黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

西国第十三番 石山寺 ご本尊開帳参詣

2009-09-22 17:52:17 | 西国三十三所巡礼
前日に引き続き、大津へ行く前に石山寺に参詣しました。前回は2年前の平成19年の6月に参詣しています。
その日の記事(←こちら)とともにお読みいただければと思います。

連休2日目ということもあって、境内はけっこうな参拝者で賑わっていました。天気もいいですしね。

国宝の本堂・天然記念物の珪灰石




石山寺のご本尊である如意輪観音は勅封の秘仏になっていて通常は33年に一度のご開帳です。
今回は特別開帳になります。外陣からは胴体は見えますが、ご尊顔は隠れて拝顔できないので、
内陣拝観料(500円)を納めて内陣へ。まず「おおっ!」とその大きさに驚きます。
丈六像(仏典にあるお釈迦さまの身長と同じ)の半跏像で像高は3m超ということなので大きいわけです。

内陣拝観では非常に間近で拝観できます。その距離1mほどでしょうか。平安後期の作とされる
木造の仏像ですが、秘仏なので保存状態が大変よくて金箔や衣の文様も多く残っています。
特徴的なのは珪灰石の岩盤の上に安置されているということ。そもそも石山寺の名前の由来も石ですからね。
本堂も多宝塔も珪灰石の上。

この日は次に予定があるので小一時間ほどで境内をあとにしましたが、枕草子など平安時代の文学にも
登場する石山寺は見所の多い古刹です。またゆっくりとお参りしたいですね。



黒駒思いのままの記」←こちらも見てやってください。

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コメント
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