どすこい山根康民日記

道路交通に関する事を中心に紹介しています。

広川町 白木トンネルを通る

2021-07-05 16:40:06 | 日記
6/11 広川町にある白木トンネルを走って来ました。
実は以前(3/14)和歌山県広川町の西広海岸を走ったのですが、
あとから、この近くに古いトンネルがある!という事を知り、
トンネル好き?な私としては「ぜひ見てみたい!」と思い走って来ました(^^ゞ


主な走行ルートは、白浜町→国道42号→由良町→県道24号線(御坊由良線)→
県道23号線(御坊湯浅線)→広川町白木トンネル→国道42号→白浜町


白木トンネル(西側)



白木トンネル扁額

白木トンネル内部

白木トンネル(東側)

白木トンネル1935年3月竣工 1999年11月改良 広川町
延長51.8m 幅3.0m 高3.3m 施工(株)鴻池組

白木トンネルは、コンクリートで固められているので、
開通当時の面影は、トンネルの形状だけしか残っていません。
今では、集落から北まわりで、たちばな支援学校方面に2車線道路が通っているので、
この白木トンネルを利用する人は、かなり少ないかと思いますが、
安全確保をした上で、今でも通行できるのは良いですね。


航空写真で見ると、白木トンネル開通以前は、海側の集落(白木地区)は、
周りを山に囲まれている地形的な要因から
街の中心地までは、徒歩で山を越えるしかなかったのでは?と想像します。

そのため人が運べる程度の荷物しか輸送できず大変不便でしたが、
トンネルの開通により、牛車(当時は車が珍しかったので想像ですが)や大八車によって
荷物を運べるようになり、地域間の物資輸送が効率的になったと思います。


私は、トンネル(隧道)マニアという程ではありませんが、
古いトンネルを走っていると時々、感慨深くなる時があります。
「よくまぁ、こんな所にトンネルを掘ったもんだ!」とか
開通した時の様子など当時の人々の心境に、思いを巡らせる事もあります。

紀伊半島には、大小さまざまトンネルがありますが、
まだまだ訪れた事のない所の方が多いのですが、
これからもタイミングがあえば、トンネル巡りをしたいと思います。

個人的には、国道168号や国道169号は、新旧様々なトンネルがありおススメです。
昭和30年代に、ダム工事に合わせて開通した古いトンネルや
令和に入って開通した新しいトンネル、高速道路並みの高規格で建設されたトンネルなど
トンネルのデパート?といった所でしょうか?
国道169号には、素掘りのトンネルに、
モルタルを吹き付けただけという かなり印象的なトンネルもありますよ(^_-)-☆

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