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空腹時に記憶力向上、関与たんぱく質活性-東京都医学総研が発見

2013-01-25 21:37:02 | 日記
東京都医学総合研究所の平野恭敬主任研究員らのグループは、生物には空腹になると記憶力が高まる仕組みがあることをショウジョウバエの実験で明らかにした。空腹時には通常の反復学習とは別の経路で、記憶に関与するたんぱく質が働くことを発見した。記憶のメカニズム解明や記憶障害の治療などに応用できると期待されるが、人間に当てはめるにはさらなる検証が必要という。成果は25日、米科学誌サイエンスに掲載される。
 ショウジョウバエに特定の臭(にお)いと同時に嫌悪刺激を与え、その臭いを記憶させる実験を行った。従来、臭いを長期記憶として定着させるには反復学習が必要と考えられてきたが、ハエを空腹状態にしておくと、1度の学習で記憶する確率が高くなった。ただ、記憶を促進する空腹状態には限度があり、過度な飢餓状態では記憶力が低下した。

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