】広島市立大学大学院の石田賢治教授らは、衛星回線を利用した通信実験で通信プロトコル「TCP」の最高速度が毎秒281・9メガビットを達成した。従来は米航空宇宙局(NASA)の衛星を用いた毎秒127・87メガビットが最速とされ、これを大幅に上回った。
これによりスーパーハイビジョンクラスの超高精細画像の動画転送のほか、災害時の緊急通信の充実などが期待される。高速なので通信コストも低減できる。超高速衛星回線に適したTCPとして信頼性と通信速度を両立させ「TCP―STAR」と名付けた。
新たな制御技術として、ビット誤りによるデータロス時の不要な転送レート低下を防ぐ「CWS」、転送レートを高速に増加させる「LWC」、Ack(受信確認)のロスや遅延によるタイムアウト発生時に転送レート低下を防ぐ「AEN」を開発した。これらを組み合わせ、送信端末内の変更のみで衛星回線に対応した。
(日刊工業新聞)
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