団塊太郎の徒然草

つれづれなるままに日ぐらし

ロシアの真の矛先は中国、力のない日本はカモフラージュに利用されただけ―米誌

2011-03-10 21:43:30 | 日記
ロシアの真の矛先は中国、力のない日本はカモフラージュに利用されただけ―米誌
2日、米誌は「ロシアの矛先は日本ではなく中国」と題した記事を掲載した。写真は中国企業の進出計画が明らかになった北方領土の色丹島。

2011年3月2日、米誌フォーブス(電子版)は「ロシアの矛先は日本ではなく中国」と題した記事を掲載した。6日付で環球時報が伝えた。以下はその内容。

以下の3つのニュースはロシアがアジア太平洋に戻ろうとしていることを暗示しているようだ。1つ目はロシア大統領の昨年の国後島訪問に次ぐ、ロシア国防相の「軍事視察の旅」。2つ目はロシア海軍が太平洋に重心を移し、今後10年で新たに数十隻の潜水艦と軍艦を増強する計画を打ち出したこと。そして3つ目は北方領土の防衛のため、最新鋭の地対空ミサイル「S-400」と対艦ミサイルを極東に配備したことだ。

いずれも日本との領土紛争が絡んでいる。まるで無限ともいえるオイルマネーが軍備増強の財源となり、ロシアはこの20年で初めて北太平洋での存在感をアピールすることに成功した。だが、実はこうした動きは彼らの長年の敵である中国に向けたもの。日本とロシアは両国関係が新たな危機に陥るのを防ぎ、協力して両国が直面する中国という脅威にどう立ち向かうか考えていかなければならないのだ。

プーチン首相とメドベージェフ大統領の最終目標は恐らく、この地域で日増しに実力を蓄えていく中国にどう対処していくかだ。強大な軍事力を持ち、大量の原料や資源を求める中国にとって、土地が広く人口は少ないシベリアや極東地域はさらに魅力を増していくに違いない。木材から石油、天然ガス、きれいな水に至るまでシベリアは中国が欲しいものをすべて提供してくれる。中国は将来、この地域の所有権に強い関心を示すようになるだろう。

実はこれがロシアを軍備増強へと駆り立てる大きな理由だ。中ロのこうしたジャブの応酬の中で、ロシアの国益を損なう力はないと判断された日本は真の目的を隠すためのカモフラージュに利用されたにすぎない。(
翻訳・編集/NN)

ウラジオストック、ナホトカ近くの日本海に軍港を作る中国の戦略は将来の朝鮮半島統一後へ既得権の布石とロシア、日本、米軍日本基地を睨んでの航空母艦基地にもなる可能性がある。

 

中国軍、北朝鮮特区に進駐=施設警備、有事介入の見方も-韓国紙 

【ソウル時事】15日付の韓国紙・朝鮮日報は、中国やロシアとの国境に近い北朝鮮北東部の羅先経済特区に最近、中国軍が進駐したと報じた。中国軍の北朝鮮駐留は、1994年12月に板門店の軍事停戦委員会から撤退して以来17年ぶりという。

 同紙によると、韓国青瓦台(大統領府)当局者は「中国が羅先に投資した港湾施設などを警備するため、少数の中国軍を駐屯させる問題について北と議論したと理解している」と説明。「中国軍が駐留したとすれば、政治・軍事的な理由というより、施設警備や中国人保護が目的だろう」と分析した。

 駐留中国軍の規模は確認されていない。同紙によれば、外交通商省高官は「駐留を契機に中国は有事の際、自国民保護などの名目で兵力を大量に投入し、朝鮮半島問題に介入できる」との見方を示した。

 

参考に

河信基さんのブログ引用させて頂きました。

朝青龍訪朝 羅先特別市に投資か

イメージ 1
 
 元横綱朝青龍が北朝鮮が中国東北部、ロシア沿海州、モンゴルなど東アジア開発の拠点港として大々的な開放・開発に乗り出した羅先特別市との経済協力強化を目的としたモンゴル外相一行とともに訪朝した。
 朝鮮中央通信が22日に配信した金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長とザンダンシャタル・モンゴル外相一行との記念写真の後列中央、金委員長の背後に朝青龍が写っている。
 相撲を廃業した朝青龍の去就が注目されているが、実業家として北朝鮮投資に関わる意向とみられる。
 
 モンゴル対外関係相(外相)一行は20日に訪朝し、21日に羅先(ラソン)特別市とモンゴル道路・運輸・建設・都市経営省間の経済貿易協力の発展に関する了解文(覚書)に調印した。
 一行にはモンゴル政府関係者とともに実業家一行が含まれているが、一族がモンゴルで広く商売を営む朝青龍は実業家のメンバーとして参加したと見られる。
 
 北朝鮮は東海(日本海)に面した北東アジアきっての天然の良港である羅先港を拠点に大規模経済開発を進めている。
 中心となる大豊(テプン)国際投資グループの朴哲洙(パク・チョルス)総裁は16日、共同通信との会見で今年から5年間でピョンヤン、羅先、咸興、南浦など計8都市を対象に約1200億ドル(約11兆1190億円)規模の開発を進めるとの計画を明らかにした。
 「同投資グループは国防委員会直属の投資機関であり、資本金は100億ドル。3月に傘下銀行として国家開発銀行を設立し、国家の計画経済と市場経済原理を融合させた新しい経済モデルを追求しながら事業を展開する」という。
 
 すでに本年10月から北朝鮮の新義州と中国丹東を結ぶ新鴨緑江大橋(幅33m長さ6Km)建設が決まり、順次に鉄道・道路インフラが羅先方面へと整備され、ロシアのシベリア鉄道網と連結される。
 また、中国吉林省政府は3億元(40億円)を直接投資し、朝中国境の北朝鮮咸鏡北道恩徳郡ウォンジョン里-羅津港までの道路近代化建設を開始した。これは中国初の大規模対北朝鮮インフラ投資であり、ウォンジョン里〜羅津港間60㎞の2車線幅の未舗装の砂利道は高速道に生まれ変わる。
 
 なお、 羅津港は5つの埠頭に1万トンクラスの船舶数十隻を同時停泊可能で、石油専用停泊地には3236mの送油パイプと浮標施設があり、25万トンクラスの石油タンカーを停泊させることが出来る。
 ウォンジョン里に近い中国の琿春からの貨物輸出入、輸出入貿易と加工貿易の拠点となり、中国南部、韓国、日本、北米への運送コストの大幅削減が可能になる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿