「イラストで丸わかり!古事記入門」 洋泉社 2017.5.17
何度も読んでる古事記は、かなり知ってるつもりだけど、
わかってるようでわかってなくて、いつも新鮮!
まあ、毎度漠然と読み流しているからだろうが……(^^;
この本は入門というだけあって、楽しくて読みやすかった。
因みに、古事記に初めて学術的な光をあてたのが、本居宣長で、
それは平田篤胤の復古神道提唱、ひいては幕末の尊皇攘夷に大きな影響を与えた。
更には王政復古の明治になると日本書紀とともに、近代天皇制における神典とされ、戦前の学校では、そこに書かれている記述は史実であるとされ、それを否定することは許されなかった。
戦後は一転し、ことさら過小評価されるようになったが、
日本の神話として、またとないと思う。
洋の東西問わず、神話は面白い♪