橋本治とナンシー関のいない世界で

「上野駅から夜汽車に乗って」改題
とうとう橋本治までなくなってしまった。
平成終わりの年にさらに改題してリスタート。

夜の喫茶店でタロットを引く

2016-02-03 01:18:26 | こじらせ人生
喫茶店でお茶を飲んでいたら、このあとタロットカードの時間になりますと、一枚のチラシがテーブルに置かれた。それから2時間の間、店にタロット占いの人が来て、希望の人は占ってもらえるのだそうだ。誰がやるの?とチラシを置いてくれた店員の男の子に聞いたら、「こちらの方です。」と私の背後に座っていた女性の方を指した。「あ、そうなんだ」と反射的にこたえながら、「そうなんだ」という言い方がもしかしたら失礼に聞こえていないだろうかと気になったのもあって、それにもちろん、タロットに少し興味が合ったのもあり、観てもらうことにした。これも縁だ。とはいえ、そんなにお金もかけられないので、ワンカードを引く簡易バージョンにする。

さて、何を聞くか。タロットは現状を見るのが得意とのことで、じゃあ今の私の状態は底なのか否かと聞いてみた。普通に考えたら、私の現状なんて、誰も真似したくないような程度のものである。とはいえ、今が底ですと言われるのも面白くはない。けれど、今が最高ですなんて言われたら、かえって落ち込んでしまう。それに、タロットでは判断材料となるカードを引くのは自分である。果たして私はどんなカードを引くのか…。

しかして、36枚あるカードの中から私が引いたのは「THE WORLD」。ただし、カードが逆さになった「逆位置」であった。つまり、理想に向かって進んではいるが、その理想実現のために、今は何らかの障害がある状態とのこと。障害があるのは事実だと思うし、実際にもがいている現時点が理想でなくて、ちょっとホッとする。

占い師さん曰く、「逆位置ではあっても、36種類もあるカードからこのWORLDのカードを引いたということは、理想に向かうという意味が強く、そこに向かっている過程であるのは確か。今考えている道は間違っていないと思う。」と。

考えてみれば、これは現時点の自分が最も求めていた答えではなかったのか。精神を集中して自らが引いた一枚のカードは、偶然かも知れないが、自分の心を投影していた。結局、答えは自らの中にありということをここでも見せつけられた。

にしてもTHE WORLD。世界は我にあり(笑)

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