我が身が大切

元々片腕が利かなかった母が、もう一方の腕も痛むようになって久しい。

両腕が使えないと、衣服の脱ぎ着が難しい。
どうにか脚を通したズボンをきちんと上げたり、
首や腕を通したシャツやセーターを下ろしたりは、
父に手伝ってもらっている。

今回の高熱で何度も汗をかき、できるだけコマメに下着を取り替えさせたのだが…
介助にあたり、ズボンをはかせるときに、私の足首が悲鳴をあげた。
水分を摂らせようとベッドに上がり、背中を支える時も然り。

どちらも、膝を折って足首を曲げる姿勢だ。
できないわけではないから、つい、やってしまうし、
足首の痛みを覚えても、その姿勢を継続するしかないけれど、
かなり、キツい！

少し間をおいて、これまでは大丈夫だった部位まで痛くなってきた(泣)

参ったなぁ…

親孝行も痛し痒し(^^;

「思ってたより元気で安心した」と言って
弟は帰って行った。

そりゃあ、そうだ。

二泊したとはいえ、夜遅い時間に着いて、
翌日の日中は外出し、
最終日は、早めの朝食後に出発したのだから。

彼らが親と過ごした正味時間は少ない。
その時間、親は無意識に目一杯気を遣ってたと思う。
弟は元気な姿しか見ていない。

親は正真正銘楽しかったけど、気疲れもしただろう。
痛し痒しだ。

気張ったツケが回って、母は高熱を発した。
知らせてくれたのは、いつも世話になっている近所の方。

彼女に任せっぱなしというわけにはいかない。
必要最低限の仕事を済ませてから、実家に。

様子を見守るだけの日中を過ごし、夕食を済ませて帰宅中に
またも高熱が酷くなったとの電話！

一旦帰宅して、泊まる準備をしてのトンボ返りだ。
落ち着かない時間が続く…

こんな事態の頻度が、加速度的に増えていくんだろうな。

田植え、間近♪

今年初、山のコートに行った。
テニスしても、しなくても、そこにいるだけで心地よい。

コート周りには、ワラビ採りの人々が夜明け頃から来ていたらしい。
ちょっとだけ散策したが、もう殆どなかった。

途中、水が張られた田んぼに、白鷺がいた。
かなり離れてるのに気配を感じたのか、飛び立ってしまった(^^;

水に木立が映っている。
大好きな原風景のひとつ。

予定変更

まだまだ立ち居振舞いが容易でない彼を思い、
週末は行こうと、チケットも予約したが…
弟から、この週末に来るという連絡が入った。

久しく会っていない。
しばし迷い、今回は弟一家を優先することにした。

彼らとの時間を目一杯楽しもう。

両親の衣更え

老いた両親も、
毛糸のセーターや分厚い下着を、薄手の衣類に替え始めた。

洗濯して、乾いた衣類を畳みながら、
秋にまた着られるだろうかと思う。

私だって、明日のことはわからない。
一日一日を大切にしなくてはと思いつつ
いっそ、人生を降りた方が楽かもと思ってしまうこともある。

とかく この世は生きづらいって
誰かが言ってたなぁ。