食・飲・読の日記

日々の食べたり読んだりを綴ります♪

途方もなく霧は流れる@唯川恵

2014-08-12 16:33:21 | 本(や)
  途方もなく霧は流れる@唯川恵 

あらすじ(「BOOK」データベースより)
女は素知らぬ振りをして、いつも抜かりなくすべてを整えているー。仕事を辞め、失意のうちに東京を引き払って田舎で暮らすことに決めた岳夫。ボロ家に手を入れ、一人静かな暮らしを始めた彼の前に現れた一匹の犬と女たち。思いがけなく展開する人生に立ち向かう、大人のための物語。




すらすらと読みやすい小説でした。50歳目前の主人公の岳夫はリストラされ、かつて自分の父親が作ったボロ屋のある軽井沢に引っ越します。そこでリストラされた事実や、今ひとりきりでいる事実を受け止めていくのです。岳夫は男が稼いで女はそれに従えばいいという、典型的な仕事人間、昔タイプの人です。思い起こされるのは、私の場合、父です。岳夫は浮気もして恋人もいて、軽井沢に引っ越してももてているので、そこは全然違いますが‥。そういう意味で、より読みやすかったような気がします。
ホームセンターの店員・恵理の若さあふれる行動や言動に元気をもらい、その母親・ゆり子とも関わり合い、愛犬ロクと出会い無償の愛を教えられ、岳夫は人生で様々な選択をしながら、凝り固まった考えが解けていくように、今の自分を受け入れられるようになっていきます。失踪した父親がどう暮らして、それが今の岳夫にどう関わっているのかというあたりは、かなりドラマティックでした。軽井沢の自然や、人の優しさ、愛犬ロクとの別れを通して、私自身、穏やかな気持ちになりました。
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生揚げ醤油らーめん@らーめん雅楽

2014-08-12 07:42:46 | おそとでごはん
台風せまりくる土曜日、一度行ってみたいと思っていたラーメン屋さんへ行ってきました
雨が降る可能性があるので、もちろん車は出してもらえません

後ろから歩いてきた父子に、お店に入る手前で追い抜かれたと思ったら、その父子も私たちが目指すらーめん屋さんへ!

なかなかメニューが決まらないらしく、だいぶ待たされました‥

きれいでおしゃれな店内  夫君は落ち着かないようです
お水のコップもおしゃれな小さいタイプで、お替わりを何度もするのがちょっとめんどうぅぅぅ
店内は活気があり、11時半オープン直後に行ったら、ほぼ満席。
厨房の女性がはきはきとしていて、気持ちがいいです。厨房の男性は黙々とラーメンを作ってます。フロアスタッフさんは優しい雰囲気。

「写真撮ってもいいですか?」と聞いたら、3人から「どうぞ!」のお返事。
一番大きい声は厨房の女性でした。ちなみに質問はフロアスタッフさんに向けてしたんですけどね。


 
私:生揚げ醤油らーめん 750  夫君:みそらーめん 800 @らーめん雅楽

私の醤油らーめん、第一印象は脂が多い  脂の層がはっきり見えます。
何せ脂に弱いお年頃、やばいかもと思いつつ、スープと脂をなじませてからひとくち。 おいしっ
とてもすっきりしたスープで、私好み  ごくごく飲めちゃう感じ。
ちょっとスープの量が少ないような気がしましたが‥ 最初にごくごく飲み過ぎたせいかも
チャーシューは薄いけど、脂身はなくしっかりしたかみごたえがあります。
すんごく薄く切られた白ネギが繊細でいいなぁ。
おもしろいのがメンマ。穂先メンマっていうのかな、長ーい1本で、柔らかくて優しい味付けがしてありました。
麺は細麺、ちょっと柔らかくなるのが早いような!?  私が食べるのが遅いせいかもしれません。


夫君のみそらーめんをひとくち味見。出汁の後に味噌がくる、そんなマイルドな感じ。麺は太麺、これ好み~
麺もチャーシューも器の形も醤油らーめんとはちがいました。


夫君は醤油らーめんのほうがおいしいと思ったようです。みそらーめんはもっとこってりジャンキーな感じがお好みなようで
私は醤油らーめんはとても好みのラーメンで、みそらーめんもおいしいと思ったので、今度はみそらーめん1杯ちゃんと食べてみたいと思ってます


あっ、ベランダに蝉が落ちてきたっ! ひっくり返ってる!! あぁどうしようーーー!!!
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