名古屋大学大学院工学研究科の西澤典彦准教授、大阪大学大学院工学研究科の松村浩由准教授らは、たんぱく質結晶の3次元・非破壊断層イメージングに成功した。超高分解能の光断層計測(OCT)を用いて実現したもので、高精細度(空間分解能)は従来のOCTの4―5倍と向上。
たんぱく質結晶の大きさが0・1ミリ×0・5ミリメートルだが沈殿物がある溶液中でも結晶を発見できる。成功確率が低いたんぱく質結晶化の条件探索、結晶発生有無を高速自動評価できる可能性がある。
超高分解能OCTは波長800ナノメートル(ナノは10億分の1)帯のスペクトル幅120ナノメートルの超広帯域光を光源にする。感度は95デシベル。サンプル中の深さ分解能は2・1マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、横方向分解能は17・6マイクロメートル。1サンプルあたりの計測は5秒。範囲は2ミリメートル角、深さ1ミリメートルになる。
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