ま、いいか

日々の徒然を思いつくままに。

「照子と瑠衣」

2024-03-16 12:51:13 | 

 

「照子と瑠衣」 井上荒野 祥伝社 R5.10.20

 

ーーオビをそのまま引用ーー

 

「身勝手な女」と呼ばれたって一ミリも後悔なんてしないわ。

 

照子と瑠衣はともに70歳。

ふたりにはずっと我慢していたことがあった。

照子は妻を使用人のように扱う夫に、瑠衣は老人マンションでの陰湿な嫌がらせやつまらぬ派閥争いに。

我慢の限界に達したある日、瑠衣は照子に助けを求める。

親友からのSOSに、照子は車で瑠衣のもとに駆けつける。

その足で照子が向かった先は彼女の自宅ではなく、長野の山奥だった。

新天地に来て、お金の心配を除き、ストレスのない暮らしを手に入れたふたり。

照子と瑠衣は少しずつ自分の人生を取り戻していく。

照子が、(選んでいた)この地に来たのは、夫との暮らしを見限り、解放されるため、そしてもう一つ、照子には内緒の目的があったーー。

 

 

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