「お嬢さん」レポ 番外編 “夜のタンゴ”

初日のお話。

二部の冒頭の安楽満センセイが描かれたマンガ『恋に乾杯』の場面で、某国の王女さまに扮したみかんちゃんの長ゼリフがあるのですが（その前に出て来る某国の伯爵に扮したすわさんサイコー）バックに流れるタンゴのリズム
「え～聴いたことあるジュリーがACTで歌われていた…
そうだあの超絶カッコイイ『ACT　Boris Vian』で歌われた曲“夜のタンゴ”だ
ギャージュリー歌って～」
本当に土下座して歌って頂けるなら床に頭がめり込むほど土下座したい気分でしたが、私なんかが土下座したってどうなるものでもなく

正直、初日はみかんちゃんの台詞が全然頭に入って来ませんでした
まぁ何度か観るうちに少しは冷静になって来ましたが

「ACT」では、ジュリーも数多く日本語詞を手掛けていらっしゃいます(勿論“夜のタンゴ”の日本語詞もジュリー)が、実に才気走っていて圧倒されます
このまま歌われる機会がないのは本当にもったいない
「ACT シリーズ」や「A SAINT IN THE NIGHT」のような曲を、今のお声で聴いてみたいものです


今日のCD：「BORIS VIAN JACT 002」1990