食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

Happy Box@伊坂幸太郎ほか

2014-10-07 17:12:30 | 本(あ)
  Happy Box@伊坂幸太郎 山本幸久 中山智幸 真梨幸子 小路幸也

あらすじ(「BOOK」データベースより)
ペンネームに「幸」が付いた5人の作家が紡ぐ「幸せ」についての物語。




それぞれ全く違う「幸せ」の物語、作家さんってすごいなぁというのが印象に残りました。私が「幸せ」から想像していたのはハッピーエンドの物語。ハッピーエンドもあるけれど、そればかりじゃない「幸せ」の捉え方をしている作家さんもいて、それぞれの作家さんの個性が感じられるおもしろい1冊でした。

1話ずつのちょこっと感想。
伊坂さん:えー?本当?やだ?どうする?どうなる?と思いながら読み進み、最後はほっこり心温まるすてきな物語でした。
山本さん:おばあちゃんの掏摸師が主人公。「幸せそうだ。」「幸せだった。」で終わる物語は、この後がどうなるのかとても気になる作品でした。
中山さん:生まれ変わりが題材となって、おもしろいテイスト。最後に意外な事実がわかり不思議感満載。見えない未来を生きることの楽しさを感じました。
真梨さん:ぎょえーーーっ!という終わり方。うぅぅぅぅっと息が詰まりました。こわい‥‥‥
小路さん:死神と「幸せ」って対極にあるような。こんな魅力的な死神となら会ってみたいな。

ある意味、一番印象に残ったのは真梨さんの作品でした。
好きなのは小路さん、伊坂さんかな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ひれかつ定食@丸一 | トップ | 大戸屋ランチ@大戸屋 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (神崎和幸)
2014-10-07 21:11:56
こんばんは。

自分も「Happy Box」読みましたよ。
面白いですよね。
小路さんの死神は本当に良かったです。最後にすべてを持っていかれた感じでしたよ。
伊坂さんにはとても感動しました!

そのうえ解説も楽しかったです。
返信する
神崎和幸さん (どり)
2014-10-08 07:21:00
おはようございます

いろいろな幸せの物語、作者さんによってこんなにちがう物語ができるのかと、おもしろく読みました。
小路さんはもともと好きな作家さんで、伊坂さんも好きな作家さんで、そのテイストは作品に表れるんだなぁと思いました。

そうそう、解説で「幸せをテーマに小説を書いてください!」の作者さんたちの反応が読めたのは興味深かったです♪
返信する

コメントを投稿

本(あ)」カテゴリの最新記事