ごろりんブログ

雫石鉄也のブログ

海外特派員

2021年02月01日 | 映画みたで

監督 アルフレッド・ヒッチコック
出演 ジョエル・マクリー、ラレイン・デイ、ハーバート・マーシャル

 1940年の映画である。ヒッチコック監督のアメリカでの2作目。血の気の多いはみだしもんの新聞記者ジョーンズは警官を殴ってクビを覚悟していた。
 ジョーンズの新聞社は、戦争が近く風雲急をつげるヨーロッパに特派員を派遣することした。だれを送ろう。あいつがいい。と、いうわけでジョーンズは社長にヨーロッパ行きを命じられる。
 ジョーンズはハーバーストックの変名でヨーロッパに行った。まず取材すべき相手はオランダの政治家ヴァン・メア。ヴァン・メアはヨーロッパの和平のカギを握る人物。そのヴァン・メアが暗殺された。ジョーンズは暗殺犯を追う。
 ヒッチコックらしく二転三転するストーリー。だれが真の黒幕かはっきりしない。第2次世界大戦直前のヨーロッパを舞台にくりひろげられるエスピオナージ活劇。古い映画 であるがなかなか楽しめた。