スペインで、カタルーニャの選挙に遭遇した。
独立の賛否がかかっているとのことで、
関心が高く、投票所への行列があった。
木曜日、平日だ。
投票会場となる学校も多いから、
学校はお休み。
ガイドさんに聞いたところ、
職場では、選挙のための時間休を
4時間くらいとれるとのこと。
日本では選挙は日曜だ。
準備やら受付やら何やらで出勤する公務員もいる。
当然、特別な手当もあると聞く。
その分、余計な経費がかかってるわけだ。
期日前投票が多くなっているとはいえ、
当日のみ念頭にあって、
悪天候や予定のために棄権する人もいると思う。
投票率を上げるなら、
企業などへの選挙優先という方策を徹底した上で、
投票日を平日にした方がいいと思った。
休校となると、子どもたちも、
選挙というものを考えるきっかけになるだろうし。
で、こんな記事を見つけた。
アメリカが日曜日から一日置いてた火曜日になったのは、アメリカ人にはキリスト教徒が多いので日曜日は教会に行かなければならない、週末は忙しい、広い国なので投票所に行くのに昔は馬車で一日がかりなどの理由から。
現在は、アメリカの選挙は圧力団体(銃規制も実現しない)や宗教団体票などで大体決まり、投票率は低い方が組織票が通りやすい、火曜日に設定しておけば一般人は仕事のため投票しづらくなり票は大企業をスポンサーとする、金をばらまける候補者にとって、非常に有利になるから?
日本が日曜日なのは、休日の方が平日に比べて投票率が高くなると思われている、小学校や中学校が投票所として使われることが多いため、学校の休校日となる日曜日が都合が良い、また、有権者の意識調査では、約8割が「日曜日・祝日」を希望しているなどの理由で。
但し、最高投票率は、1958年に木曜日に行われた76.99%で、平日と休日、どちらが投票率が上がるのかについて、明確ではない。
韓国の水曜日、休日になる、いいかも。
なるほど。
選挙の曜日について、
これまで考えたことがなかったけど、
多いに検討の余地があると思う。
浮動票の人々の足を投票所から遠ざけるため、
企業の利を優先するために、
日本の施政者が、わざと日曜日にしている
というのは、考えすぎだろうか。