島田駅構内が一望できて電車の発着が楽しめた。去年に行った伊勢でも出雲でも
駅前ホテルでいずれも部屋から駅構内が見れてホテルの部屋の眺望にはこのところ恵まれている。

さて今回は金谷↔千頭のフリー乗車券を購入したが、これは1日だけではなくて2日間有効。
なので1枚で2日間乗り放題である。ただし、金谷駅で下車した場合は有効期間内ではあっても
フリー乗車券は回収されてしまうらしい。切符にはその記載がないので要注意だ。
1日目にSLで新金谷に着いて接続の金谷行の列車に乗車してそのまま下車すると2日目は乗れない
ということになる。なので今回は新金谷から歩いて金谷駅に行きました。けっこうわかりにくい道で
20分ほどかかりましたかね。

新金谷駅。住宅地の中にある。


元南海21000系。初日はこれに乗って家山まで行った。


2日目は川根温泉笹間渡駅で下車。無人駅だが上りSLの停車駅でもある。






駅から歩いて5分ほどのところに道の駅があってその駐車場ちかくから望める「大井川第一橋梁」が初心者でも
間違いのない鉄板のSL撮影地ということで行ってきました。ちなみに下の画像は動画からトリミングした画像です。
撮影地ということのためかSLが見えてくる数分前から汽笛を鳴らして来るのを教えてくれます。


そして千頭駅へ。大井川鐡道にも鉄道むすめがいて車掌の「井川ちしろ」。スタンプラリー2015のスタンプが千頭駅に
まだ設置してあって、ミニスタンプとトレインマークキーチェーンが値下げして販売していたので早速GET。


6月から運転があるトーマスSLはまだ頬被り。


2日目のSLは初日と同じくC5644。そして客車は「オハ47 398」。この客車は国鉄時代は「オハ46 398」として
米ヨナ所属の客車で、山陰本線を走っていて出雲⇔福知山の532列車などに運用されていたので、これももしかしたら
子供のときに乗っていたかもしれない客車です。






2日目は土曜日午後のためか満席表示が出ていました。満席だけど1人乗車はボックス席4席でひとり、2人乗車はボックス席4席で
ふたり…というようになっていて、知らない他人が向かい合わせもしくは隣に座る…ということはなかったようです。
SLは指定席だけど車内検札はなし。そして途中の家山駅で団体がごそっと下車したので、車内はガラガラになって
車掌さんから「空いてる席に自由にご移動ください」とアナウンスがあったので、スハフ43に移動。フは車掌室付き。




こうして2日間のSL列車乗車も終了。思い出の懐かしい光景、懐かしい音、懐かしい匂い・・・で胸いっぱいです。
ぜひ来年も今度は厳寒の寂しい感じを味わいに冬に訪れたいなと思っています。


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SL列車初乗車 大井川鐡道

2016-05-24 23:52:10 | 鉄道旅
静岡の大井川鐡道にいってSL列車に乗ってきました。
正直、SLにはさほど興味がなくてそもそもSL世代じゃないし、SLが牽引する貨物列車を
家の前を通る貨物線で見たような記憶がうっすらとあるぐらいで、今回の大井川鐡道での
目的もSLというよりSLが牽引する「旧型客車に乗りたい」でした。

前の日は22時頃まで仕事。家に帰ってすぐ寝て5時半起床の6時半家出発。京都から9時前発の新幹線に
乗ってしまえば11時前には大井川鐡道のある静岡県島田市の金谷に到着。はやいね~♪
SLは新金谷と千頭の間を1往復していますが、新金谷発は乗る人が多いのでこれはパス。
金谷駅からSL停車駅である家山駅まで行きます。ここで到着発車のSLを撮影するために下車。


この日は家山駅から乗車の団体客もなく小さな駅舎はひっそり。昭和感たっぷりでいいね~。ちなみにこの写真、
今回買ったカメラ(ソニーα5100)での初ショット。


家山駅の側線に京阪のテレビカー。停まってた。廃車待ち? そのテレビカーの側を蒸気吐きながら入線。
C56の44号機、思ってよりちっこかった・・・。でもさすが迫力あるね。この駅で団体客がどっと下車。


C56を見送ってから25分後に千頭行き普通列車に乗車して千頭まで。先着していたC56は入換作業&転車を
するところでした。


転車台で方向を新金谷行に変えて待機。このC56 44号機は昭和11年生まれの御年80歳。大東亜戦争のときに
タイに送り出されて昭和54年に帰国したという歴史のある釜。今回はこのSLの列車に乗ります。


発車まで待っていると汽笛の音が・・・。見ると団体臨時列車が入線。C10の8号機。これは見れてラッキーでした。


さていよいよ出発のとき。乗車する客車は「オハ47 380」 この客車は国鉄時代には「オハ46 380」として
福フチ所属で山陰本線やうちの地元あたりを走っていた客車なので、もしかしたら子供の頃に乗っていた
可能性はある! ちょっと悲しいことにトーマス仕様でオレンジ塗装されちまったけど・・・。昭和29年生まれの62歳。




すっごい懐かしい匂い。すぐに思い出した。子供の頃乗っていた客車の匂い。JNRマーク入りの灰入れと栓抜きも健在!


14時54分発。C56の汽笛とともにガクン・・・ゴトリ・・・ガシャーーーンとゆっくり動き出す。自動連結、線路のジョイントの音に
C56の蒸気の音が加わって、これぞ昭和!昭和の音。ローカル線に1両の電車をもってして郷愁などど今は言うが、それは違う。
長編成の客車列車こそが鉄道の郷愁なのだよ!!

この日は平日でしかも新金谷行き列車なので、正直ガラガラ。乗った車両にも自分を含めて5~6人、他の車両も同様。
ガラガラの長編成の客車・・・。30年前に完全にタイムスリップですわ。胸熱半端ない。


1時間ちょいで新金谷駅に到着。新金谷駅にはこれも団臨のC11の227号機がおりました。


このあと入換や転車台を見て初日の日程を終え島田市のホテルに泊まりました。


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