艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

ダーク・サイドに堕ちる(ただの脱輪)

2007年07月26日 22時46分47秒 | 個人日誌
 まぁ、運転は下手なんです。
 思い返せば最近では保土ヶ谷区あたりで左折時にホイールとボディ下をハードな擦りを披露し、一昨年はサザンを歌いながら完全によそ見してバンパーがくしゃくしゃになり、10年以上前にはローソンでインロック。

 下手というか、鈍いのです。けっこう自分でも自覚してる。

 今日も夕方、そろそろ会社に戻ってつまらない仕事とつまらない電話をかけて、ただ時間が過ぎるのを待とうなんていう、気分も下がり目なカンジで社用車を運転していました。
 物件調査して、さて車を出そうとバックでUターンしようとしたその時、ガクン!イキナリ車体が沈む感覚が。「なになに?!どこ!?今のなんなのさ!」
 すぐに車を降りて見回す。


 お客さまのアパートの駐車場なんだけど、この駐車場へと登る何段かの階段に左の前輪が落ちている。「あ~、もう!」
 ギアをバックに入れてアクセル吹かすけど車は動かない。Dに入れても動かない。
 (「ラフォージュなんとかならないか?」「無理ですね、完全に左舷のスタビライザーにパワーがいってません。非常用パワーもオフライン!」「艦長!このままではボーグに集中砲火を浴びてしまいます!」)
 当然普通に前輪駆動の車なんだけど、片方が地面に噛まないだけで車って動かないものですね。参ったな~。


 斜めってます。

 恥ずかしいけど、会社に電話して助けを呼ばなければならない。
 管理部の女性に電話をする。「じゃあ、今から行きます。何人かいればなんとかなるかもしれません」「自分でやっといてなんだけど、何人いてもなんともならないと思うよ。つーか雨降ってきたし」「え~マジですかー」

 しばらく本を読みながら待つと、この女性と最近入社した男の人がやってきた。「あ~、これはJAF呼ばないと無理ですね」「悪いね、わざわざ来てもらって」

 この女性は会社の人と今年結婚をして、僕が今住んでいるアパートの裏のアパートに住んでいるので、休みの日なんかでも近くのスーパーなんかで毎週のように顔を合わせる。人見知りな僕なので、この人とも旦那さんともあまり喋ったことはないが、二人でいるとこに会うと「うむうむ、いいカップルだ」となんとなくホンワリしてしまう。

 最近入社した男の人は、僕より若いので「おい!先生よ~!クリアファイルはどこにあんの?」「なんで先生なんですかw」と大変突っ込み易い。
 「今度飲みに行こうぜ」とよく話すのだけど、未だ飲みには行ってない。
 (どうして俺は男相手なら簡単に話できるのに、女性には奥手なんだろう。たぶん男にはどう思われてもいいけど、女性には嫌われたくない~なんてビクビクしてしまうからなのだろう)

 JAFが到着するまで時間がかかりそうなので、ご近所さんの女性には先に会社に戻ってもらった。すでに残業の時間帯だったし、悪いもんね。

 残った男二人でツラーっとタバコ吹かしながら、会社ってよ~仕事ってよ~とお互い話をして時間をつぶす。

 JAFの人がやってきて、手際良くジャッキ上げしたり、そのジャッキをかましながらこっちからジャッキあげして鉄板みたいのをかますのを見て、「いや~プロはすごいね~」と完全に野次馬状態。そもそも俺のせいなんだけどね。
 「このくらいなんてことないですよ。さっきタクシー引き上げてきたんですけど、そのタクシーなんか神社の階段からダダダダ!って完全に落ちてましたからね~」というJAFさんに「さすがっすね~」と、どうでもいい相槌。

 オチはないけど、こんなもので。救助を待ってる間にヒマで写真撮ったので、それをアップしたくて書いただけだから。