リターンプラモデリング

ガンプラを中心としてキャラもの模型を作ります

レジンキャストの注ぎ口

2013-07-07 04:27:35 | 技法解説
レジンキャストとは
主剤と硬化剤(共に液状)を等比率混合することにより化学反応で硬化する、プラスチック樹脂の総称(別称/無発泡ポリウレタン樹脂)。
   (「ワンダーフェスティバルガイドブック ワンフェス用語の基礎知識」より抜粋)

主剤と硬化剤を等比率混合したレジンキャストを硬化が始まる前に型に流し込んで、ガレージキットは作られます
主剤と硬化剤は必要量を容器に移して等量に計量します、今回は容器に移す注ぎ口の変遷を説明します

最初は付属の注ぎ口を使用していました

液漏れが多く、吐出量が多く微細量を注ぐのが困難でした


2番目、市販のエルボ注ぎ口を使ってみました

液漏れが少なくなり、吐出量の調整もある程度できるようになりましたが、まだ微細量を注ぐのは困難でした


3番目 ポリの中蓋に穴をあけてシリコーンゴムチューブを差込みました
長いほうが注ぎ口で、短い方は空気抜きです

液漏れはほとんどなくなりました、注ぐ時に空気抜き用のチューブからも液が出てしまうので、空気抜き穴は不要と判断して、チューブは1本だけにしました


4番目 シリコーンゴムチューブ1本だけにした




1滴づつ滴下できる

粘度の低いB液の中蓋から液漏れが少しある
新品時では、缶の側面を押さえたりすると液が噴出してしまう
大量使用の時には向かない

このような長所、短所がありますが、現在のところこれが決定版です

シリコーンゴムチューブを差込む穴をチューブ径より少し小さめにあけるのがコツです


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