黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

京都 八坂の塔がばっちり見られるスポット

2010-11-14 16:25:06 | 京都の寺社・御所・離宮
京都のシンボル的な塔は新幹線から見える東寺の五重塔が有名ですが、
街中にある塔で有名なのは通称「八坂の塔」正式には「法観寺」。清水寺へ行くと
その途中で見える塔ですね。町家の中にある塔なんでなかなか全体像がつかみにくいの
だけれど、ばっちり見られるスポットが高台寺前から。こんな風です。


紅葉を下にしてなかなかいいアングルでしょう。ちょっと遠目でこんな具合。


これは京都護國神社への参道途中で見つけたスポットです。
妙法院のあとに京都護國神社へ行きました。こちらは今年の8月15日に行きたかった
のですが行けなくてこの日行きました。ここに来るのはもう中学生以来です。

それにしても人多い。特に若い世代。ここには坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓が
ありますから、龍馬ブームに乗って訪れる人が多い。お墓とは言ってもお骨が埋葬
されているわけではなく、石碑的なものなのですが、他の幕末の志士のお墓も
あって幕末ファンにとっては一聖地となっております。僕も中学生の時に千羽鶴を
奉納しました。そして霊山博物館で龍馬のポスターを買いましたね。

そしてその中学生時代以来の護國神社、すっかり龍馬ランドになってる…。
拝殿では「龍馬伝」おりょう役の真木よう子の写真展とかいうのをやっていたんですけど
こんなの、別の場所でやってよ!って感じです。かなり残念な状態になっていました。



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妙法院門跡 特別公開拝観

2010-11-13 22:26:40 | 京都の寺社・御所・離宮
京都では秋季に普段非公開の寺院等が特別公開されますが、このうちの妙法院門跡の
特別公開に行ってまりました。妙法院門跡は東大路通りの七条上ルにあるお寺で、
近くに三十三間堂がありますが、この三十三間堂の本坊が妙法院門跡です。

創建は後白河院の頃、平安も末期になりますから800年以上の歴史ですね。門を入ると
大きな庫裡が目の前に。これは豊臣秀吉が方広寺の千僧供養を行ったときの遺構だそうで
国宝に指定されています。


建物の中は庭園も含めて写真撮影ができないので外観からだけですが。中は天井が
とても高くいかにも庫裡でしたね。太い柱がいびつな形のまま組み合わされていました。

大玄関は東福門院からその殿舎を下賜されたものです。ここでも東福門院ですね。重文。


拝観は庫裡から入って、大書院(東福門院旧殿、重文)護摩堂(本尊不動明王、重文)
龍華蔵という名の宝物殿、そして宸殿(明治31年再建)と進みます。襖絵や書跡、
茶器などの宝物が多く拝観できます。豊臣秀吉宛の印度副王からの信書(国宝)と
いうのもありました。

旧宸殿では幕末のいわゆる「七卿落ち」の舞台だったとこですが、明治初年に解体されて
今あるのは明治31年の再建だそうです。


この宸殿の前に妙法院の本堂があります。本尊は普賢菩薩(平安期、重文)
普賢菩薩は釈迦如来の脇侍ですが、独尊として本尊となるのは珍しいそうです。
今回の特別公開のポスターを飾ってます(ポスターもらいました)


ご朱印は「普賢尊」 普賢菩薩の御朱印というのも初めてですかね。


毎月、妙法院では仏教講座があるそうですが、その冊子が無料でもらえたので持って
帰ってきました。古いので昭和58年の…。


これにて、京都に残る門跡寺院はすべて巡りました。残るは近江八幡の瑞龍寺門跡と上野の輪王寺門跡です。


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