ドジ男の自転車旅行

自転車の旅を写真付きで書きます。

チャオプラヤ川ランチ・ショッピング(第3日)

2024-02-29 21:20:34 | バンコクでテニス
第3日(2024年2月16日)
ホテルーUKマンションーRiver Cityー93番バスービッグCラチャダムリーホテルードンムアン空港


7時過ぎに朝食会場へ行く時、エレエベーターの中で若い日本の女性と一緒になったので、昨日夕方来た和歌山大生ですか?と尋ねると1回生ですと答えた。食堂には他にも学生が居たが、私がバイキングの料理を皿に取ってテーブルに戻る時、2人の学生がボーイさんから「どの部屋ですか?」と聞かれているにも関わらず答えずにボォーと立っているのに遭遇した。言われている英語が分からないのだろうと思ってで「部屋番号を聞いているから、言いなさい」と通訳すると同時に何を言うべきか教えてあげた。何とか答えたのでボーイさんは私に向かってニッコリした。日本の女子大生って幼く見えるのはいいが、英語も話せないのかとガッカリした。帰国して調べてみると和歌山大学には「海外体験演習」というプログラムがあり、1回生15名程度が2月中旬から2週間程度カセサート大などに派遣すると書いてあった。自分は大学1回生の春にはネットもスマホも無い時代だったけど、アメリカの石油会社に手紙を書いて道路地図を入手したり商務省に物価などを問合せて友人と2人でロスアンゼルスまで船で渡り自転車で大陸を横断旅行したし、福岡には若い女性が韓国から2人くらいで来て自分の町の様に歩いている。それ比べて、団体で添乗員付きの旅しか出来ないのは情けないと思った。昔はバックパッカーの男も居たが今では殆ど会わない。女性はチャラチャラしてお土産とフォトジェニックな物だけ求めている様に思える、日本の若者はもっと地元の中に溶け込んで文化を学ぶ姿勢が必要なのではないかと思ってしまう。
日本人の団体客が来たからなのか、今日の朝食の品ぞろえは日本人好みの焼飯などがあった。フルーツはドラゴンフルーツが無くなった後はメロンがあった。
 

朝食後、コンビニではアルコールが11時まで買えないので、タニヤのドンキーでバラマキお菓子を買うなどして11時までシーロム周辺を歩いて時間潰しした。11時過ぎにホテルをチェックアウトして、荷物を受け付けに預けた。コンビニへ行って差し入れのビールを買い、Yさんが住むUKマンションを訪ねた。フルーツ好きのYさんは冷蔵庫から熟したマンゴーを出して食べさせてくれた。カミさんが「食べたこと無い」という竜眼も味見させて貰えた。
 

お昼はチャオプラヤ川沿いのレストランで食事しようとサムヤーンまで行って5分ほどバスを待ちましたが、来ないのでタクシーを捕まえて「リバーシティー」へ行きました。Yさんは凄く気が利く人で、私が「長期滞在者の様に観光地を忙しく回るだけでなくて、チャオプラヤ川の川沿いレストランで川の風に吹かれてぼんやり川を見るようなことがしてみたい」と言っていた事を実現させてくれようと考えてくれた様です。夕方なら長袖シャツを着ないと寒いこともあると聞いた事がありましたが、この日は気温33℃で暑かったから川辺の席でなくエアコンが効いた室内で食事しました。

私はガパオライスを注文し、カミさんとYさんはオムレツを食べました。どちらもスープ・サラダ付きで120バーツ。日本円で480円です。日本の半額??エアコンが無いシーロムの外れの食堂なら見栄えは良くないけれど、40~60バーツで食べることができます。北海道で冬の暖房の為の灯油代でタイまでの飛行機代は十分に支払えるし、1か月のマンションの部屋代が4万円で食費が日本の半分なら、生活費を節約するために冬季は日本に居るよりバンコクに滞在する方が賢明な暮らし方なのかも知れないと思います。


食事の後は行き慣れたスーパーのビッグCラチャダムリで買い物をしたかったので、Yさんがバス停のオジサンに、「どのバスで行けばよいか」尋ねてくれました。「乗換え無しでダイレクトに行くバスがある。93番バスで、この先に停まっている」と教えてくれました。Yさんは以前このオジサンに、シーロム行きのバスを尋ねた時、手持ちの小銭を確認すると5バーツと1バーツコインが3個しか無かった。それを見たオジサンは3バーツを手から取り、5バーツコインを手に乗せてくれて「10バーツあれば、8バーツのバスが来ても、10バーツのバスが来ても乗って帰れるよ」と粋な計らいをしてくれたそうです。観光客の日本人を騙す悪い人も居ますが、タイ人って優しい人も多い。Yさんは今日93番のバスを初めて知ったそうですが、帰国後23-24年版の「地球の歩き方」を見ると、93番バスが少ない路線の中から選ばれて掲載されていました。8バーツの赤バスは古くて床は木でできていて勿論エアコンはありませんが運転手の運転技術は最高で、タクシーを追い抜きグングン走ってくれます。


バスはチュラロンコン大の前を通り、MBKを左折して大きく迂回して北に向かい、運河を越え、ペチャブリ通りを東に走りました。パラディアムワールドショッピングで降りました。ナイトマーケットがあった広場は更地となって工事中であり、塀に囲まれていました。角のマクドナルドでアイスを食べようと行ってみると、マックの手前に15バーツのアイス店MIXUEが出来ていたので、昨夜の中華街を含めて3回目のアイス・・でなくて冷えた紅茶(20バーツ)をMIXUEで飲みました。


ビルの中で、ドライマンゴー6袋がシーロムのスーパーより90バーツ安く売っていたので、お土産として買いました。、ピンクのカオマンガイの店の横を抜けて運河を越え、両替のスーパーリッチに寄ってYさんが両替しました。カミさんも土産代が足りなくなったと、5000円を両替しました。1195THBになりました。1バーツは4.18円です。この両替商では飴玉と、小さいペットボトルの水が無料で貰えます。ビッグCは相変わらずの混雑ぶりで中国人の爆買いに釣られてお菓子やドライマンゴー、海苔、缶ビールなどを買いました。フードコートで休憩しましたが、お腹は減っていなかったので、飲み食いせずにホテルに戻る事にしました。


エラワン祠は2階の通路から見ただけで、ラチャダムリ通りの交通渋滞を避ける為にラマ1生通りを西に走るタクシーを捕まえることになりました。Yさんが空車を止めると、運ちゃんは「200バーツ」と言うので「高い!」と断ると150バーツに下げると言うけど、Yさんはそんな運ちゃんを無視して次の空車を停めて価格交渉。「150バーツ!」というタクシーも断り、100バーツのタクシーに3人で乗りましたが、メーターが倒れていなかった。「それなら降りる」と言ってメーターで走ってもらいながらYさんは運ちゃんと世間話をしていた。運賃の相場、時間帯による混雑場所、地理と十分なタイ語の能力がないとタクシーには乗れない思います。混雑した道路を接触スレスレの運転で56スラウォンホテルまで戻れました。毎度思う事ですがYさんのタイ語の能力は大したものです。


ホテルに預けてあったスーツケースなどを受け取り、ロビーでスーツケースを開けて、買った土産を押し込みました。夕飯をここで食べるか、又は空港で食べるか、飛行機のチェックインまでの過ごし方をYさんは3パターンで提案してくれました。まだ食欲が湧かなかったので、早めに空港へ行く事にしました。到着した夜以来、夕飯、次の日のテニスとマッサージと中華街、そして今日の寛げる昼食と土産物を買う為のショッピング。その間、2回の彼のマンションでの休憩。滞在中、付きっ切りで案内してもらったからホテルでお別れのつもりでしたが、親切なYさんは土産で重くなったカバンを持ってMRTのサムヤーンまで送ってくれました。


バンスー駅でMRTから改札を出る時、カミさんのシニアカードをタッチしてもゲートが開かないトラブルがあって「チャージした金が無くなったのか?」と思いましたが、先に改札を出た私がカミさんのカードを改札ごしに受け取って係員の人に渡すと、磁器不良だった様で、無事改札を出る事が出来ました。時間に十分なゆとりを持っていないと、何が起こるか分からない。来る時に利用したレッドラインに乗って簡単にドンムアン駅に着きました。
 

国際線ターミナルまでの長い通路の途中にある地元の食堂があったので、腹が減ればそこで食べるのもいいなあと思っていましたが、既に閉店していました。エアアジアのカウンターに着いて、聞いてみると「午後10時から(10分後)チェックインが可能」と教えてくれました。eチケット無しでパスポートだけでチェックインできるとHISからメールで知らされていましたが、「本当かな?」と疑問の思っていました。でも全く簡単にパスポートを提示するだけで搭乗手続きができました。空港内のレストランを探すより、出国を済ませてラウンジで食事する事にしました。

チェックインから20分後には出国、セキュリティーを抜けて、プライオリティーパスで入れる「ミラクルラウンジ」に入っていました。
ドンムアンのこのラウンジは6年前にカミさんとカンボジアのアンコールワットを見る旅をした時に利用したことがあり、マッサージをしてくれる叔母さんが居る、超VIPの豪華なラウンジのイメージでしたが、今回はずいぶん殺風景な雰囲気に思えました。
 

それでも、搭乗時間前まで、食べ物や飲み物は充実していたので、しっかり飲み食いしました。



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