食・飲・読の日記

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花だより みをつくし料理帖特別巻@高田郁

2018-12-07 17:07:17 | 本(た)
  花だより みをつくし料理帖特別巻@高田郁 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
澪が大坂に戻ったのち、文政五年(一八二二年)春から翌年初午にかけての物語。店主・種市とつる家の面々を廻る、表題作「花だより」。澪のかつての想いびと、御膳奉行の小野寺数馬と一風変わった妻・乙緒との暮らしを綴った「涼風あり」。あさひ太夫の名を捨て、生家の再建を果たしてのちの野江を描いた「秋燕」。澪と源斉夫婦が危機を乗り越えて絆を深めていく「月の船を漕ぐ」。シリーズ完結から四年、登場人物たちのその後の奮闘と幸せとを料理がつなぐ特別巻、満を持して登場です!




みをつくし料理帖最終巻 天の梯 みをつくし料理帖の感想文はこちら

きました! あのみをつくし料理帖の特別編!! まさかあのなつかしの面々に再会できるとは!!!
うれし、楽し、ドキドキで読みました。特に澪と野江が仲良くしている場面は、ありとあらゆる苦難を乗り越えてなお、子供のころのままの正直さ素直さかわいらしさが出ていて、にっこりほんわか癒されました。お互いを信頼し思いやっている様子がしみじみと伝わってきました。10巻を通して読み親しんできたみーんな、お幸せに。

1話ごとのちょこっと感想↓
花だより―愛し浅蜊佃煮 種市、りう、ふき、健坊、伊佐三、おりょう、太一、はぁ、おひさしぶりのつる屋の面々。子供だったふき、健坊、太一の成長っぷりにびっくり。ぷぷぷっ、種市さん、かわいいね。最後はかわいそうだったけど、笑っちゃいました。
涼風あり―その名は岡太夫 わわわ、私がファンだった小松原様もとい小野寺数馬様登場。お子様までいてびっくり。お嫁さんは変わり者と言われているけれど、姑に尽くすさまはすばらしく、夫を想うさまはかわいらしく、子供に注ぐ愛情は深く、すてきな女性でした。もちろん小松原様もとい小野寺数馬様の優しさはわかりにくいけど相変わらずすてきです。
秋燕-明日の唐汁 野江ちゃんの今の状況、さらに吉原にどうやって売られてどうやって生き抜いてきたか、何より又次との人間同士の絆にグッときました。涙。
月の船を漕ぐ―病知らず 澪と源斎先生、どうなることかと思ったけど、穏やかに心底思いあっているふたりの様子にひと安心。そしてこの特別巻を読んでいて唯一の私の心残りが最後の最後に晴れました! すてきな締めくくりでした。

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2 コメント

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Unknown ()
2018-12-08 09:31:21
本当に終わっちゃいましたね〜
やっぱり 最後はハッピーエンドで
ほのぼの余韻に浸れる終わり方がいいですよね

いつも感心するのはどりさんの感想
素晴らしい
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桜さん♪ (どり)
2018-12-08 21:00:19
こんばんわ

ねー、終わっちゃいました
最後、よかったですよね。私もハッピーエンドが絶対いいです。
思いがけず、懐かしの面々に再会できて、ほんと楽しかったです
桜さんに教えてもらったおかげ、ありがとうございます!
私の読書感想文、自分では感情そのまま幼稚な感じかなと思うんですけど‥
桜さんにいつも読んでいただいてうれしいです
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