プロレスラー大谷晋二郎(38)が20日、トラックで4トン分の救援物資を、福島県郡山市内の避難所「ビッグパレットふくしま」へ運んだ。福島第1原発から、わずか50キロの放射線被害が懸念される最前線に自ら出向いた。
いてもたってもいられなかった。救援物資運搬車の4トントラックに乗り、原発の放射線被害による被災者が集まる郡山に入った。
大谷 本当はプロレスで励ましたいけど、今はまだそんなことも言ってられない。まずは必要な物資を運ばせていただきました。
17日に社長を務めるプロレス団体ゼロワンの都内道場で、所属選手やファンらと物資を集めていた。760キロの米、2000リットルの水、生理用品などを次々と運び出した。
原発被害の最前線へ向かうことに、周囲から止める声も上がった。しかし「被災地でガソリン補給の迷惑をかけずに東京から往復できるし、いじめ撲滅ボランティアで来たこともあったので郡山になった。原発? 皆さんが戦う恐怖を、少しでも無くしたかった」と、迷いはなかった。避難所で放射線量の検査も受け、自ら安全性を証明した。
物資受け入れ側の窓口、佐藤てつやさん(42)は「やっぱりプロレスラーは、困った人を助けるヒーロー。勇気がわく」と感激した。原発周辺の住民ら約2500人が集まる館内を視察した大谷は「僕らが試合をしてきた懐かしい会場が、想像を超える避難所に変わった」と絶句。ただ「もう半分の物資も、また運びに来ます。いつか必ず、被災地にもプロレスで戻ります」と誓った。
いてもたってもいられなかった。救援物資運搬車の4トントラックに乗り、原発の放射線被害による被災者が集まる郡山に入った。
大谷 本当はプロレスで励ましたいけど、今はまだそんなことも言ってられない。まずは必要な物資を運ばせていただきました。
17日に社長を務めるプロレス団体ゼロワンの都内道場で、所属選手やファンらと物資を集めていた。760キロの米、2000リットルの水、生理用品などを次々と運び出した。
原発被害の最前線へ向かうことに、周囲から止める声も上がった。しかし「被災地でガソリン補給の迷惑をかけずに東京から往復できるし、いじめ撲滅ボランティアで来たこともあったので郡山になった。原発? 皆さんが戦う恐怖を、少しでも無くしたかった」と、迷いはなかった。避難所で放射線量の検査も受け、自ら安全性を証明した。
物資受け入れ側の窓口、佐藤てつやさん(42)は「やっぱりプロレスラーは、困った人を助けるヒーロー。勇気がわく」と感激した。原発周辺の住民ら約2500人が集まる館内を視察した大谷は「僕らが試合をしてきた懐かしい会場が、想像を超える避難所に変わった」と絶句。ただ「もう半分の物資も、また運びに来ます。いつか必ず、被災地にもプロレスで戻ります」と誓った。
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