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一日ひとつ 英語の豆知識 

【ドラ豆】(ドラマメ)と【今日豆】(キョウマメ)の2種類の豆知識シリーズ。毎日ひとつ英語の豆知識をものにしよう!

豆知識 『マル』 #1224

2008年07月16日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)は、ともかく男を家に近づけまいと、たびたび制止の言葉を発し
たが男は、そのたびにちょっと立ち止まっては、【grinned】〔ニヤリと笑い〕
またゆっくり近づいてくる。

男が、玄関に立っているケイトまであと数歩というところまで近づいたときに
ケイトのだらりと下げていた腕がスーッと前に動いた。

窓越しに見ていたメグミは、なぜかその動きが【in slow motion】〔スロー
モーション〕のように見えた。

次の瞬間、【in dim light】〔薄暗がりのなかで〕、ケイトの持ち上げた右手の
先から、細い【flashing light】〔閃光のような光〕が走り、その直後に家の中
にいるメグミのいるところにも、パーンという音が聞こえてきた。

メグミがおどろいて、玄関のドアを開けて外へ出てみると、ケイトがメグミに
身体をあずけるように、【collapsed into tears】〔泣き崩れて〕きた。

そして、【sobbing uncontrollably】〔泣きじゃくりながら〕、

  Kate 【 I mulled it over and over and over....】 と言う。

   メグミ 【......マル?.....何度も??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 mull over 】口語表現で→〔 じっくりとて考えてみる、熟考する 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 


       つまり、ケイトはこの男のことで、今後どうした良いか
       何度も何度も何度も考えたと言いたかったんですよね。

       使われ方として:

       【 mull the issue 】→〔 問題を検討する 〕
       【 mull measures 】→〔 対策を考える 〕
       【 mull over her options 】→〔 選択肢を検討する 〕

        いろいろ良く考えれば、結果はきっとマルですよねぇ~。

                                        (^^)v


豆知識 『バズ ②』 #1223

2008年07月15日 | ドラマの豆知識
メグミは、家の中から、門灯のぼんやりとした明かりに照らされているケイト(Kate)
と、ライトを消して、暗がりの中で車から降りてきた男を見ていた。

男が、家のほうに近づこうとしたときに、ケイトが【in a sharp voice】〔鋭い声〕
で、おとこを制止しようとするのが聞こえた。

男は一瞬たちどまって、玄関の明かりの中に見えるケイトをうかがっていたが、また
ゆっくり近づきはじめた。

【court コート 】〔ドライブウェイ〕には【street lamp】〔街灯〕はないので、最初
は、男の影がぼんやり見える程度だったが、すこし近づいてきて、門灯のあかりの
届くあたりまでやってきたとき、やっと男の顔が浮かんで見えるようになった。

そのときまた、ケイトが、【Leave me alone!】〔来るなって言ってるでしょ!〕と
さけんだ。

すると男は、ちょっと立ち止まり、くらがりのなかで【grinning】〔ニヤリとした表
情〕を見せたあと、なにかケイトに話しかけ始めたようだった。 言葉も内容も
家の中のメグミには、はっきりとは聞こえない。

ひとことふたこと言葉を交わしたかと思ったら、またケイトの声がひびいた、

  Kate 【 Buzz off, you bastard ! 】 と言う。
                         【you bastard !】=〔ろくでなし!〕 

   メグミ 【......バズオフ?.....なにそれ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 Buzz off ! 】俗語で→〔 消えうせろ! とっとと行ってしまえ! 〕 
                           という意味ですよね~ (^o^) 


       【 buzz 】にはいろんな意味があって、もともとは
        ブザーが鳴る、ガヤガヤ言う、などですが、豆知識
         #1211『バズド』では→〔酔っぱらって〕 という
        意味でしたよね。

        そのほかに、〔行く、去る〕という意味でも使わ
        れ、【Buzz off!】というと、→〔消えうせろ!〕
        なんですよね。
                             (^^)v


豆知識 『ホー?』 #1222

2008年07月14日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)が離婚してまもなく、またあの男がケイトのまえに姿を現し、ひんぱ
んにつきまとい始めたという。

逃げるように、ケイトはメグミ家に引っ越してきたが、そこにも電話をかけてきて
さらに今は、自動車で乗りつけてきたのだった。

それはメグミとケイトが、ささやかな【"room"-warming party】 〔引っ越し祝いの
パーティ〕を開いていたところだった。ケイトが、ビールを立て続けに呑んで、【a
little buzzed】〔ちょっと酔いが回っていた〕ときのことで、ケイトの顔からサッと
【lose color】〔血の気が引く〕のがメグミにもわかった。

ふたりが、窓越しに薄暗い道のほうをうかがっていたら、メグミの家のある【court
コート 】〔ドライブウェイ〕へ 1台の車のライトがあわられた。

それを見とどけると、ケイトはひとり言のように、【I can't involve you in this!】
〔あなたを巻き込むわけにはいかないわ!〕、と言い残して、窓際からはなれ
自分の部屋のほうへすっと歩いていった。

すぐに、玄関のドアが開く音がして、門灯のぼんやりとした明かりの中にケイトが
立っているのが見える。ライトを消し、暗がりの中で、車から降りてきた男は、かま
わずケイトのほうへ近づこうとしたとき、ケイトが、【back off!】〔下がれ!〕と鋭い
声でさけび、さらに、

  Kate 【 Halt ! 】 と大きな声でまたさけんだ。

   メグミ 【......ホー?.....ホーって何??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 Halt ! 】→〔 止まれ! 動くな! 〕 という意味ですよね~ (^o^) 

       
        発音は、遠くから聞くと〔 ホー 〕としか聞こえず
        最後の【 t 】は聞こえないので、ネイティブの会話
        に慣れてないひとは、一瞬なんのことか分からない
        ことがよくあります。

        さらに、【 stop 】は誰でも知ってますが、【 halt 】
        のホーは、あんがい知らない人も多いようですね。

                                     (^^)v


豆知識 『風を手に』 #1221

2008年07月11日 | ドラマの豆知識
その男からケイト(Kate)を守るために、会社の同僚だった元の夫が、まいにち送り
迎えをしてくれ、また休みの日も【spend time off together】〔いっしょに時を過
ごす〕 ことが多くなったという。

その間にも、何度かその男に出くわしたり、待ち伏せされたりしたが、そのつど警察
へ連絡をとってくれて、日本の〔ストーカー規制法〕のような、【stay-away order】
〔接近禁止命令〕が施行されたのだった。

その後しばらくして2人は結婚し、その男もあきらめたのか、姿を現さなくなったと
いう。

ところが、2人が離婚してまもない先日、またこの男がケイトのまえに【turned up】
〔姿を現した〕のだった。

メグミが、 離婚したことがなぜ知れたのか不思議に思って、【How did he find it
out?】〔どうして判ったのかしら?〕と聞いたら、ケイトもちょっと 【looking quizzical
(クイジカル)】〔首をかしげて〕、

  Kate 【 Somehow he got wind of it. 】 と言う。

   メグミ 【......何らかの形で?....風を手に入れた??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 get wind of 】→〔(うわさ・秘密・気配など)をかぎつける 〕 
                          という意味ですよね~ (^o^)        
 
    
        これは、わかりやすいイディオムですよね。日本語でも
        『風のたより』 などと表現しますよね。

        例文:【The police got wind of their whereabouts.】
                 →〔警察は彼らの行方をかぎつけた〕

            【The press got wind of the scandal.】
                →〔マスコミがスキャンダルを嗅ぎつけた〕

             【 have in the wind 】とも言います。
                                       (^^)v


豆知識 『ノット』 #1220

2008年07月10日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)が養護施設を出てはたらき始めると、その男は、またケイトのまわり
へ姿を現し、ひんぱんにケイトをつけまわすようになったという。

ケイトがいうには、養護施設でまるでオモチャのようにして悪さの限りを尽くした
味が忘れられず、また同じようにしようと、【boomeranged】〔舞い戻ってきた〕の
ではないかとのことだった。

【parking lot】〔駐車場〕で待ち伏せられたり、アパートのドアの前で待っていた
り、ただただ、この男から逃げ回るのに、毎日がイラクかどこかの【battlefield】
〔戦場〕にいるようなありさまだった。

それの状況を救ってくれたのが、最近【divorced】〔離婚した〕今までの夫だった。
【co-worker at the office】〔会社の同僚〕だった彼は、そんなケイトの状況を知り
朝の出勤時にはアパートまで迎えに来てくれて、仕事がおわったあとは必ず送って
くれるようになった。

そうした状況が1年近くも続いたと言う。

メグミが、【Sounds like husband and wife.】〔夫婦みたいね〕、というと、ケイト
は、【grinned】〔ニヤッと笑って〕

  Kate 【 Yeah, we finally tied the knot. 】 と言う。

   メグミ 【......縛った?.....ノット=違った??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 tie the knot 】→〔 結婚する 〕  という意味ですよね~ (^o^) 

       
       
         日本語でも、ふたりが結婚することを、『結ばれる』
         と表現して、『結婚』、『縁結びの神』、などなど
         いろんな用語が生まれていますが、英語でもまさに

          【 tie the knot 】

              ⇒「2本のひもで結び目(knot)を作る」
                 ⇒「2本のひも結ばれる」
                   ⇒「2人の男女が結ばれる」
                     ⇒「2人が結婚する」
  
                 ですよね。
                              (^^)v


豆知識 『シェイク』 #1219

2008年07月09日 | ドラマの豆知識
【foster home】で紛失していた【sterling (スターリング) silver dishes】〔純銀製
の食器セット〕が、街なかの【hock shop】で見つかり、その後の警察のしらべで
やはり【janitor (ジアニター)】〔用務員〕にやとわれた男が盗んで売ったものとわ
かった。

【hock shop】の証言と、さらに、【janitor's room】〔用務員室〕のベッドの下か
らも、いままで盗まれていたいくつかの品物が発見されたそうだ。

結局、この男は養護施設をすぐにクビになったが、【director】〔施設所長〕がまた
【May God help you.】〔神があなたを助けてくださいますように〕という慈悲の心
をしめしたため、【criminal charge】〔刑事訴追〕されずに、手荷物だけもって施
設から出て行っただけだった。

それから数年して、ケイト(Kate)が養護施設を出てはたらき始めると、その男は
どこでうわさを聞きつけたのか、突然、ケイトのまわりへ姿を現すようになったと
いう。

そして、ひんぱんにケイトをつけまわすようになり、ある日仕事帰りに、【parking
lot】〔駐車場〕から出てみると、外側の路上で、車に乗って待ち伏せされていたの
だった。

メグミが、【Then, what happened?】〔それでどうなったの?〕と聞くと、ケイトは、

  Kate 【 I just tried to shake him off ! 】 と言う。

   メグミ 【......シェイク?.....握手したの??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 shake off 】→〔 尾行者から逃げる、振り払う 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 

       
       【Mariah Carey】〔マライア・キャリー〕の曲に
       【 Shake It Off 】というのがありますよね。

         『 いまの関係、振り切らなくちゃ
          あなたなんか、振り切らなくちゃ
          だって、愛がちがうんだもの
          あなたは、いつもいいかげん
          私は、いつも本気なのに
          あなたなんか、振り切らなくちゃ

            ・・・・・・・
            ・・・・・・・
            ・・・・・・・
            ・・・・・・・  
              (勝手な日本語訳です)』 (^^)v


豆知識 『ホック』 #1218

2008年07月08日 | ドラマの豆知識
【foster home】〔児童養護施設〕で【janitor (ジアニター)】〔用務員〕として働きだ
した男は、あいかわらず施設内で、金目のものを盗んだり、部屋で大酒をのんで
騒いだりしていたために、やっとまわりの【nun ナン】〔尼僧〕たちも警戒するする
ようになったという。

さらに、その後のしらべで、この男は、つい最近まで、複数の【burglary】〔住居
侵入窃盗〕や 【sexual assault】〔婦女暴行〕の罪で数年の間、【behind bars】
〔刑務所にいた〕ことが分かった。

さすがに、【May God help you.】〔神があなたを助けてくださいます〕と言って
この男をやとった【director】〔施設所長〕も、ことの重大さに気づいて、【nun ナン】
たちに、【anything happens】〔何かあったら〕知らせるように指示したそうだ。

そうしたある日、ある【nun ナン】が、町なかへ外出したときに、先日から見あたらな
くなって関係者が騒いでいた【sterling (スターリング) silver dishes】〔純銀製の
食器セット〕を偶然に見つけたのだという。

メグミが、【Where?】〔どこで?〕と聞くと、ケイト(Kate)は、

  Kate 【 Hock shop ! 】 と言う。

   メグミ 【......ホックショップ?....なにそれ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 hock shop 】→〔 質屋 〕 のことですよね~ (^o^) 

       
       
        〔 質屋 〕というと、ほとんどの人が、【 pawn shop 】
        の方を覚えていると思いますが、ちょっと口語的な表現
        で、【 hock shop 】もよく使われます。

         【 hock 】  で→〔 ~を質に入れる、質草 〕
         【 hockable 】で→〔 質入れ可能な 〕などという

        ようにも使われます。

        インターネットでも、【 ○○ Hock Shop 】などと
        というホームページをときどき見かけますよね。

                                    (^^)v


豆知識 『ハートが』 #1217

2008年07月07日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)が幼少時代から預けられていた【foster home】〔児童養護施設〕
で、ある男があたらしく【janitor (ジアニター)】〔用務員〕として働きはじめてから
施設内でひんぱんに物がなくなるようになった。

そして、その【crime scene】〔犯行現場〕を、当時10才だったケイト(Kate)が
偶然にも目にしてしまったのだった。

不幸にもそれが、それからのケイトの【days writhe (ウライズ) in torment】
〔苦しみにもがく日々〕の始まりだった。
         (writhe (ウライズ) = 身をよじる、もだえ苦しむ)
         (Rの発音なので、 (ウ)を入れると日本人でもR発音になります)

その後その男は、子供たちの世話をしている【nun ナン】〔尼僧〕たちに気づかれ
ないように、子供たちの遊び時間などを見はからっては、こっそりとケイトを、自
分が【living-in】〔住み込み〕していた【janitor's room】〔用務員室〕へ連れこん
ではナイフでおどし、またそのたびにイタズラをくり返したという。

ケイトは、それ以上くわしく話そうとはしなかったが、ひとこと、

  Kate 【 My heart was in my mouth...every time....】 とつぶやいた。

   メグミ 【......私のハートが?.....口の中??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 heart is in one's mouth 】→〔 生きた心地がしない 〕 
                         という意味ですよね~ (^o^) 

       
       
       日本語でも、『心臓が飛びでるほどびっくりする』という
       表現がありますが、英語でも似たような表現がいくつかあり
       これもそのひとつです。

       恐怖にかられたり、あまりに驚いたりすると、〔心臓がバク
       バクする〕ような経験をしたことのある人も多いかと思いま
       すが、まさにこの表現はその状態で、〔まるで心臓が口の中
       にあるように、その鼓動がバクバクと伝わってきている〕と
       きなのです。
                                       (^^)v

豆知識 『アギャー』 #1216

2008年07月04日 | ドラマの豆知識
この男が【janitor (ジアニター)】〔用務員〕として働きはじめてしばらくは、誰もこの
男が、【wolf in disguise】〔猫をかぶった危険人物〕 だとは気がつかなかった。

ところが、ひと月ほどしたころから、施設内でひんぱんに物がなくなるようになった
という。

だが、だれもこのことが、あたらしく雇った【janitor (ジアニター)】の仕業だとは思わ
なかったが、まだ10才だったケイト(Kate)が、偶然その現場を【witnessed】〔目
撃して〕しまったのだった。

ある日の午後、みんなで庭の草取りをしたあと、それが終わったことを報告に
担当の【nun ナン】〔尼僧〕の部屋に行ったとき、ドアが開いていたので何気なく
そのまま部屋に【stepped foot in】〔足を踏み入れた〕ら、この男が机の中を
【hunting out】〔物色して〕いたのだという。

その時のことをケイトは、

  Kate 【 I was aghasted at...a man was in ! 】 と言う。

   メグミ 【....アギャスティッド?.....アギャー、何それ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 aghast at 】→〔 ~にびっくり仰天して 〕という意味ですよね~ (^o^) 

       

       【 aghast (アギャースト) 】は⇒〔 びっくりして、がくぜんとして 〕
        という意味で、

          【 be aghast at 】で→〔 ~にびっくり仰天して 〕

        となります。


       ● 『 アギャーと驚く』、と覚えれば、絶対に忘れないですよね。

                                  (^^)v


豆知識 『灰色のゲイ』 #1215

2008年07月03日 | ドラマの豆知識
ケイトが幼少時代から預けられていた【foster home】〔児童養護施設〕で、この男
が働きはじめたのは、施設全体にとっても、まったく不幸なできごとだった。

この施設は【Catholic】〔カトリック系〕の【well-wisher】〔篤志家〕からの寄付を
基盤にして設立・運営されていて、はたらいているのは殆どが【nun ナン】〔尼僧〕
だった。

その男が、当時この施設に出入りしていた【gardener】〔庭師〕の知り合いだと
いうことで、なにか仕事がほしいと言ってきたときも、【director】〔施設所長〕
をしていた年配格の【nun ナン】〔尼僧〕は、まったくその男の過去を調べようと
もせず、

  【May God help you.】〔神があなたを助けてくださいますように〕

と言っただけで、すぐに【janitor (ジェニター)】〔用務員〕として採用したそうだ。

仕事をはじめた最初のころは、誰にたいしてもニコニコを笑顔を見せて近づき
ひとの輪の中へ積極的にはいりこんでいったので、ケイト(Kate)はそのときの
ことを、

  Kate 【 We felt...he was quite a gregarious fellow. 】 と言う。

   メグミ 【......グレゲイリアス?.....灰色のゲイ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 gregarious fellow 】→〔 社交好きな男、社交的な男 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 

       
        発音は〔 ゲイ 〕を強く発音します。

       【 gregarious 】には⇒〔 何かが集まる 〕という
        というイメージがあって、人の場合は、たくさん
        の人が集まって、社交的な雰囲気で何かをしたり
        たのしく過ごしたりしているような場面が想像さ
        れます。

        動物や、植物などの場合は、たくさんの動物や鳥が
        一ヶ所に群れていたり、同じ種類の植物が群生して
        いたりする場面が想像されます。
                              (^^)v


豆知識 『オフ』 #1214

2008年07月02日 | ドラマの豆知識
これもメグミには、あとから判ったことだが、電話の相手はさいきんケイト(Kate)が
離婚したのを聞きつけて、また【make a move on】〔ちょっかいを出す〕 ために
電話してきたのだった。

現在は、別の州に住んでいる彼が、どうやってケイトの【mobile】〔携帯電話〕の
番号をしらべたかは不明だが、ケイトがまだ前の家にいた先日に、はじめの1回目
がかかってきたという。そして、その後しつこくかけてきて、ケイトが番号を変えよ
うとした矢先の今日もかかってきたのだった。

そしてどうやら、今日はこの家の近くまでやってきている様子だった。

ケイトのそばで、メグミも窓越しに薄暗い道のほうをうかがっていたが、そのとき
メグミたちの家がぐるりと並んでいる【court コート 】〔住宅街で、普通の車道から
各家の車庫に通じる道で、その先が袋小路になっているドライブウェイのこと〕へ
1台の車のライトがあわられた。

そのままゆっくりケイトの家のそばまでやってくると、そこでぴたっと停まった。

いったん切っていたケイトの【mobile】がまた鳴って、また、【a word or two】
〔ひと言かふた言〕やりとりしたあと、ケイトは、

  Kate 【 Fuck off from my life ! 】 と言う。

   メグミ 【......ファックオフ?.....ファックしない??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 fuck off 】きたない俗語で→〔 消えうせろ、出て行け 〕 
                         という意味ですよね~ (^o^) 

       【 off 】 はいろんな意味で使われますが、ここでは
        それらの中の、〔 ~から離れる 〕【 ~から去る 】
        という動詞として使われています。それに、強調の
        意味の〔fuck〕がつけられて⇒〔 消えうせろ 〕。
       
        こうした〔きたない俗語表現〕は、めったに使われない
        のではないかと思えば、そうではなくて、映画を見ても
        分かるように、ちょっとした場面になるとよく使われる
        ので、正確に意味を理解だけはできるようにしておいた
        方が、映画やドラマを鑑賞するとき、あるいはネイティブ
        と付きあうときにはある程度、必要なんですよね。

                                    (^^)v

豆知識 『そんなの』 #1213

2008年07月01日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)の【mobile】〔携帯電話〕にかかってきた相手は、ケイトの知り合い
のようだったが、すこし話しただけで、なぜか、ケイトの表情がさっと【anger】
〔怒り〕と、【scared look】〔おびえた表情〕の混じったものに変わった。

これはあとで判ったことだが、電話の相手は、ケイトが幼少時代から預けられ
ていた【foster home】〔児童養護施設〕で出会った男だった。

この養護施設に、【janitor (ジェニター)】〔用務員〕として働いていた40才くらい
の男で、まだ7~8才だったケイトに【had an eye on】〔目をつけて〕、入所ま
もなくからさまざまな〔イタズラ〕をされたという。

ケイトは、その詳細を語ることはなかったが、後日ほかの人からその話に触れ
られたときに、彼女が何度も【shed (シェッド) bitter tears】〔くやし涙を流す〕
のを、メグミは目にしたのだった。

【mobile】を握りしめて窓の外をうかがっていたケイトは、相手が何か言った
とみえて、その内容を無視するかのように、

  Kate 【 ...Don't give a shit ! 】 と、はき捨てるように相手に言う。

   メグミ 【......シュィット?.....ウンチを与えない??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 I don't give a shit ! 】→〔 そんなの関係ねぇ! 〕 
                          という意味ですよね~ (^o^) 

       
       
       ほとんど、小島よしおの 『そんなの関係ねえ~!』 の
       英語版ですよね。

       【 shit 】や【 fuck 】をつかった表現は、実際の
       ネイティブの会話ではヒンパンにでてくるのですが
       下品な表現なので、子供がつかったりすると叱る親
       もたくさんいます。

       ということで、自分から使うのはやめましょうね。
                                     (^^)v


豆知識 『重い口』 #1212

2008年06月30日 | ドラマの豆知識
そのとき、ふたたびケイト(Kate)の【mobile】〔携帯電話〕が鳴った。

ビールを【drunk in a row】〔立て続けに飲んで〕、ふーっといい気持ちになって
いたケイトが、その音でびくんと身を起こす。

【mobile】を開いてから、【answering the call】〔電話に出る〕かどうか一瞬の
あいだ迷っていたが、【mustered (マスタード) up courage】〔意を決したように〕
ボタンを押して耳に当てた。

何か、【answered in a word or two】〔ひと言かふた言で答えた〕と思ったら
急に立ち上がって、窓から【front yard】〔前庭〕のむこうの道路のほうを、【see
through】〔透かして見〕はじめた。

メグミがおどろいて、【walked over to the window】〔窓際に行き〕、ケイトに
【Who is it?】〔だれなの?〕と聞くと、ケイトはそれでも、【mobile】を握りし
めて黙って薄暗い道のほうをうかがっていたが、やっと重い口をひらくように、

  Kate 【 A thug ! 】 と、うめくように言う。

   メグミ 【......サッグ?.....サックなら知ってるけど??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 thug 】→〔 悪漢、暴漢、チンピラ、やくざ、悪党 〕 
                         という意味ですよね~ (^o^) 

       
       
       バルバドス出身の女性R&B歌手リアーナ(Rihanna)の
       歌う曲に、 【 There's A Thug In My Life 】〔 私には
       ヤクザな彼がいる 〕というのありますよね。

       『私にはヤクザな彼がいる、ママになんて言おうかしら
        きっと良くないことだわ、でも彼は私にはやさしいの』

       という甘いひびきの歌ですが、本当の【 thug 】は、この
       歌のような生やさしい連中ではありません。
                                     (^^)v


豆知識 『バズド』 #1211

2008年06月27日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)は、ただの【 prank call 】〔 いたずら電話 〕だと言ったが、メグミに
は、何かそれ以上のわけがありそうな【the atmosphere】〔雰囲気〕を【picked
up on】〔感じ取った〕。

最初に電話に出たときのケイトの表情は、【not just anything】〔ただごとではな
い〕深刻さのようにメグミには思えた。

ただ、それ以上聞くもの悪いので、ならば少しでも場を【warm up】〔盛り上げ〕よ
うと、【Let's drink!】〔呑もうよ!〕と言って、ケイトのグラスへビールを注いだ。
アメリカには、相手にお酒を注ぐ風習はあまりないが、ケイトの表情があいかわら
ずさえないので、ここは一番、陽気にやろうと、【Come on, finish your glass!】
〔グラス空けちゃいなさいよ!〕、とあおった。

ケイトはもともとお酒好きなので、【not without satisfaction】〔まんざらでもな
い様子で〕、つぎつぎにグラスを空けた。

そして、30分もしないうちに、

  Kate 【 Whew...I'm buzzed, Megu! 】 と言う。

   メグミ 【......バズド?.....なに、それ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 buzzed 】俗語で→〔 酔っぱらって、ほろ酔いの 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 

       
         そのほかによく使われる表現として:

         【 drunk 】→〔 酔っぱらった、酩酊した 〕
         【 boozed 】→〔 酔っぱらった 〕

       など、酔いをあらわす表現はたくさんあります。

       豆知識『愉快そうに』#1188 で出てきた、

         【 tipsy 】→〔 ほろ酔いの 〕は、

       かるく酔って、足元がすこしふらつく感じでしたよね。

                              (^^)v


豆知識 『ピンプ』 #1210

2008年06月26日 | ドラマの豆知識
ケイト(Kate)が、【pickup truck】〔軽トラックク〕 に乗って、わずかな持ちもの
を積んで引っ越してきたので、その日の夕方から、ふたりで、【"room"warming
party】 〔引っ越し祝いのパーティ〕をすることになった。

メグミの夫は、ここしばらく【business trip】〔出張〕で、アメリカ中をあちこち
飛び回っており、今週は【east coast】 〔東海岸〕のいくつかの州を旅行中だった。
夕方、メグミに電話があり、現在ペンシルバニア州フィラデルフィアという町に来て
いると伝えてきた。

メグミとケイトが、【throwing a little party】〔ささやかなパーティーを開く〕準備
をしていたら、ケイトの【mobile】〔携帯電話〕が鳴って、ちょっと相手と話したあと
彼女が腹立たしそうに、【broke the connection】〔電話を切った〕ので、メグミが
理由を聞いたら、ケイトは【simply】〔単に〕、ただの【 prank call 】だと言う。

ただ、ほんの短いやり取りだったが、メグミの【women's intuition】〔女の勘〕は、
何か『わけあり』なものを感じとっていた。

なので、【One your friends?】〔友達か誰か?〕と、メグミが、ちょっとばかり【pry
プライ into a secret】〔秘密にに立ち入ろう〕とすると、ケイトは表情を、ちょっと
ばかり【miffed ミフトゥ】〔ムッとさせて〕、

  Kate 【 ... a creepy pimp ! 】 と、ひとり言のように言う。。

   メグミ 【......クリーピィ?...気色の悪い..ピンプ??】.....(・o・?) ハア?

どういう意味なんでしょうかぁ?

      (・・?)
      ('。')
      (-_-;)
      (´ー`)
Bingo!

   【 creepy pimp 】→〔 気色の悪い売春婦のヒモ 〕 
                       という意味ですよね~ (^o^) 

       
       【 creepy 】→〔 気色の悪い、ゾッとする 〕
       【 pimp 】 →〔 売春婦のヒモ、ポン引き 〕


       ということで、ケイトに 【prank call】をかけてきた
       のは、どうやら【total stranger】〔全く見知らぬ人〕
       ではなくて、ケイトも知っている、なにか因縁のある
       人間のようですね。
                              (^^)v