ハブ ア ナイス doi!その2

2024年。今年はどんな年になるかなあ。とりあえずしっかり遊ぼう。
日々のこと、つらつらと書きます。

ランニングの思い出を求めて1

2024-01-30 21:00:34 | スポーツ

今シーズンは陸上競技の新記録を
いくつか見かけました。

まずは男子の10000m。
これは昨年12月の日本選手権で
生まれた記録です。
出したのは塩尻和也。
タイムは27分09秒80で
かつての日本記録を10秒近く上回りました。

このタイムをもう少し
わかりやすくいうと100mを
16秒3程度で走る速さなんです。
すごいペースやね。
ただまあ世界記録から見れば
約1分遅いけどね。

そしてもう一つが、女子のマラソン記録ですね。

大阪で前田穂南が歴代日本記録を
13秒上回って初めて2時間18分台の
新記録を作りました。

20キロ過ぎのスパートは早いかなと
思ったのですが、持ちこたえましたね。
とてもきれいな走りでした。

これらの記録と自分の記録を比べてみますと、
10000mでは11分。
マラソン記録では18分違います。
これらと比べることも
大して意味はないのですが、
自分のその時の走りと比べたら
どんなにすごい記録なのかを
実感するわけです。

でその時にふと一つだけ
思い出したことがあります。

今日のブログのテーマはその辺なのです。

自分の10kmの記録は平成5年10月31日
貝塚で出した38分10秒なのですが、
実はもう一つ幻となった記録があります。
それが吹田の千里南公園で行われた
大会で出した37分03秒という記録です。

この時はとても体が軽く、
前半はかなりのスピードで飛ばしていました。
まだ走り始めて自分のペースが
よくわかっていない時でしたけどね。
それに距離表示もなかったのでスピードを
図ることもできませんでした。
でも周りにはあまり人もおらず、
かなり前方やな快調だぞと思っていたのです。

このままいけば自己記録が出るぞと、
かなり気合を入れて走っていました。
後半なんかは走りながら
「はあ、はあ」と声を出して走っていましたね。

途中大きな道路を横切るときは、
なんと信号待ちもありました。
どひゃーと走っていくと
前の信号が赤です。

数人そこで止まっています。

一瞬立ち止まったのですが、
2秒くらいで制限が説かれたので、
息も整えずドヒャドヒャーと
大声出して走ってゆきました。

10月だったので枯葉を巻き上げるほど、
みさかいなく走ってゴールし、
時計を見たら37分03秒。
自分でも驚きのタイムです。

周りの人は少なかったし、
かなり前方で走っている感じでした。
声も発しながら全力で走ったので、
これはやったあと思ったのです。

しかしなあ、息も整えて冷静に考えると、
この時はまだ38分後半のタイムしか
出せていない時だったので、
もう少しで36分台という
こんな自己記録が簡単に出るのかと
真面目なdoironの心の中では、
疑心暗鬼の風が吹き荒れるのでありました。

それに一緒に行った友達も
1分くらい記録更新だったので、
これはもしかしたら距離が
短かったのかもしれないという
感じがめらめらと襲い掛かって来るのです。

結局チームの代表の方に話をすると

「じゃあ、これは参考記録やな」

という扱いになりました。
まあ、そのうちこのタイムも
出るやろという気持ちで、
しゃあないなと飲み込んだのであります。

でもやっぱり出せなかったですね。

そんなにがい思い出があったので、
先日久し振りに、その大会が
行われた吹田の千里南公園に
行ってみたのです。

日本記録発生を見ていて
刺激されたわけですね。

続く


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