黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

【動画】 那智川車窓/那智の大滝

2012-03-12 16:37:49 | 近畿の寺社
撮影した動画をようつべにうpしたのでこちらにリンクしておきます。

JR那智駅から那智山のバスの車窓で那智川流域の台風被害の爪あとも映っています。
もうひとつは那智の大滝の動画です。






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【那智熊野詣】 雑記 その2

2012-03-10 11:25:31 | Weblog
-南紀パス-
今回、紀州に行くにあたり、JRの期間限定「南紀パス」を利用しました。


これがすごいお得!
通常、京都から和歌山の新宮まで特急指定往復で1万5千円ちょいかかるところが、
半額以下の6500円!しかも現地でJRが通っていない地区のバスは乗り放題!
紀伊勝浦or那智駅~那智山(往復1200円)新宮~本宮大社(往復2600円)
このバス代だけでもお得感が半端ないでしょ?

今まで那智へ行く時はJR篠山口から和歌山までは快速を乗り継ぎ、和歌山から那智
までは普通列車を乗り継ぐという8時間超のぐったり旅(しかも往復1万円超)
だったのが、非常に快適に現地まで行けました。
(まあ、鈍行列車の旅っていうのがイイ!っていう人もいるけどね)
こういう期間限定チケは常にリサーチしとくことが大切ですねー!

-逆走するバス-
本宮を参拝した帰りのバスでの出来事。
本宮を出発して5分ほどたった時に、乗り合わせた乗客がバスに乗り間違えた
ことに気づき、優しい運転手さんは「引き返そう!他のお客さん、申し訳ないです」
と、Uターンし再び本宮大社前へ。

都会のバスなら考えられないこういうことも、田舎のバスならではのこと。
他の乗客(とは言っても5人ほど)も文句いうことなくね。僕も本宮大社の鳥居を
再び見れてちょっと得した気分・・・。
終点の新宮駅前にもさほどの遅れもなく到着。運転手は降りる乗客に謝ってたけど、
いえいえいいですよ!ですね。

-コンビニー
コンビニ乱立のこの時代なのに、なぜか駅前にコンビニのない紀伊勝浦駅前と
新宮駅前。出店すればけっこう客入り良くおいしいんではないかと思うんだけど、
見渡しても少し駅から歩いてみても見当たらない。

そんな新宮駅前で帰りの特急の中で食べる昼食のお弁当をどうしようか?と
思ってたところ、新宮駅前から左折して少し歩いたところにお弁当屋さん発見!
1個すべて500円、チキンカツ弁当を購入。
これがアタリだった。メインのチキンカツの他にもおかずが多く入っていて
しかもおいしい。500円相当のコンビニ弁当に比べてもお得感満載でした!
お店の名前は見てないのでわからないけど、次回も食べてみよう。


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【那智熊野詣】 雑記その1 -朝起きると明るかった…-

2012-03-09 10:02:34 | 西国三十三所巡礼
参拝記以外の雑記を少々・・・。

那智の参拝記のところでちょこっと書きました“当初の予定を変更せざるを得なかった
その理由とは・・・


思いっきり寝坊!!


いやいや、本当にびっくりです。こんなこと(寝坊)は初めて。
学校や仕事の時でもほぼ今まで寝坊はないのに、寝坊したら最もダメな日に
まさか・・・。


遅くても午前5時15分には起きていなければならないのに、
目覚めると外がまだ暗いはずが明るい!
すぐに事態を察知して時計を見ると、午前6時半!!


京都を午前8時36分発の特急(しかも指定席)に乗る予定なのに、
京都から100km以上離れた自宅から、どこでもドアがない限りもう絶対無理!


起きて5分ほどかなりパニくったあとに、少し気持ちを落ち着かせてから
さてどうするか?・・・を考える。


とりあえず、次発の特急を調べる。新宮行き特急は本数が少ないので、
1本逃すとその日のうちに那智山につけない可能性もあるのだ!


次発の特急・・・新大阪11時00分発特急オーシャンアロー号、
これに乗れれば紀伊勝浦に14時半過ぎ、那智山にはなんとか15時半には
着けそう・・・ってことで、予定変更決定。


当初は13時前に新宮に到着して速玉大社にお参りのあとに
那智に返して、熊野古道を歩いて那智山へ・・・という予定にしていたが
すべて無しで那智山に直行ということで変更。


予定変更を決めれば、その後の動きはサクサクと決まる。
朝食もとり、身支度も整えて、自宅を出発。


自動車で約1時間10分ほど走りJR園部駅に着いて、電車を乗り継いで
新大阪へ・・・となるのだが・・・


自動車で園部駅まで行く道、雨のせいか全体的に走行スピードが
遅くて、いつもなら到着できる時間に、まだ残り10kmほど・・・。


園部駅に着いたのは電車が発車する、なんと2分前!
2分遅れてたら(信号ひとつに捕まってたら)
那智熊野に行くのは完全に中止になっていました・・・。


そんな綱渡り的な感じでなんとか那智には15時半ギリギリで
到着できたのですが、この寝坊のおかげで結果的にはあらゆる事柄が
いい方に向かいました。

まずは
乗り遅れた特急
→指定席はもう乗れないので自由席になってしまったが、平日の昼便のせいか
 けっこうガラガラで、快適な特急の旅を満喫!

速玉大社
→初日にお参りしていたら、雨でぐしょぐしょになってた可能性大。
 天気予報を信じて(昼からは雨止む予報)傘は持っていかなかったし。
 結果2日目は青空満開の晴天でお参り。しかもバス代が片道分、浮いた。

熊野古道
→古道は歩きたかったが、雨のため山道はぬかるみまくってたと推測。
 歩いていたらドロドロのまま宿入りの可能性大。



ちなみに寝坊の原因ですが、携帯のアラームを目覚まし代わりにセット
したつもりが、時間設定しただけでアラームONにしてなかったと判明。
わざわざスムーズ&2つの時間設定してたのに・・・。


でもまあ結果オーライってことで!


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【熊野詣】 熊野本宮大社

2012-03-07 10:43:49 | 近畿の寺社
熊野速玉大社の最寄バス停「権現前」から新宮駅発本宮行きのバスに乗ります。
熊野川沿いの道をバスは走るのですが、那智川と同様に熊野川流域も先の台風12号で
大洪水と山崩れによる大被害を受け、いまだ完全復旧には至らず、いたるところで
片側通行になっています。

バスは途中、川湯温泉など温泉地を通り新宮駅からは約1時間20分ほどかけて熊野本宮大社に到着。
土曜日だったこの日は乗客が僕を含めてたったの4人でしたが、全員本宮で下車。
次発の新宮駅行きバスまではたったの40分・・・かなり短い・・・。

鳥居をくぐって本殿区域までは両脇に杉の木、玉砂利・石段の参道を歩き、途中にある
「祓戸大神」にお参りしてから進む(脇にあり小さいので見逃しやすい)

そしてこれまた太い注連縄が存在感を示す御神門

本宮大社のHPによると社殿他、現在修復中とのことだが、工事が一段落中なのか、足場組みなどはなかった。

社殿向かって右側から若宮(天照大御神)本宮(主神・家津御子大神)結宮(夫須美大神・速玉大神)

桧皮葺きが美しいですねー。そしてその桧皮葺きに千木・鰹魚木の黒色が映えてる。
造立は江戸後期なのでそれほど古いものではないが、古式に則した建築物として重要文化財になっている。


本宮の鳥居から見て左前方方向にとても大きな鳥居が立ちそこに森がありますが、そこが
かつての本宮が鎮座していた旧社地の「大斎原」と呼ばれる地。
ここにもお参りしたかったのですが、時間の都合で今回は遥拝のみ・・・。

今回は那智に1泊して、本当は熊野の温泉にも1泊してゆっくりとお参りしたいのですが、
そこは長期連休はとれない身。ゆっくりとしたお参りは長い先の老後の楽しみwとして
残しておきませう・・・。

これで今回の一連の那智・熊野詣は結び。本宮から新宮駅行きのバスに乗り、新宮駅から
京都行きの特急に乗って紀州を後にしました。

熊野三社のご朱印 三社とも「八咫烏」の印がある。


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【熊野詣】 熊野速玉大社

2012-03-06 10:59:53 | 近畿の寺社
JR那智駅前から熊野交通のバス「新宮駅前」行きに乗り、揺られること約20分弱で、
熊野速玉大社への最寄のバス停「権現前」で下車。JR新宮駅前からは歩くにしてはちょっと
距離があるかな。

速玉大社への入り口 大鳥居                 御神木のナギの大樹 平重盛の手植えとか。 

大鳥居から参道を右に折れると、上掲のご神木が向かって左側に手水舎が右側にあり、その先が御神門です。
とても太い注連縄の存在感!


朱塗りが鮮やかな社殿は昭和42年の再建  向かって右側から上三殿・速玉宮・結宮 
主神は熊野速玉大神(=イザナギ尊) 結宮は熊野夫須美大神(=イザナミ尊)
 



午前8時すぎだったので、参拝者も少なく静寂の中でお参りしました。神職の方も巫女さん達も
にこやかに挨拶されて、こういうのは大事ですね、気持ちいいですね。

千木にくり抜かれた♡ハート♡                  手水舎
 

このあと権現前バス停に戻り、熊野本宮大社へと向かいました。

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