ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

第12日 バッハラッハ Bachrach

2015-07-17 20:26:33 | Mosel モーゼル
7月5日 晴れ 26.6~38.9℃ 

Koblenz-Boppard-St.Goar-Bachrach

走行:50.0Km 累積距離:277.1Km 平均時速:11.4Km/h 登坂積算/日:ーm 標高最高:ーm
宿:ユースホステル Jugendherberge Burg Stahleck 54ユーロ/2人

朝9時の始発フェリーでライン川の左岸に渡り、ライン川自転車道をマインツに向け出発しました。

モーゼル川自転車道は全て舗装されていましたが、コブレンツの南には未舗装の林の中の道もあります。


川沿いの道は車も鉄道も見えずライン川だけ見えます。


ボッパルト手前ではブドウ畑があり、車道と鉄道が並んでいます。自転車旅行する人と多くすれ違います。


ライン川のコブレンツからビンゲンまでの65Kmはドイツの世界遺産の一つであり多くの古城があり、ボッパルトから少し走るとネズミ城が対岸に見えました。


12時45分、喉が渇いたのでザンクトゴアーのレストランでネコ城を見ながらノンアルコールのビールを飲みました。


ローレライを越え、オーバーヴェセルを越えて目的地のバッハラッハを目指しました。




プファルツ城では通り合わせたチャリダーが二人の写真を撮ってくれました。


3時にバッハラッハに到着。川沿いの自転車道から車道と鉄道のガード下を潜り城門を抜けると中世の佇まいの町並みがありました。




宿は丘の上なのでケパブを食べて腹ごしらえしました。アルコール度を下げたラトラーはビールとスプライトを混ぜるのが一般的ですが、コーラを混ぜたものもあります。フランクフルトの知合いのチャリダーから「汚いやつ1杯」(Schmutzig!)と言うのがキザな注文の仕方と聞いたことがありますが、瓶でコーラ割りがあるなんて知らなかった。




今日の宿は12世紀に作られたシュターレック城。現在ユースホステルになっていて出発前にメール予約してありました。坂が厳しいので丘の上まで1キロあまりを押し歩きしました。




ライン川が見下ろせる絶好のロケーションの古城。受付の左の3階の部屋で3人部屋を2人使い。シャワー、トイレ付き、朝食付きで一人27ユーロは安いです。






日本のPanasonic製自転車が置いてあったので持ち主に声をかけると熊本のKさんで7月1~28日ケルンからスイス・オーストリア国境を目指す熟年サイクリストでした。ロードに小型のパニアのみの軽装備。旅の情報を日が暮れるまで情報交換させて頂きました。
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第11日 ケルン(コブレンツ連泊) Köln

2015-07-17 11:35:43 | Mosel モーゼル
7月4日 晴れ 30~34℃ 

Koblenzー列車ーKölnー列車ーKoblenz

走行:0Km 累積距離:227.1Km 平均時速:8.5Km/h 登坂積算/日:0m 標高最高:0m
宿:ホテル Kulturhotel Koblenz 連泊

初めての自転車旅行者に観光旅行も織り交ぜるプランとしたので今日は自転車をホテルに置いて列車でケルン観光へ出かけます。
「ホテル」の朝食は民宿より品数が多くてちょっと豪華です。


朝9時が始発のライン川のフェリーに乗るとホテルが一緒の女性が居たので「どこの出身ですか?」と聞いてみるとアルゼンチンからのプロの歌手マリアさん。母親がイタリア人なのでイタリア語、スペイン語、フランス語と英語が話せると日本語で答えたのでビックリ!磐梯のコンサートに出た事があり日本人の友達も多いと話してくれました。


コブレンツ中央駅からケルンまでカッコイイICEを体験させようとしましたが、ホームに入って来たのはボロイ機関車に引っ張られた旧式の列車でした。


しかも、ボンの駅を出ると、急ブレーキがかかり止ってしまいました。車内アナウンスはドイツ語だけなので止まった理由が解りません。エアコンも無くコンパートメントの部屋は暑くて上の窓を開けて待ちました。30分ほど止まってからやっと動きました。


11;45ケルン中央駅に着き、駅を出ると荘厳なケルン大聖堂です。出張、自転車旅行、パック旅行と今回で4回目のDomです。




ケルンのライン川沿いも芝生やベンチ、木陰があり、ジョギングやサイクリングの人が居て開放的な空間です。


地球の歩き方載っていたジオン(Brauhaus Sion)で特大のロールキャベツ(Kohlroulade mit Speckstrefen)を1つ注文し二人で食べました。勿論ケルシュを飲みながら。




帰りはICEでなくRegionalExpressでコブレンツに戻りましたが、ボンでのトラブルが影響したのか先発のパリ行き列車が40分遅れ、快速も40分ほど遅れて発車しました。
コブレンツに戻ったのがフェリーの最終時間の6時を過ぎていたのでバスで橋を渡ってホテルに戻りました。
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第10日 コブレンツ Koblenz

2015-07-16 22:34:32 | Mosel モーゼル
7月3日 晴れ 26~33.2℃ 

Hatzenportーlöf-KobernGondorf-Winningen-GulsーKoblenz

走行:34.1Km 累積距離:227.1Km 平均時速:8.5Km/h 登坂積算/日:76m 標高最高:110m
宿:ホテル Kulturhotel Koblenz 119ユーロ/2人・2日 N50.21.33.7,E7.36.37.6

モーゼル川終端のコブレンツでは予約した宿のチェックインが午後6時からなのでスローペースで進むことにしました。朝食は8時。オーナーシェフと写真を撮り、宿の裏の屋根が付いた駐輪場から自転車を取り出して9時前にハッツェンポルトを出発しました。






川幅が広くなりキャンプ場が無くなりますが、のんびりした雰囲気のモーゼル自転車道を走ります。


スーパーが道路沿いにあったのでトイレを借りて食料品を調達。店の前のベンチで休憩。


コブレンツに近くなると川からも車道からも外れて線路の上のブドウ畑の中を走ります。


左岸から右岸への橋を渡る頃には大きなビルが見えてきて今までの田舎と違って都会の雰囲気になります。


河畔でパンを食べて時間調整しましたが、午後1時にはライン川との合流地点に到着しました。


モーゼル川227Kmの無事完走を祝って川沿いのビアガーデンで乾杯しました。


旧市街を観光していると聖母教会前で生徒のコーラスの声が聴こえました。




夕方5時にホテルがあるライン川の対岸にフェリーで渡りました。


ホテルのすぐ近くにスーパーがあったので、1リットル2.19ユーロのモーゼルワインや果物などを買って6時にチェックインし、部屋で夕食。
気温が上がり、屋根裏部屋に西日が当って扇風機を使いましたが暑い夜でした。


本日の宿:Kulturhotel Koblenzはフェリーを降りると目の前にありますが、6時まで受付が閉まっておりちょっと不便。でも自転車は1階のロビーに置けるし、玄関のロックは数字キーの番号を教えてもらって連泊すれば何時でも開けられます.
ユースホステルは満室で予約できなかったし、booking.comでは安い宿が無かったので出発前にHosteling worldで予約しておきました。

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第9日 ハッツェンポルト Hatzenport

2015-07-16 17:14:11 | Mosel モーゼル
7月2日 晴れ 26~30.5℃ 

Cochem-KlottenーMoselkern-Hatzenport

走行:25.7Km 累積距離:193.0Km 平均時速:9.9Km/h 登坂積算/日:15m 標高最高:104m
宿:ホテルガルニGästehaus Zur Troube 51ユーロ/2人 N50.227960,E7.422575

朝食は8時から10時ですと言われたので8時にお願いしました。食堂の窓からもお城が見えました。


9時前、宿のオジサンと写真を撮って出発しました。


橋を渡って左岸から走り出しました。お城が我々を見送ってくれます。


コッヘムから下流は車道の横を走ることが多くなります。


素人の初めての自転車旅行なので無理せず走る計画を立てていたから11時過ぎには目的地のヘッツェンポルトに着いてしまいました。テラスのテーブルのセッティングをしていたオーナーシェフに「今夜泊まれるか?」と聞くとOKとの返事。部屋を見せて頂いたが、ベッドメイキングなど準備に1時間少しかかるので自転車を置いて散歩でもしていてくれと言われた。


町をブラブラ歩いて川辺に行くと犬を泳がせている親子が居ました。






12時40分ゲストハウスにチェックインしました。レストランの2階の部屋で西日が当ってかなり暑かった。


モーゼル川を泳いでいる人が居たのでバスタオルを持って水浴びに行きました。
4羽の子供連れの白鳥が泳ぐモーゼル川は水が綺麗で程よい冷たさが気持ちいい。
レーパンを水着にはいりましたが、カミさんも体験してみようと自転車服のままモーゼル川浴。すぐ後ろを大きい観光船が通りまし。フェリーの桟橋でもビキニの若い女性やイケメンの男子が飛び込んだり、泳いだりしていました。






英語が話せるシェフにシュニッツェル以外の食べ物が食べてみたいと相談し、肉を注文しましたが、量が多くて食べきれませんでした。




本日のホテル:この町にはホテル2軒、ゲストハウス1軒、民宿4軒があることになっていましたが、ゲストハウスはレストランが下にあり、民宿と同じ価格帯だったので飛び込みで泊まりました。51ユーロ/2人です。Mosel Str.7


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第8日 コッヘム Cochem

2015-07-15 23:30:36 | Mosel モーゼル
7月1日 晴れ 19.2~34.9℃ 

Briedel-Zell-Bullay-Neef-Bremm-Beilstein-Cochem

走行:43.6Km 累積距離:167.3Km 平均時速:11.1Km/h 登坂積算/日:89m 標高最高:123m
宿:民宿Gästehaus Thomas 54ユーロ/2人 N50.143996,E7.171874

朝食は7時半。ドイツ人の家の食堂は花が飾ってあり清潔で片付いています。


本日の予定走行距離も約40Kmであり、慌てる必要が無いので女将と写真を撮り車庫から自転車を出してゆっくり準備し、8時40分に出発しました。




3Kmほど走ったZellの町のロータリーに黒猫が飾ってありました。日本で有名になったラベルに黒猫をデザインしたモーゼルワインの産地の様です。


Bullayでは大きいベンチで休み、河原の鴨に食べ残したパンを撒いて遊ぶなど楽しみながらのサイクリングです。



Bremmのブドウ畑の斜度は70度だそうです。収穫するときどうするんだろう?


自転車道はキャンプ場の横を抜けています。遅い食事をしていたり本を読んでいるキャンパーに「モーゲン」と朝の挨拶をするとニッコリ笑顔で「モーゲン」と返してくれます。とてもフレンドリーな雰囲気です。


メインの自転車道が右岸に変わる橋を通り過ぎてしまったので渡し舟でバイルシュタインに渡りました。




12時で目的地まであと10Km。アイスを食べて一休みしました。ドイツでは何でも大きいですがアイスも大きいです。


コッヘムのお城が自転車道に現れると感動します。

橋を渡った左岸にあるインフォーメーションで民宿を電話予約して頂きました。ここでは契約書を作成せず、予約した家の住所と名前を書いた地図を頂いて民宿を訪ねます。


橋を右岸に渡りお城の真正面の位置する宿に午後2時25分チェックインしました。部屋の窓からまるで額に入れた絵の様にお城が見えます。




手洗いした洗濯物を窓に干して左岸の旧市街を観光。大きいバイクが橋の袂に置いてありました。






夕食は白と黒のヴァイツェンビールとカルボナーラ、マルゲリータです。




宿の戻る橋の上からお城が綺麗に見えますが、部屋の窓から見るお城も綺麗であり、日が暮れてライトアップされるお城を飽きずに眺めていました。



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