『磐城誌料歳時民俗記』の世界

明治時代の中頃に書かれた『磐城誌料歳時民俗記』。そこには江戸と明治のいわきの人々の暮らしぶりがつぶさに描かれています。

いわき市暮らしの伝承郷 その8

2007年03月16日 | 歴史
旧高木家住宅(いわき市指定有形文化財)は、
いわき市の常磐湯本から遠野に向う
街道沿いの宿場・田場坂宿に建っていたもので、
それがいわき市暮らしの伝承郷に移築、復元された。

高木家では代々、醤油の醸造業を営んでいた。
移築・解体作業の際、
柱に嘉永3年(1850)に建てられた旨の墨書が見つかり、
この家屋が今から150年以上も前に建てられたものであることがわかった。

また、この家は床高が極めて高く造られているのが特徴だ。
さらに、踏ん込み囲炉裏(いろり)や干棚(ひだな)などもあり、
それらもこの住宅の特徴になっている。
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