艦長日誌 補足(仮) 

タイトルは仮。そのときに思ったことを飲みながら書いたブログです。

浅草で飲もう! 後編

2008年03月20日 23時03分46秒 | 個人日誌
 まぁそんなわけで、show先生と飲むために浅草までおでかけしました。

 よく思い返してみると、浅草に行くときはいつも車だったから電車に乗ってゴトゴトと揺られてると、遠いよね。
 車だと当然飲めないので寂しい思いもしましたが、今日は飲めるな~なんて考えてた時点ですでに酔っ払うの確定してるんだよね。
 東海道線で50分ほどの新橋で降りて、都営浅草線だかで向かう。待ち時間も含めると到着まで1時間半ほどかな。

 暖かくなって出かけると、いつも困るのが手荷物。なるべく身軽でいたいので、歩くときは何も持っていたくないんだよね。ああ、だからいつまでも独り身なのか…ってシジマくん、いや、それは関係ないでしょ。
 カバンなんかもできれば持ちたくない。
 ところが、普段必ず携帯しているものを鑑みると、まず部屋の鍵。財布。携帯電話(それでも休みの日なんかに近くのスーパーに行くときは持っていかないこともあるかな)、タバコとライター(これも必ずではないな)、ポケットティッシュ。電話とタバコはなくても「まぁ、いっか」くらいだけどポケットティッシュがないと半狂乱になります。「鼻がかめない!」

 おかげさまで花粉症はナイ。ただ年から年中ってくらい鼻炎気味で。特にからだの調子が悪いとき、風邪の引き始めや二日酔い、疲れてくると鼻からきます。
 花粉症のひとって大変そうだよね。マスクしたり薬飲んだり。あ!目出し帽とかいいんじゃない?ダメか。出てるもんな、目が。

 というわけで、春物も服を着るようになるとポケットが少なくなるので困るのです。ちょっとした肩掛けカバンでもあればいいのだけど。たま~に買い物に行くとそれとなく覗くのですが、これってのがないんだよな~。
 よね3が忘年会に持っていた大きなカバンとか、浅草でお会いしたときのじゅさんの小さなカバン(あれはカバンではないかな?)とかはかっこいいと思いました。なんかそれぞれの服装と、雰囲気に合っていて、言葉にはしませんでしたが「さすが」と思いました。

 腰のベルトあたりからチョロっと下げるようなポーチっぽいのあるじゃあないですか?(それにしても僕ってホント語彙が乏しいな)
 昔はあれがお気に入りで、ジーパンの左腰にぶら下げていた。携帯や財布なんかいれるのにちょうどいいんだよね。反対の腰にはカラビナつけて十徳ナイフとか。
 最近は見なくなったけど、あのカラビナつけてじゃらじゃらしているのは、たぶん僕が流行の走りだったと思ってます。うそ。

 手ブラが好き。いや、そっちの手ブラじゃあないよ。それも好きだけど。ぼんよよ~ん。

 傘なんかも、なるべく持ちたくないところ。あてにならない天気予報はおいといても、空模様が怪しいときには是非もない。濡れるのはもっとキライなので。

 雷門でshow先生と会い「うなぎを食べよう」ということで歩く。浅草の街は何度か歩いたこともあって、東京という場所では僕の中では他よりも知っている程度でもありますが、こう歩いていると右も左もわかりません。
 残念ながら目当てのお店は休みだったので、普通の酒屋みたい佇まいな飲み屋で二、三品のつまみをいただきながら飲む。
 showさん曰く「ここは日本酒がうまいよ」「じゃあいっちゃおかな」。
 普段はビールを5杯ほどいただかないと日本酒へ切り替えないのだけど、二杯目から日本酒へ。うむ、これは飲み安居。なんつーか香りがフルーティー。

 酒を交わしながら話す内容は、どうにもこうにも思いつくまま。なに話したかな…?今の首相は影が薄いとか、政治家が料亭で飲むってどんなもんなんだとか、最近のサッカーから始まってスポーツの話。やっぱりイチローはすごいとか、バレーボールの中継は作りすぎとか、競艇って意味わからないとか、そんなあたり。

 一軒目の到着する頃から雨が降り出していたのですが、日本酒もいいだけ飲んだし、店を変えようってことで喜美松というお店へ。
 有名なお店らしいです。到着したときには、まだ開店前だったが「いいですか?」と尋ねると店員さんは快く中へ請じ入れてくれた。
 このお店はなにがおいしいんだろう?初めて来た僕はわからない。こういうときはshowさんに任せて注文するのが正解。

 しょんで、でてきたのは生肉。

 (写真は「浅草文庫亭」より)
レバ刺しにはやはりごま油だな~とか言いながら飲む。

 ここでも一杯目はビールで、そのあとは日本酒。
 日本酒の怖いところはさ~、「うまいうまい」とか言いながらカパカパ飲んでいると、突然ガクーンってくるんだよね。さっきまでほろ酔い感があって気持ちよかったんだけど、イキナリからだが動かなくなるというか、顔を上げていられなくなって、ゆっくり前後に揺れだす。

 このあたりでよね3に電話をしたのはもちろん覚えています。イキナリ電話なんかしてすみませんでした。

 トイレでかる~く揺れているとshow先生の「すみませ~ん、日本酒もう一本!あと皮をタレで」という元気のいい声が聞こえてきた。
 目も開けていられないくらいにフラフラになった僕は「帰りませんか?」と切り出す。いてもたってもいられないけど動けない。

 店を出てからもラーメン食べていこう、牛丼食べていこうというshowさんの声に「無理、吐く」とひたすら歩を進めるだけ。せっかくお誘いいただいたのに悪いね。
 で、showさんに駅まで送ってもらったけど「どこ?ここ」。

 今日になって携帯の履歴から察するに、田原町ってとこから電車に乗ったらしい。ここからなにをどう乗り継いだのか、気がつくと東京駅だった。品川か新橋か東京で降りれば帰りの電車に乗れることだけは頭に刷り込まれているので、とりあえず降りる。
 もうそのあとはしゃがんだままですよ。平日の帰宅時間と重なったので車内は混んでいて、しかも傘も持っているわで、ワープとかできないかな、ホントに。
 吐きたい気持ちはあったけど、耐える。大人ですから。もしここでかわいい女のコが隣で優しく介抱してくれたなら…一生を捧げるかもな。困るだろうけど。

 途中で下車してベンチで小休止したいところだけど、それなら部屋まで無理矢理でも辿り着いたほうがきっと楽だ…と考える。
 こんな姿は後輩には見せられ…見せまくってるな~。三回に一回は見せてるな。そりゃあ後輩もこんな先輩に対して失敬にもなりますわ。

 早めに寝たおかげで朝には酔いも覚めましたが、さすがに今日はお酒を飲まないことにしました。
 ところが仕事を終えて帰ってくると、飲んでしまう。あの決意はどこに?あんなに具合悪くなるならしばらく控えようって本気で思うんだけどね。
 ものすごい風と、雨も一日中降っていて、服もびちょびちょでイヤんなったけど、「帰ったらぬくぬくした部屋で本でも静かに読みながら飲もう」って思いませんか?いや、思うさ。

 お酒を飲まないとさ、夜なにしていいかわからない。