同窓会ということで、
金沢に一泊二日で来ています。
その初日には加賀市の
百名山記念館に行った後、
午後には金沢の兼六園に来ています。
車って便利ですねえ。
この公園は日本の桜名所100選の一つで、
桜がちょうど満開で
なんともまあ多くの観光客で
あふれかえっている状態です。
実は昔行きなれたこの公園に
改めて来たのには、
目的が色々とあったからです。
その一つが、兼六園の
東のはしにある展望台です。
兼六園は昔は無料で入り放題の公園でした。
なのでdoironの通学路だったのです。
その公園を通るときに、
その展望台は自分の下宿が見えるところでした。
いや下宿というより、
浅野川沿いの金沢の街が
全部見える眺めのいいところでした。
当時は人もパラパラといる程度の
公園でしたので、ゆっくりと
時間を過ごしました。
展望台にある木の簡単なベンチに腰掛け、
景色を眺めながら
「この大学で学んだことを、
この社会にどんな風に生かしていくのかなあ」
なんて考えていたことを思い出します。
まだまだ自分の確かな夢なども
持っていなかったころです。
今回はそのベンチにぜひ腰かけて
「お前の人生はこんなだったぞ」
と昔の自分に言ってあげたいなあ
と思っていました。
「そしてもう今はいろんな楽しい友達に囲まれて、
穏やかに過ごす毎日だぞ」
って言ってやるのです。
ところがねえ、昔眺めが
とてもよかった展望台も、
ベンチの前にはえている植物が
大きくなっていて、
展望が半分くらいになっていましたね。
でもまあいいんです。
50年の時を経て、
同じ場所で人生を振り返るなんて
なんともまあいい時間を過ごすことができて、
とっても幸せなひとときでした。
この公園に来たもう一つの目的は、
あの徽軫(ことじ)灯篭のある霞が池に
かかる橋を渡ることです。
実はこの灯篭は昭和53年に
建て替えられた灯篭です。
ほぼdoironが社会に出たころと
同じ年齢です。
霞が池にかかる橋ですが、
人生は霞んではいません。
やっと人生の多くをすっかり終えて
会いに来たよと言ってやるのです。
しかしここは渡ろうとすると、
外人がいっぱいいましたね。
もう全く何の思い出もないのに、
情緒的に酔ってるdoironの
邪魔をしないでって感じでしたな。
目的はまだありますが、
次は「兼六園菊桜」という桜を捜すこと。
この公園は桜がとても豊富で
公園名が品種の名前になった
こんな名前の桜もあるのです。
根上松(ねあがりまつ)という
株をやってる人がお詣りするという
松の近くにその桜がありました。
花はないですねえ。
もう1か月ほど後に赤い花が
大量に咲くそうです。
次回来るときはその桜の時期かなあ。
他にも「兼六園熊谷」なんていう
品種もあるそうで、ここ兼六園が
昔からの桜の名所であることがよくわかります。
どんどんと目的は達成されてゆきますよ。
今度は慰霊碑の一つである
ヤマトタケルの像です。
この像には鳩が寄り付かない
という話があったので、
金沢大の名誉教授がその金属を
見つけたというのが、
何とイグノーベル賞をいただいた
といういわくのある像です。
歩いてやっと見つけたのがこの像。
立派な慰霊像でした。
さあ、あとは日本最古の噴水を捜しましょう。
続く
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