恵比寿INISHMOREで開催された、イギリスローカル料理講座“John's British Food Road Trip”Part7。
Part6: Yorkshire編はこちら。
Scottish Bridies スコティッシュ・ブライディ
スタンダードなミートパイ。作りたてで美味しい。
生地がバターたっぷりなので、オーブンで焼いたのに揚げ春巻きのようにテカっています。
重ねてあるので視覚的に騙されますが、スターターとしてはなかりの大きさ。
コレにチップスとグリンピースがつけば、立派なパブランチになりそうです。
Chiken Bonnie Prince Charlie チキン・ボニー・プリンス・チャーリー
バターで焼いた鶏胸肉とリンゴに、濃厚なクリームソースをかけたもの。
何となくフレンチのような見た目です。
淡白な鶏としっとりしたリンゴ、やや甘めなソースがよく合います。
ソースの風味付けに使われているドランブイ。
スコットランド・モルトに蜂蜜とハーブを加えたお酒だそうです。
元々はスコットランドの王家秘伝のお酒だったそうなのですが、反乱に失敗し逃亡中のBonnie Prince Charlieが、逃亡を手助けしてくれた家にレシピを伝えた、というような言い伝えが残っているそうです。
英国史は詳しくないのですが、サントリーの『ザ・スコッチ』バランタイン17年物語に少し解説があります。
ウィスキーより濃厚で甘く、薬草の風味が効いていました。
食前酒かデザートとして、少し飲むのに良さそう。
アイリッシュコーヒーのように、ドランブイ・コーヒーを作っても美味しいそうです。
Kedgeree ケジャリー (最初の写真)
スコットランドの特産品、魚の燻製を使ったカレーピラフ風料理。
バターとスープストックで焚いたお米に、カレー粉と燻製、ゆで卵を混ぜて作ります。
元々はインドに駐留していたスコットランド軍が考案したレシピだそうです。
カレーの風味に負けないスモークの風味が面白い。
同じ材料で、チャーハン風に炒めて作っても美味しそうです。
Tipsy Laird ティプシー・レアード
“酔っ払い地主”という名の、ウィスキーを使ったデザート。
ウィスキーとドランブイがたっぷり染みたスポンジににイチゴを乗せ、カスタードと生クリームをかけたもの。
甘く冷たいので食べやすいのですが、お酒がかなり効いていて、実際酔っ払いそう。
イングランドでは“シェリートライフル”という、シェリーを使ったものになるそうです。
スコットランドといえばハギスのイメージがあったので、もっと得体の知れないものが出てくるかな…と思っていたのですが、意外に安心して頂けました。
オマケ:パブで使えない英会話コーナー
スコットランド人によるイングランド人の蔑称は“Sassenach”(ササナック)。
逆にイングランド人によるスコットランド人の蔑称は“Jock”(ジョック。スペルは違うかも)。
パブで口走るのはオススメしません。
Part6: Yorkshire編はこちら。
Scottish Bridies スコティッシュ・ブライディ
スタンダードなミートパイ。作りたてで美味しい。
生地がバターたっぷりなので、オーブンで焼いたのに揚げ春巻きのようにテカっています。
重ねてあるので視覚的に騙されますが、スターターとしてはなかりの大きさ。
コレにチップスとグリンピースがつけば、立派なパブランチになりそうです。
Chiken Bonnie Prince Charlie チキン・ボニー・プリンス・チャーリー
バターで焼いた鶏胸肉とリンゴに、濃厚なクリームソースをかけたもの。
何となくフレンチのような見た目です。
淡白な鶏としっとりしたリンゴ、やや甘めなソースがよく合います。
ソースの風味付けに使われているドランブイ。
スコットランド・モルトに蜂蜜とハーブを加えたお酒だそうです。
元々はスコットランドの王家秘伝のお酒だったそうなのですが、反乱に失敗し逃亡中のBonnie Prince Charlieが、逃亡を手助けしてくれた家にレシピを伝えた、というような言い伝えが残っているそうです。
英国史は詳しくないのですが、サントリーの『ザ・スコッチ』バランタイン17年物語に少し解説があります。
ウィスキーより濃厚で甘く、薬草の風味が効いていました。
食前酒かデザートとして、少し飲むのに良さそう。
アイリッシュコーヒーのように、ドランブイ・コーヒーを作っても美味しいそうです。
Kedgeree ケジャリー (最初の写真)
スコットランドの特産品、魚の燻製を使ったカレーピラフ風料理。
バターとスープストックで焚いたお米に、カレー粉と燻製、ゆで卵を混ぜて作ります。
元々はインドに駐留していたスコットランド軍が考案したレシピだそうです。
カレーの風味に負けないスモークの風味が面白い。
同じ材料で、チャーハン風に炒めて作っても美味しそうです。
Tipsy Laird ティプシー・レアード
“酔っ払い地主”という名の、ウィスキーを使ったデザート。
ウィスキーとドランブイがたっぷり染みたスポンジににイチゴを乗せ、カスタードと生クリームをかけたもの。
甘く冷たいので食べやすいのですが、お酒がかなり効いていて、実際酔っ払いそう。
イングランドでは“シェリートライフル”という、シェリーを使ったものになるそうです。
スコットランドといえばハギスのイメージがあったので、もっと得体の知れないものが出てくるかな…と思っていたのですが、意外に安心して頂けました。
オマケ:パブで使えない英会話コーナー
スコットランド人によるイングランド人の蔑称は“Sassenach”(ササナック)。
逆にイングランド人によるスコットランド人の蔑称は“Jock”(ジョック。スペルは違うかも)。
パブで口走るのはオススメしません。
アルコールが進みそう
チキン・ボニー・プリンス・チャーリー
ってのが特に食いたいなぁ(笑)
周りが黒っぽいのはリンゴですか?
いつも美味しそうな写真でそそられます。
頂いてみたいものです。
今回はウィスキーでも行けそうでした。
穴の空いているのがリンゴです。
芯を抜いて、バターでソテーしてあります。
>Pubguideさん
講座もあと2回です。
かなり埋まってきているみたいなので、ご興味おありでしたらお早めに問い合わせたほうがいいですよ。
>Jackey様
別件お疲れ様でした。
イギリス料理も美味しいですよね。
>パブリン様
忘れ物、今日は大丈夫でした?