黒駒 寺社参拝記

畿内を中心とした寺社参拝記です。主に西国三十三所や聖徳太子霊場を巡礼中です。

今年最後は中山寺へ

2014-12-31 10:46:56 | 西国三十三所巡礼
12月30日、去年同様に大阪フェスティバルホールでの第9演奏会(大フィル)に行きました。
年内のすべてのことをやり終えて聴く第9は楽章が進むにつれて心に染み入る調べです。

さて大阪に入る前に宝塚で阪急に乗り換えて西国第24番の中山寺へお参りしました。
年末も押し詰まった30日の夕方4時過ぎなので他に参拝客はいないと思いきや
幼子連れの家族などがけっこうきていました。中山寺は初詣でもたいそう賑わうようで
その準備もほぼ整ったようです。



さて今年はすっかり出不精になってしまって精力的に動きませんでしたが、
来年は西国巡礼満願に向けて今年よりかは活動的になろうかと思います。
それでは皆様よい新年をお迎えください。



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近江一之宮 建部大社

2014-12-29 23:35:28 | Weblog
12月に入り大津の建部大社にお参り。




拝殿とご神木の三本杉


本殿(左)と権殿(右)が並立していて本殿には日本武尊、権殿には三輪山から勧請した大己貴命(=大国主命)を祀る。
 

境内奥には銘文永七年(1270)の石灯籠があり重要文化財。



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国宝 朝光寺

2014-12-28 16:51:17 | 近畿の寺社
11月には播磨の朝光寺に初めてお参り。西国第25番の清水寺に近いところにある山寺である。山間の道路を朝光寺への
案内板に従って車を走らせていると道沿いに駐車場がある。駐車場からは寺はまだ見えず、森の中へと徒歩で入る。
参道の横下には川が流れていてその先には「つくばねの滝」という小さな滝があり心地よい水音を聞かせてくれる。

参道は左に折れてTHE山門!というべき山門(仁王門)がそのすがたをあらわす。石段も手入れがされていなくて
それがかえって山寺のいい雰囲気を醸し出している。







朝光寺の本堂は室町時代の応永20年(1413)の建立で国宝に指定されている。ご本尊は2体の十一面千手観音で
そのうちの一体は京都三十三間堂からもたらされたものだという。



境内にはそのほかに鐘楼(重文)や多宝塔が建つ。




この日は紅葉で観光客の賑わう圓教寺や播州清水寺をまわったが、この朝光寺は国宝重文の堂宇をもちながら
参拝客観光客はほとんどおらず、ひっそりとしていた。なお休みの日には地元ボランティアの方々が案内を
してくれる。ちなみに駐車場・入山も無料である。ご朱印は道をはさんで建つ本坊でいただける。






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若狭 馬居寺(まごじ)

2014-12-27 09:42:16 | 若狭・丹後の寺社
11月には本尊が25年ごともしくは午年のみに開帳される馬居寺へお参りしました。
若狭和田駅から細い細い道を山に向かっていくとひっそりと建つお寺です。

創建は聖徳太子によるものと伝承され、太子がこの地を巡行されていた時に愛馬の「黒駒」!!がいななき、
その地に光明が放たれたのをご覧になり馬頭観音像を御刻みになったという。そして馬(黒駒)が居た地ということで
馬居寺といわれるようになったとか。我がHNと縁深き寺ですな。





ご本尊の馬頭観音は江戸時代に人形のように彩色修補されていたものが、その彩色をとってみると
平安時代の馬頭観音が現れた・・・ということで話題となったらしい。写真の観音堂の上手に収蔵庫がありそこで拝観できた。
本尊の他に四天王像などもあり、その四天王像にはその人形のような化粧がまだ施してあった。それをとるとまた新たなる
発見があるかもしれない。

境内には石塔石仏が多く置かれてあって木札には鎌倉時代~江戸時代のもの・・・とある。






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糸切り餅 多賀大社

2014-12-26 10:47:29 | 近畿の寺社
彦根の南方に位置する多賀町に鎮座する多賀大社は古事記にその存在が明記されている神社。6月6日に参拝しました。


豊臣秀吉との縁が深く境内にかかる太鼓橋は太閤橋ともいわれる。




境内は整然と美しく掃き清められ大そう清々しい。御祭神はイザナギノミコト、イザナミノミコトの二神を主祭神とする。


門前菓子として有名なのが糸切り餅。元寇の蒙古撃退を祝った菓子という。こしあんを包んだお餅は元軍の旗印を模し
これを刃物ではなくて糸で切るので糸切り餅という。




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