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ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「づくし」と「ずくし」

2012-12-15 11:50:05 | 考えたこと
地方紙の見出しに「○○ずくし」とあった。

アレッ、「尽くし」だから「づくし」ではないのか?

ググってみた。
以下、あるブログをコピー(著作権があるのかしら・・・)


尽くしは、大辞林では、
《づくし【尽(く)し】
(接尾)
〔動詞「尽くす」の連用形から〕
名詞に付いて,それと同類のものをすべてあげる意を表す。「国-」「花-」》
と説明されています。

意味はなんとか説明できるとして、
「尽くし」のひらがなでの表記は、
「づくし」なのか「ずくし」なのか?

「尽くし」は、大辞林では、「ずくし」の項目があがっており、
《ずくし【尽(く)し】→ づくし(接尾)》となっています。

ATOKでは、「ずくし」を入力すると、「づくしの誤り」と指摘してくれます。

尽くすは、「つくす」だから、「づくし」が本則なのでしょうね。

では、「ずくめ」はどうか?

例えば、「異例ずくめ」なのか、「づくめ」なのか?

大辞林では、

《ずくめづくめ【尽▽くめ】(接尾)
名詞およびそれに準ずる語句に付いて,何から何まで,そればかりであることを表す。
すべて…である。「うそ-の言いわけ」「いいこと-」「黒-の服装」「結構-」
〔現代仮名遣いでは「くろづくめ」のように「づ」を用いて書くこともできる)》

ATOKでは、「づくめ」と入力すると、「ずくめ」が本則と注意を促してくれます。

「尽くし」は、「づくし」で、「尽くめ」は、「ずくめ」が本則。

うーん。
「~づくし」は、「尽くし」が濁ったもので、現代仮名遣いでは「づくし」。
「~づくめ」は、「尽くめ」が濁ったものだけれど、現代假名遣いでは「ずくめ」。

説明できません。


と、あった。
日本は「ニホン」でも「ニッポン」でもいいし、
「行う」でも「行なう」でもいい。

以前教わった時は
問題は山積(さんせき)するものだったけど、
今は、山積み(やまづみ)でもいいし・・・

言葉は変遷するものと思っていても、イチイチ引っかかっることがある。
それでも気にしないで、過ごしていくしかないが
外国人に日本語を教えている方は、さぞや大変だろうな。

「曖昧な日本」は、当然、言葉遣いにも反映しているわけだ。
いや、言葉遣いが曖昧だから、思考も曖昧になるということか。
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