ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

か「」く「」し「」ご「」と「

2018-04-06 16:28:03 | 

 

「か「」く「」し「」ご「」と「 」  住野よる

新潮社 2017.3.20

 

書名は か「」く「」し「」ご「」と「

で、目次が、

か、く。し!ご?と

か/く\し=ご※と 

か1く2し3ご4と

か♠く◇し♣ご♡と 

か↓く←し↑ご→と

と、なっている。

 

ベストセラーになった「君の膵臓をたべたい」を読む気にはならないが、

この著者の作品というので、読んでみた。

五人の高校生の、まさに青春小説。

 

「皆、何を知って色んな人を好きになるんだろう」

 

内気で控えめな宮里が、地味な京に手紙を書く。

ーー(あなたは)人と関わる時、「僕なんか」「僕なんて」が付きまとう。私もそうだから、分かります。それてわも、あなたは、自分がここにいてもいなくてもいい存在だなんて思ってしまっている気がします。それは私とは違います。私のは、嫌われたらどうしよう。あなたのは、僕なんてどうでもいい、これは、全く違うものです。ーー


そして、宮里は思う。

暴かれる度にどんどん馬鹿らしくなっていく隠し事、どれも私達が勝手に複雑なものだと勘違いをしていた。

と。

 

5人それぞれの語りと、会話で構成されていて

テンポがいい。

いまどきの高校生を、直接は知らない。

こんな感じなのかなぁ、、、

 

 

 

 



 

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